2026年10月17日16時、水戸信用金庫スタジアムで水戸ホーリーホックと浦和レッズが対戦します。toto第1663回ではNo.7のカードです。
僕の最終予想は浦和勝ちを最上位に置きます。
ただし、この試合を「戦力差があるから浦和」で終わらせるつもりはありません。正式な1・0・2予想は、水戸勝ち34.01%、引き分け25.75%、浦和勝ち40.25%。1位の浦和と2位の水戸の差はわずか6.24ポイントです。
つまり、浦和が一番上ではある。でも、簡単に「2だけ」と言える試合ではない。
今回もっとも気になるのは、浦和の攻撃力そのものではありません。
浦和の高い位置からのプレスを、水戸がどう外すか。
ここです。
浦和は高い位置でボールを奪う形が強く、右サイドから押し込む力もあります。一方で、その圧力を一度外されて低い位置まで戻された時の守備には、数字上かなり大きな弱さが出ています。
水戸がその裏へ何度出られるか。逆に浦和が水戸を自陣に閉じ込め続けられるか。
この攻防が、試合の景色を大きく変えそうです。
試合情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対戦 | 水戸ホーリーホック vs 浦和レッズ |
| 大会 | 2026/27 明治安田J1リーグ 第10節 |
| 日時 | 2026年10月17日(土)16:00 |
| 会場 | 水戸信用金庫スタジアム |
| toto | 第1663回 No.7 |
| 水戸の順位 | 13位、2勝3分4敗 |
| 浦和の順位 | 11位、4勝0分5敗 |
| ネット販売締切 | 10月17日 12:50 |
| くじ売り場締切 | 10月17日 12:00 |
| 取扱コンビニ締切 | 10月17日 11:30 |
両チームを一言で表すなら
水戸は「組織で耐えて、奪った後に縦へ出るチーム」
水戸は2025年J2王者としてJ1へ上がり、樹森大介監督の4-4-2を継続しています。
今季9試合は2勝3分4敗、12得点13失点。派手に押し込むタイプではありませんが、自陣からつなぐ形、前から追う形、低い4-4で耐える形を使い分けています。
特徴的なのは、自陣ポゼッション指数60、ハイプレス63、ローブロック62という組み合わせです。
ずっと前から行くわけでも、ずっと引くわけでもない。前で取れなければ戻り、奪ったら前線へ速く出る。
ただし最大の得点源だった渡邉新太が負傷。リーグ12得点のうち5得点、実に**41.7%**を一人で取っていました。この穴をどう埋めるかは大きなテーマです。
浦和は「高い位置から圧力を掛け、右から前進するチーム」
浦和は曺貴裁監督の新体制で、基本形は4-1-2-3。3-4-2-1も使っています。
9試合で4勝0分5敗、16得点21失点。数字だけ見るとかなり振れ幅があります。
攻撃では右サイド攻撃指数67、ショートカウンター61。守備ではハイプレス69、ミドルプレス65、カウンタープレス58と、前から中盤にかけて圧力を掛け続ける特徴がかなりはっきり出ています。
金子拓郎、山根視来、マテウス サヴィオを絡めた右サイドからの前進は、この試合の最大の武器です。
勝敗を分ける最大の論点は「浦和のプレスを水戸が外せるか」
浦和の高い位置の守備は、単なるイメージではなく数字でも強いです。
高い位置にブロックを作った時の攻撃権獲得率は78.8%でリーグ4位。被シュート率は3.8%で7位。水戸が後方から丁寧につなごうとすれば、浦和がかなり嫌な相手になる可能性があります。
水戸は自陣からボールを持つ指数が60。仙波大志を経由して前進し、SBやSH、前線へつなぐ形があります。
つまり、水戸の得意な前進方法と浦和の得意な守備方法が正面からぶつかります。
浦和が最初のパスコースを消し、水戸を自陣へ閉じ込められれば、僕はかなり浦和寄りの試合になると見ています。
でも、ここには大きな裏があります。
浦和は高い位置では強いのに、低い位置まで押し戻された時の数字が悪い。
ローブロック時の攻撃権獲得率は58.8%で19位。被シュート率は19.1%で18位、さらに被シュート成功率は26.3%で20位です。
前で捕まえている間は強い。そこを越えられると一気に危うくなる。
だからこそ、水戸が何回「一列目を飛ばせるか」が重要になります。
勝敗スイッチ:谷口海斗に最初の出口を作れるか
僕がこの試合の勝敗スイッチにしたいのは、水戸が谷口海斗へ縦につけて、浦和の最初の圧力を飛ばせるかです。
水戸がCBから横、横、SBと回し続けるだけなら、浦和のプレスに飲み込まれる可能性があります。
一方で、谷口へ早めに当てて、そこから加藤千尋が背後へ走る形まで持っていければ話は変わる。
清水戦でも、水戸には谷口から加藤の背後へつなぐような縦に速い攻撃がありました。
浦和が前へ出れば出るほど、その後ろにはSB裏やCB間のスペースができます。
浦和の強みを、そのまま浦和の弱みに変えられるか。
水戸にとっては、ここが一番重要です。
一番危険なミスマッチは「浦和の右 vs 水戸の左」
浦和の右サイド攻撃指数は67。チームの中でもかなり強く出ている数字です。
金子拓郎は攻撃CBP20.83でチームトップ。攻撃CBP全体123.49のうち、金子一人で**16.87%**を占めます。クロスCBP7.07、ドリブルCBP5.02もあり、右から運んで仕掛ける中心です。
そこに山根視来の前進、サヴィオの内側での受けが絡みます。
水戸はSBが前へ出た後の背後、中間帯で相手に前向きを作られた後の後退が弱点として残っています。
浦和が右から水戸左サイドを押し下げ、SBとSHを後ろ向きにさせる時間が増えると、PA内への侵入が増えそうです。
実際、浦和は1試合平均で、
- 30mライン進入37.7回
- PA進入11.9回
- PA内タッチ約23.4回
水戸は、
- 30mライン進入29.7回
- PA進入8.1回
- PA内タッチ約18.6回
です。
浦和の方が、相手ゴールに近い場所までボールを運ぶ量ははっきり多い。
でも浦和の守備は「内容」と「結果」がかなりズレている
この試合で僕が浦和を簡単に固定できない最大の理由がこれです。
浦和の被xGは1.354/試合。9試合換算で約12.19です。
ところが実際の失点は21。
被xGに対して実失点が約8.81点多い。失点÷被xGは1.723です。
これはかなり大きなズレです。
単純に「運が悪かった」と片づけることもできません。
追加で守備位置別に見ると、さきほど触れた通り、低い位置で守った時の被シュート成功率が26.3%で20位。
つまり、高い位置では圧力を掛けられていても、そこを外されてゴール前まで運ばれた時に脆さが出ている可能性があります。
一方、水戸は被xG1.514に対して実失点13。9試合換算の被xG約13.63に対し、実失点は約0.63少ない。
守備の「結果」だけなら、水戸の方が内容値に近く、むしろわずかに抑えています。
3つの試合展開を考える
水戸が先制した場合
この展開は、浦和本命が一番危なくなる世界です。
水戸は今季9試合中5試合で先制しています。先制率は55.6%。
ただし先制後は、
- 勝ち 2/5=40%
- 引き分け 2/5=40%
- 逆転負け 1/5=20%
です。
つまり、水戸は先に取ることはできても、その1点を守り切るのが安定しているわけではありません。
それでも、水戸が先に取れば浦和は前へ出ざるを得ない。金子、山根、サヴィオが高い位置を取るほど、水戸のカウンターの出口も大きくなります。
この時に谷口が収め、加藤が背後へ出られると、2点目まで見えてきます。
水戸勝ちなら、僕は1-0か2-1の形を想像します。
0-0が続いた場合
0-0が続けば、ボールを前へ運ぶ量では浦和が上です。
浦和のポゼッション51.1%、水戸46.8%。PA進入も11.9対8.1。
時間とともに浦和が右サイドやセットプレーを増やす可能性があります。
ただし両チームとも今季の最終0-0は0試合。
水戸は前半0-0が3/9、浦和は1/9ですが、90分まで0-0で終わった試合はありません。
なので「ずっと閉じた0-0」というより、どこかで1点が入り、その後の反応が重要になると見ています。
浦和が先制した場合
この展開が、浦和にとって一番勝ちやすい。
浦和の先制は4/9。先制した4試合は3勝0分1敗、勝率75%。
試合中に1点差リードを持った5試合では4勝。最終勝率80%です。
一方、水戸は先に失点した4試合で、同点まで戻したのが1回だけ。逆転勝ちはありません。
浦和が先に取れば、水戸はSBや中盤を前へ出す必要があります。
そうなると、浦和のショートカウンター61という強みがさらに使いやすくなる。
浦和勝ちなら、0-1か1-2がかなり自然です。
引き分けが残るなら「0-0」より「1-1」
正式予想では引き分けは25.75%で3番手です。
ただ、僕は「0を簡単に消せる」とは考えていません。
一番大きい理由は、水戸の引き分け3試合が全部1-1だからです。
水戸は今季3分。0-0は一度もなく、3試合すべて1-1。
両チームとも「両方が得点した試合」は7/9、**77.8%**です。
さらに、スコア分布で最も出やすい単一スコアも1-1で12.22%。
市場の予想スコアでも1-1が最上位でした。
一方で、浦和は今季9試合で引き分け0。
だから「引き分けが本線」とまでは言いません。
でも、水戸が先制して浦和が追いつく、あるいは浦和が先制して水戸がカウンターで追いつく。そこで2点目が止まる。
この1-1の道筋は十分あります。
予想先発
正式メンバー発表前の予想です。
水戸|4-4-2
| 位置 | 選手 |
|---|---|
| GK | 西川幸之介 |
| DF | 岡本一真 |
| DF | 板倉健太 |
| DF | 家泉怜依 |
| DF | 真瀬拓海 |
| MF | 鳥海芳樹 |
| MF | 仙波大志 |
| MF | ウーゴ |
| MF | 奥村仁 |
| FW | 谷口海斗 |
| FW | 加藤千尋 |
この11人は直近のリーグ清水戦の先発と11/11一致。
10月14日のカップ戦ではこの予想11人が先発に一人も入っておらず、リーグ主力を休ませた形です。
浦和|4-1-2-3
| 位置 | 選手 |
|---|---|
| GK | 西川周作 |
| DF | 林幸多郎 |
| DF | 根本健太 |
| DF | 宮本優太 |
| DF | 山根視来 |
| MF | 瀬古樹 |
| MF | 植木颯 |
| MF | 安居海渡 |
| FW/MF | マテウス サヴィオ |
| FW | 南野遥海 |
| FW/MF | 金子拓郎 |
こちらも直近リーグFC東京戦の先発と11/11一致。
10月14日のカップ戦でこの予想11人のうち先発したのは宮本優太だけ。主力の多くは先発から外れていました。
表面的には両チームとも中2日ですが、リーグ主力の先発負荷はかなり抑えられています。
欠場・負傷で一番大きいのは渡邉新太
水戸で最も大きいのは渡邉新太です。
左膝内側側副靭帯損傷が公式に発表されていて、予想先発にも入っていません。
渡邉はリーグ5得点。13シュートで5得点なので、シュート成功率は38.5%。
水戸のリーグ12得点のうち41.7%を一人で取っていました。
他には、
- 河面旺成:左腓腹筋肉離れ
- 岩﨑博:右脛骨疲労骨折
の負傷情報があります。
浦和については、今回の試合へ直接影響する新たな公式欠場情報は確認できていません。ただし、これは「全員が完全に出場可能」と断定する意味ではありません。正式メンバー発表前です。
疲労は「中2日」だけで判断しない
水戸
直近日程は、
| 日付 | 大会 | 相手 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 10/11 | J1 | 清水 | 1-2 |
| 10/14 | カップ戦 | FC東京 | 1-0 |
| 10/17 | J1 | 浦和 | 今回 |
10月14日は大幅にメンバーを入れ替えました。
予想先発の10月11日の出場時間は、
| 選手 | 10/11 |
|---|---|
| 西川幸之介 | 90分 |
| 岡本一真 | 90分 |
| 板倉健太 | 90分 |
| 家泉怜依 | 90分 |
| 真瀬拓海 | 90分 |
| 鳥海芳樹 | 19分 |
| 仙波大志 | 90分 |
| ウーゴ | 45分 |
| 奥村仁 | 66分 |
| 谷口海斗 | 90分 |
| 加藤千尋 | 85分 |
10月14日の先発には一人も入っていません。
さらに水戸は清水戦、FC東京戦、今回の浦和戦と3試合連続ホーム。長距離移動もありません。
浦和
| 日付 | 大会 | 相手 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 10/7 | 天皇杯 | 大宮 | 3-2 |
| 10/10 | J1 | FC東京 | 0-3 |
| 10/14 | カップ戦 | 横浜FC | 4-0 |
| 10/17 | J1 | 水戸 | 今回 |
試合数は水戸より多いです。
予想先発の10月10日の出場時間は、
| 選手 | 10/10 |
|---|---|
| 西川周作 | 90分 |
| 林幸多郎 | 77分 |
| 根本健太 | 90分 |
| 宮本優太 | 90分 |
| 山根視来 | 90分 |
| 瀬古樹 | 45分 |
| 植木颯 | 73分 |
| 安居海渡 | 73分 |
| マテウス サヴィオ | 90分 |
| 南野遥海 | 24分 |
| 金子拓郎 | 90分 |
この中で10月14日も先発したのは宮本だけです。
10月10日以降はアウェーが続きますが、東京、横浜、水戸という関東圏の移動で、長距離遠征ではありません。
だから僕は、今回の疲労を「浦和だけ大きなマイナス」とは見ていません。
天候は大きな変数になりにくそう
最新の予報では、
- 天気:晴れ
- 最高23℃
- 最低13℃
- 午後の降水確率10%
です。
極端な暑さや寒さはありません。
会場は天然芝。
ただし、キックオフ時の厳密な風向・風速、当日の公式ピッチ状態、主審は確認時点では未確定でした。
3月の直接対戦では強風が試合に影響したので、風だけは当日に見ておきたいポイントです。
市場とtoto人気は、僕の予想より浦和寄り
ここはかなり面白いです。
僕の最終予想は、
- 水戸34.01%
- 引き分け25.75%
- 浦和40.25%
です。
一方、複数のオッズをまとめて余分な上乗せ分を除いた市場集約は、
- 水戸27.02%
- 引き分け28.04%
- 浦和45.08%
でした。
さらにtotoの最新投票率は、
- 水戸21.71%
- 引き分け22.64%
- 浦和55.65%
です。
つまり、浦和が1位という方向は3つとも同じ。
でも、浦和への強さの見方はかなり違います。
| 見方 | 水戸 | 引分 | 浦和 |
|---|---|---|---|
| 僕の最終予想 | 34.01% | 25.75% | 40.25% |
| 市場集約 | 27.02% | 28.04% | 45.08% |
| toto投票率 | 21.71% | 22.64% | 55.65% |
totoでは浦和が55.65%まで買われています。
僕はそこまで浦和に寄せていません。
むしろ水戸勝ちを34.01%残しているのが大きな違いです。
市場では引き分けが水戸勝ちより上ですが、僕の全スコア計算では水戸勝ちが2番手。
このズレは、浦和が押し込んだ後の守備リスクをどこまで重く見るかの違いと考えると分かりやすいです。
市場のオッズを詳しく見る
取得した1X2の16行では、オッズはおおむね、
- 水戸勝ち:3.20~3.59
- 引き分け:3.20~3.50
- 浦和勝ち:1.96~2.10
の範囲でした。
16行すべてで、余分な上乗せ分を除いた1X2評価の1位は浦和でした。
ハンデ市場では、主に浦和 -0.25~-0.5の範囲。
総得点市場は2.5が中心で、16行中14行で2.5未満側のオッズが低く、中央値は、
- 2.5未満:1.825
- 2.5超:1.92
でした。
一方、両チーム得点市場は「両方得点する」側が強く、
- Yes中央値:1.75
- No中央値:1.98
取得した10行すべてでYes側のオッズが低い形でした。
これは、0-0より1-1を意識する市場と考えると、このカードのデータとよく噛み合います。
チーム別得点では、取得できた範囲で、
- 水戸1.5得点:Under側が優勢
- 浦和1.5得点:Under微優勢~Under優勢
でした。
予想スコアの低オッズ上位は、
- 1-1
- 0-1
- 1-2
です。
toto投票率は浦和へさらに動いている
10月16日の早い時間に確認した時点では、
- 水戸22.21%
- 引き分け23.27%
- 浦和54.52%
でした。
その後の最新確認では、
- 水戸21.71%
- 引き分け22.64%
- 浦和55.65%
へ変化。
差分は、
- 水戸 -0.50ポイント
- 引き分け -0.63ポイント
- 浦和 +1.13ポイント
です。
大きな急変ではありませんが、一般の投票は少しずつ浦和へ寄っています。
ここからは調査データ完全版
ここからは、今回の予想に使った試合前データをまとめて載せます。読み飛ばしても予想の結論は分かりますが、数字まで確認したい人向けです。
シーズン主要データ
| 指標 | 水戸 | 浦和 |
|---|---|---|
| 試合数 | 9 | 9 |
| 勝-分-敗 | 2-3-4 | 4-0-5 |
| 得点 | 12 | 16 |
| 失点 | 13 | 21 |
| 平均得点 | 1.33 | 1.78 |
| 平均失点 | 1.44 | 2.33 |
| xG/試合 | 1.211 | 1.322 |
| 被xG/試合 | 1.514 | 1.354 |
| xG差/試合 | -0.303 | -0.032 |
| AGI | 38.5 | 53.6 |
| KAGI | 47.0 | 45.2 |
| シュート/試合 | 11.0 | 13.8 |
| 枠内シュート | 3.3 | 同条件値未取得 |
| 被シュート | 14.8※一部確認 | 13.2 |
| チャンス構築率 | 10.3% | 12.0% |
| ポゼッション | 46.8% | 51.1% |
| 30mライン進入 | 29.7 | 37.7 |
| PA進入 | 8.1 | 11.9 |
| PA内タッチ | 約18.6 | 約23.4 |
| 攻撃回数 | 107.0 | 115.3 |
| 攻撃CBP | 11.99 | 13.72 |
| パスCBP | 9.44 | 10.59 |
| 奪取P | 74.91 | 88.52 |
| 守備P | 16.11 | 14.10 |
| Save系CBP | 0.674 | 0.460 |
xGと実得失点のズレ
水戸
- xG累計:約10.899
- 実得点:12
- 得点-xG:+1.101
- 得点/xG:1.101
- 被xG累計:約13.626
- 実失点:13
- 失点-被xG:-0.626
- 失点/被xG:0.954
浦和
xGとの比較ではオウンゴールを除いた得点14を使用。
- xG累計:約11.898
- 非OG得点:14
- 得点-xG:+2.102
- 得点/xG:1.177
- 被xG累計:約12.186
- 実失点:21
- 失点-被xG:+8.814
- 失点/被xG:1.723
主な得点者
水戸
| 選手 | 得点 |
|---|---|
| 渡邉新太 | 5 |
| 加藤千尋 | 2 |
| 木本恭生 | 2 |
| 鳥海芳樹 | 1 |
| 真瀬拓海 | 1 |
| 内野航太郎 | 1 |
渡邉新太は13シュート5得点、成功率38.5%。現在は負傷情報あり。
浦和
| 選手 | 得点 | xG |
|---|---|---|
| マテウス サヴィオ | 4 | 2.234 |
| 南野遥海 | 4 | 1.380 |
| 渡邊凌磨 | 1 | 1.964 |
| 小森飛絢 | 1 | 1.511 |
| 金子拓郎 | 1 | 0.466 |
| 林幸多郎 | 1 | 0.498 |
| オナイウ阿道 | 1 | 0.428 |
ホーム・アウェー別成績
水戸
| 区分 | 試合 | 勝-分-敗 | 得点 | 失点 |
|---|---|---|---|---|
| ホーム | 5 | 1-2-2 | 7 | 7 |
| アウェー | 4 | 1-1-2 | 5 | 6 |
ホーム平均:1.40得点、1.40失点。
浦和
| 区分 | 試合 | 勝-分-敗 | 得点 | 失点 |
|---|---|---|---|---|
| ホーム | 4 | 2-0-2 | 8 | 9 |
| アウェー | 5 | 2-0-3 | 8 | 12 |
アウェー平均:1.60得点、2.40失点。
H/A別xGは同じ条件で両チーム分を揃えられなかったため、使用していません。
直近5試合
水戸
- 鹿島 4-2 勝ち
- 福岡 1-1 引き分け
- 川崎F 0-1 負け
- 横浜FM 0-2 負け
- 清水 1-2 負け
1勝1分3敗、6得点8失点
対戦相手の順位は6位、17位、8位、7位、10位。平均9.6位で、5試合中4試合が上位10位以内でした。
直近5の変化:
| 指標 | シーズン | 直近5 | 差 |
|---|---|---|---|
| シュート | 11.0 | 8.2 | -2.8 |
| チャンス構築率 | 10.3% | 7.48% | -2.82pt |
| 攻撃CBP | 11.99 | 11.90 | -0.09 |
| パスCBP | 9.44 | 9.34 | -0.10 |
| 奪取P | 74.91 | 77.88 | +2.97 |
| 守備P | 16.11 | 15.91 | -0.20 |
| Save系CBP | 0.674 | 0.722 | +0.048 |
浦和
- 福岡 3-2 勝ち
- 鹿島 1-0 勝ち
- 岡山 1-2 負け
- 東京V 3-1 勝ち
- FC東京 0-3 負け
3勝0分2敗、8得点8失点
対戦相手順位は17位、6位、9位、20位、4位。平均11.2位で、上位10位以内が3/5。
| 指標 | シーズン | 直近5 | 差 |
|---|---|---|---|
| 攻撃CBP | 13.72 | 13.35 | -0.37 |
| パスCBP | 10.59 | 10.38 | -0.21 |
| 奪取P | 88.52 | 87.56 | -0.96 |
| 守備P | 14.10 | 14.59 | +0.49 |
| Save系CBP | 0.460 | 0.184 | -0.276 |
浦和の直近5シュート、直近5xGなどは同条件で完全取得できなかったため、推測していません。
Team Styleを全部比較
| 指標 | 水戸 | 浦和 |
|---|---|---|
| 攻撃セットプレー | 38 | 56 |
| 左サイド攻撃 | 40 | 33 |
| 中央攻撃 | 42 | 52 |
| 右サイド攻撃 | 41 | 67 |
| ショートカウンター | 45 | 61 |
| ロングカウンター | 41 | 48 |
| 敵陣ポゼッション | 41 | 45 |
| 自陣ポゼッション | 60 | 46 |
| ラインブレイクラン | 45 | 55 |
| ハイプレッシング | 63 | 69 |
| ミドルプレッシング | 35 | 65 |
| カウンタープレス | 28 | 58 |
| フィジカルコンタクト | 43 | 59 |
| ハイブロック | 47 | 51 |
| ミドルブロック | 32 | 50 |
| ローブロック | 62 | 49 |
この表だけでも、今回の噛み合わせがかなり見えます。
水戸は自陣保持とローブロックが高い。浦和は右攻撃、ショートカウンター、各種プレスが高い。
つまり、浦和が水戸の「持って出る時間」を狙う構造です。
守備ブロック別データ
| 指標 | 水戸 | 浦和 |
|---|---|---|
| ハイブロック後の攻撃獲得率 | 76.7%・6位 | 78.8%・4位 |
| ハイブロック被シュート率 | 3.8%・6位 | 3.8%・7位 |
| ハイブロック被シュート成功率 | 16.7%・13位 | 16.7%・13位 |
| ローブロック後の攻撃獲得率 | 64.1%・8位 | 58.8%・19位 |
| ローブロック被シュート率 | 18.4%・16位 | 19.1%・18位 |
| ローブロック被シュート成功率 | 8.5%・8位 | 26.3%・20位 |
この比較はかなり重要です。
高い位置ではほぼ互角以上に強い両チームですが、低い位置まで下げられた後の失点抑制は水戸の方が良い数字です。
セットプレーデータ
- 水戸の攻撃セットプレー指数:38
- 浦和:56
- セットプレー得点:両チーム3
水戸の主なキッカー候補として確認できたのは、舩橋佑、加藤千尋、仙波大志、大崎航詩、ウーゴなど。
浦和は渡邊凌磨、マテウス サヴィオなどが供給役候補です。
セットプレーxG、被セットプレーxG、空中戦勝率、守備のゾーン/マン比率は同条件で揃えられていません。
CBPと中心選手への依存
水戸
チーム攻撃CBP累計107.88。
上位:
- 仙波大志 11.94
- 真瀬拓海 11.36
- 大森渚生 10.39 ※現在は移籍済み
- 谷口海斗 8.87
- 1位依存度:11.07%
- シーズン上位3集中度:31.23%
- 現在在籍の仙波+真瀬+谷口で29.82%
主要カテゴリ:
- パスCBP:仙波11.35、木本7.36、真瀬7.15、板倉6.93、舩橋6.92
- 奪取P:仙波120.13、真瀬73.28、舩橋58.39、木本55.51、板倉54.06
- 守備P:木本23.01、西川幸之介20.76、板倉18.54
浦和
チーム攻撃CBP累計123.49。
上位:
- 金子拓郎 20.83
- 宮本優太 11.05
- マテウス サヴィオ 10.75
- 1位依存度:16.87%
- 上位3集中度:34.52%
主要カテゴリ:
- 金子:攻撃20.83、クロス7.07、ドリブル5.02
- 宮本:攻撃11.05、奪取123.94、守備22.89
- サヴィオ:攻撃10.75、シュート16.16、ゴール10.80
- 瀬古:攻撃7.57、パス7.08
浦和は金子への比重が高いですが、サヴィオや南野など別ルートもあるのが水戸との違いです。
GKデータ
水戸・西川幸之介
- J1 9試合9先発
- 810分
- 攻撃CBP 6.43
- パスCBP 6.43
- 守備P 20.76
- Save系CBP 6.07
- 90分換算 約0.67
直近5試合のSave系CBPは3.61、1試合平均0.722。
10月14日のカップ戦ではヤクブ スウォビィクが先発して無失点。松原修平も登録されています。
浦和・西川周作
- J1 8試合8先発
- 720分
- 攻撃CBP 2.78
- パスCBP 2.78
- 奪取P 11.32
- 守備P 13.59
- Save系CBP 3.84
福井光輝:
- J1 1試合1先発
- 90分
- Save系CBP 0.30
チーム合計Save系CBPは4.14、9試合平均0.46。
直近5は0.92、1試合平均0.184。
セーブ率、Goals Prevented、High Claims、Sweeper系指標は両チーム同条件で取得できていません。
ゲームステートを全部見る
水戸
- 先制:5/9=55.6%
- 先制後勝利:2/5=40%
- 先制後引分:2/5=40%
- 先制後逆転負け:1/5=20%
- 被先制:4/9
- 被先制後に一度同点:1/4=25%
- 被先制から逆転勝ち:0/4
- 前半0-0:3/9=33.3%
- 1点差リードを持った5試合の最終勝利:2/5=40%
- 先制後、相手に追いつかれる前に2点目:2/5=40%
先制したG大阪、町田、清水では相手に同点化され、清水戦はそのまま1-2で逆転負けしました。
浦和
- 先制:4/9=44.4%
- 先制後勝利:3/4=75%
- 先制後引分:0/4
- 先制後逆転負け:1/4=25%
- 被先制:5/9
- 被先制後に一度同点:4/5=80%
- 被先制から逆転勝ち:1/5=20%
- 同点後に再失点して負け:3試合
- 前半0-0:1/9=11.1%
- 1点差リードを持った5試合の最終勝利:4/5=80%
- 先制後、追いつかれる前に2点目:1/4=25%
浦和は「先に取れば強い」一方、「先に取られても追いつけるが、その後また失点する」試合も多いです。
得点数と引き分け傾向
| 指標 | 水戸 | 浦和 |
|---|---|---|
| 0-0 | 0/9 | 0/9 |
| 1-1 | 3/9 | 0/9 |
| 引き分け | 3/9 | 0/9 |
| 両チーム得点 | 7/9 | 7/9 |
| 合計2得点以下 | 5/9 | 1/9 |
水戸は低得点寄り、浦和はスコアが開きやすい。この2つがぶつかるので、単純な「ロースコア確定」でも「打ち合い確定」でもありません。
走行・スプリント
| 指標 | 水戸 | 浦和 |
|---|---|---|
| 総走行距離 | 約119km/試合 | 約115km/試合 |
| スプリント | 約103.9回/試合 | 約127.0回/試合 |
水戸の第9節は120.576km、スプリント105回。
水戸は自陣保持時、20km/h以上で走る選手が平均2.6人、1人あたり平均22.2m移動するデータもあり、自陣保持から前へ長く走る特徴があります。
高強度走の統一値、トップスピード、デュエル勝率、空中戦勝率は両チーム同条件で揃っていません。
相対レーティング
同じJ1の第1~9節全90試合を使った相対レーティングは、
- 水戸:1479.72
- 浦和:1495.50
- 差:浦和+15.78
直近5試合の変化は、
- 水戸:-21.62
- 浦和:+12.86
です。
推移:
| 時点 | 水戸 | 浦和 |
|---|---|---|
| 開幕前 | 1500.00 | 1500.00 |
| R1後 | 1491.71 | 1491.71 |
| R2後 | 1490.47 | 1480.47 |
| R3後 | 1502.27 | 1473.33 |
| R4後 | 1501.34 | 1482.64 |
| R5後 | 1510.66 | 1494.30 |
| R6後 | 1511.20 | 1506.94 |
| R7後 | 1499.44 | 1495.32 |
| R8後 | 1491.53 | 1502.87 |
| R9後 | 1479.72 | 1495.50 |
差は浦和側ですが、圧倒的な開きではありません。
フォーメーション実績
水戸は4-4-2が主軸。
浦和は、
- 4-1-2-3:7試合、3勝0分4敗、14得点19失点
- 3-4-2-1:2試合、1勝0分1敗、2得点2失点
です。
標本が少ないので「3バックの方が強い」といった結論にはしていません。
直接対戦は浦和2連勝。ただし、そのまま信用しない
2026年にはすでに2度対戦しています。
3月7日
浦和 2-0 水戸
ただし水戸に退場者が出ています。
試合内容では、水戸の前線圧力が浦和の後方ビルドアップを乱した時間帯もあり、水戸が保持を増やして浦和のマンツーマン気味の圧力をずらした時間もありました。
一方、浦和はサイドチェンジやハーフスペース利用へ修正し、得点へつなげています。
この日は強風もありました。
5月9日
水戸 1-4 浦和
- シュート:水戸5、浦和17
- xG:水戸0.56、浦和2.07
- ポゼッション:水戸36%、浦和64%
ただし、この試合も水戸に退場者が出ています。しかも両チーム大幅ローテーションで、水戸は前節から8人、浦和は6人先発を変更。
だから「今年2回とも浦和勝ち」という結果だけを今回にそのまま持ち込むのは危険です。
参考にするなら、浦和がサイドとハーフスペースで水戸の4-4を動かせること、水戸の前線圧力が浦和後方を詰まらせる時間も作れること。この構造の方です。
モデル上の得点イメージ
シーズンxGと被xGから作った基準期待得点は、
- 水戸:1.2825
- 浦和:1.4180
- 合計:2.7005
です。
全スコア分布から見る上位スコアは、
| 順位 | スコア | 確率 |
|---|---|---|
| 1 | 1-1 | 12.22% |
| 2 | 0-1 | 9.52% |
| 3 | 1-2 | 8.66% |
| 4 | 1-0 | 8.61% |
| 5 | 2-1 | 7.83% |
これを見ても、浦和が1位ではあるものの、1、0、2がかなり混ざっているカードだと分かります。
今回取得できなかった、または揃えられなかったデータ
数字がないところを無理に埋めるのは避けました。
今回、両チームを同じ条件で揃えられなかった主な項目は、
- NPxG
- Open Play xG
- Set Piece xG/被Set Piece xG
- H/A別xG/被xG
- 直近5のxG/被xG完全比較
- PPDA
- 高位置奪回の統一累計
- Final Third奪回
- Field Tilt
- Big Chancesの9試合統一累計
- 被PA進入
- セーブ率
- Goals Prevented
- High Claims
- Sweeper系GK指標
- 高強度走の統一値
- トップスピード
- デュエル勝率
- 空中戦勝率
- 全予想先発の直近7日/14日総出場分数
- キックオフ時の厳密な風向・風速
- 当日の公式ピッチ状態
- 主審
- 正式先発・正式ベンチ
です。
確認できないものを「たぶんこうだろう」で埋めず、そのまま不確定要素として残しています。
この予想が外れるなら
浦和を本命にしていますが、外れるなら一番ありそうなのは、浦和が前から行った裏を水戸に何度も使われる展開です。
浦和が高い位置で捕まえ切れれば強い。
でも一回外されると、低い位置での守備データはかなり悪い。
水戸が谷口を出口にして、加藤やサイドの選手がSB裏へ走り、先に1点を取る。
そこから水戸が4-4で守り、浦和が前掛かりになった後にもう一度カウンターを出せるなら、1や0が一気に現実味を増します。
もう一つは浦和の失点超過です。
被xGに対して実失点が約8.8多い状態が続いています。これが単なる短期的な振れではなく、低い守備位置での構造的な弱さを含んでいるなら、浦和の40.25%を「安全な本命」とは呼べません。
最終予想
1(水戸勝ち):34.01%
0(引き分け):25.75%
2(浦和勝ち):40.25%
本命:2(浦和勝ち)
信頼度:C
僕は浦和を一番上に置きます。
ただし、これは「浦和で固い」という予想ではありません。
水戸34.01%、浦和40.25%。差は6.24ポイントしかない。
浦和の高位置守備と右サイドの優位を評価しつつ、水戸がその裏を突く具体的な道筋、浦和の低い守備位置での脆さ、1-1が残る構造まで考えると、慎重に扱いたいカードです。
僕が一番見たいところ
僕が一番見たいのは、開始15分の水戸の最初の前進方法です。
水戸がCBとSBの横パスを増やし、仙波へ入れる前に浦和に捕まるようなら、浦和の試合になる可能性が高い。
逆に、水戸が谷口へ一本で入れて、そこから加藤やサイドが前向きに走る場面を序盤から何度も作れるなら、この40.25%の浦和本命はかなり危うくなります。
浦和がどれだけボールを持つかより、水戸が浦和の一列目を何回越えられるか。
僕はそこを見ます。
試合後に答え合わせしたい仮説
「浦和は高い位置で守れている時間は優位だが、水戸に一列目を外された後は失点リスクが急に上がるのではないか」
試合後は、浦和のボール支配率よりも、
- 水戸が浦和の最初のプレスを外した回数
- 谷口への縦パスが前進につながったか
- 浦和右サイドが何度PAへ入れたか
- 浦和が低いブロックまで下がった後にどれだけシュートを受けたか
- 先制後のゲームコントロール
を見て、この仮説を答え合わせしたいと思います。





