第1656回totoのNo.11は、ザスパ群馬対ロアッソ熊本。2026年9月26日(土)17:00、正田醤油スタジアム群馬で行われるJ3第8節です。
僕の最終予想は熊本勝ちを本命にしました。ただし「熊本でかなり堅い」とまでは見ていません。熊本は守備、ユニット継続性、中盤の回収力、群馬との戦術的な噛み合わせで優位に立つ一方、今季は7試合で4分け、無得点も4試合あります。だからこそ、引き分けを30%まで残しました。
情報確認時刻は2026年9月24日23:28:46。追加再検証後の予想確率確定は9月24日23:36です。予想スタメンや当日のピッチ状態などは試合直前まで変わる可能性があります。
| 結果 | 僕の予想確率 |
|---|---|
| 1 群馬勝ち | 22% |
| 0 引き分け | 30% |
| 2 熊本勝ち | 48% |
本命:2(熊本勝ち)
確率順位:2 > 0 > 1
信頼度:C
この試合で勝敗を分けそうな最大の論点は、群馬の新しい5-2-3プレスが、熊本の3バックからの前進をどこまで止められるかです。
熊本が群馬の前線プレスを外し、藤井皓也や三品直哉を群馬の中盤2枚の脇で前向きにできれば熊本の優位が強まります。逆に群馬が高い位置で奪い、熊本のWB背後を短い距離で攻められるなら、僕の熊本本命が崩れる可能性があります。
- まずは両チームの現在地
- 攻撃データを見ると、群馬は作れているが決め切れていない
- 守備は熊本に明確な差がある
- AGI・KAGIと直近5試合の変化
- CBPでは熊本が広く優位、群馬はクロスとセーブに特徴
- 選手単位で見ると、群馬は小西宏登の移籍が大きい
- この試合で勝敗を分けそうな最大の論点:群馬5-2-3プレス vs 熊本3バック
- 熊本のシステム選択が「0」と「2」を分ける
- ホーム・アウェー成績は熊本寄り。ただし小標本
- 対戦相手の強さも補正して見る
- GKは「群馬のセーブ値」と「熊本の固定度」の見方が違う
- セットプレーと空中戦は、群馬のCB人員に注意
- 予想スタメンはまだ不確実。無理に11人を断定しない
- 日程・移動・天候
- 3つの試合世界線
- なぜ引き分けを30%まで残したのか
- toto投票率と僕の予想のズレ
- この予想が外れるなら
- 開始15分で確認したいこと
- 僕が一番見たいところ
- データを1つだけ見るなら「熊本の守備」と「得点不足」をセットで見る
- 主な参照元
- 最終予想
まずは両チームの現在地
第7節終了時点で、群馬は16位、2勝0分5敗、7得点14失点。熊本は10位、2勝4分1敗、6得点4失点です。
群馬は9月14日に依田光正監督へ交代し、9月19日の高知戦が新体制初戦でした。その試合を1-0で勝利。新監督のスタートとしては結果も内容も良く、xGは2.234、被xGは0.621でした。
一方の熊本は片野坂知宏監督の3バック系を継続しています。7試合で敗戦は1度だけですが、4分けと引き分けが多いのが特徴です。
| 項目 | 群馬 | 熊本 |
|---|---|---|
| 順位 | 16位 | 10位 |
| 成績 | 2勝0分5敗 | 2勝4分1敗 |
| 得点 | 7 | 6 |
| 失点 | 14 | 4 |
| 平均得点 | 1.00 | 0.86 |
| 平均失点 | 2.00 | 0.57 |
| 基礎戦力評価 | C+ | B- |
| 現在状態評価 | C | B |
| Elo | 1471.4 | 1507.3 |
Eloは今季リーグ戦だけを使い、全チーム1500スタートで算出した値です。熊本が35.9上ですが、両チームとも7試合しかなく、小標本です。さらに群馬の7試合のうち6試合は旧監督体制なので、Eloだけで現在の群馬を決めつけるのは危険です。
僕はここでは、中長期の土台と現在の安定性は熊本が上。ただし群馬は監督交代直後で、数字がまだ新体制を十分に表していないと見ています。
出典:Jリーグ公式、Football LAB、各クラブ公式。
攻撃データを見ると、群馬は作れているが決め切れていない
攻撃だけを見ると、少し意外な数字があります。今季のxGは群馬が1試合平均1.350、熊本が約0.992。群馬のほうが得点機会の期待値は高いです。
ただし実得点は群馬1.00、熊本0.86。どちらもxGを下回っています。
| 攻撃指標 | 群馬 | 熊本 |
|---|---|---|
| xG/試合 | 1.350 | 約0.992 |
| 得点/試合 | 1.00 | 0.86 |
| 得点-xG/試合 | -0.350 | 約-0.135 |
| 得点/xG | 約0.74 | 約0.86 |
| シュート/試合 | 11.57 | 12.86 |
| 直近5試合シュート | 12.40 | 15.20 |
| チャンス構築率 | 10.1%前後 | 約11.3% |
| 直近5試合チャンス構築率 | 11.46% | 13.62% |
群馬は高知戦でxG2.234を作りながら1得点でした。今季全体でも、約9.45xGに対して7得点。得点化に課題があります。
熊本も同様で、推定総xG約6.94に対して6得点。こちらも攻撃効率が飛び抜けて高いわけではありません。
ただし直近5試合を見ると熊本の攻撃量は上向いています。シュートはシーズン平均12.86本から15.20本、チャンス構築率は11.29%から13.62%へ上昇。AGIも49.71から53.4へ上がっています。
注意したいのは対戦相手です。熊本の直近5試合には高知18位、福島19位、松本17位が含まれていました。数字の上昇をそのまま「完全に攻撃が良くなった」とは見ていません。
この章だけなら、機会を作る量では群馬にも十分反証があります。ただし直近の量・前進・創出を合わせると、熊本がやや上です。
出典:Football LAB。xGは取得できた同一定義データを基準に集計。
守備は熊本に明確な差がある
今回、僕が熊本を本命にした一番大きな土台は守備です。
熊本は7試合で4失点。被xGは約0.946/試合で、実失点は0.57/試合です。失点が被xGよりかなり少なく、多少の上振れは含んでいる可能性がありますが、それでも被xG自体が1点未満なので守備内容は悪くありません。
群馬は7試合で14失点、被シュートは約15.29本/試合。ホーム4試合では10失点しています。
| 守備指標 | 群馬 | 熊本 |
|---|---|---|
| 失点/試合 | 2.00 | 0.57 |
| 被xG/試合 | 最新統一値未確定 | 約0.946 |
| 被シュート/試合 | 約15.29 | 12.86 |
| 守備CBP | 101.05 | 108.97 |
| 奪取CBP | 431.80 | 574.45 |
| 無失点試合 | 新体制初戦は無失点 | 4試合 |
群馬の救いは、新体制初戦の高知戦で被xG0.621に抑えたことです。ただしこれは1試合だけ。高知が18位だった点も考える必要があります。
対して熊本は、守備CBP108.97、奪取CBP574.45。群馬の守備CBP101.05、奪取CBP431.80を上回ります。
僕はこの差を、単純に「守備の数値が熊本のほうがいい」ではなく、熊本は相手の攻撃を止めた後、そのボールをもう一度自分たちの攻撃につなげる回収力まで高いと見ています。群馬が熊本のプレスを避けてロングボールを増やすほど、那須健一、小林慶太、李泰河らのセカンドボール回収が効きやすくなります。
出典:Football LAB。
AGI・KAGIと直近5試合の変化
AGI、KAGIはFootball LABの攻撃・守備の効率指標です。直近5試合とシーズン平均を比べると、熊本は攻守とも改善しています。
| 指標 | 群馬 7試合平均 | 群馬 直近5 | 熊本 7試合平均 | 熊本 直近5 |
|---|---|---|---|---|
| AGI | 46.0 | 46.6 | 49.71 | 53.4 |
| KAGI | 44.3 | 47.2 | 50.57 | 54.4 |
| シュート | 11.57 | 12.40 | 12.86 | 15.20 |
| チャンス構築率 | 10.26% | 11.46% | 11.29% | 13.62% |
| 保持率 | 51.74% | 49.52% | 51.49% | 51.38% |
| 攻撃CBP/試合 | 13.40 | 13.81 | 15.06 | 16.82 |
| パスCBP/試合 | 10.44 | 10.67 | 12.63 | 14.04 |
| 奪取P/試合 | 61.69 | 65.56 | 82.06 | 84.75 |
| 得点/試合 | 1.00 | 1.20 | 0.86 | 1.20 |
| 失点/試合 | 2.00 | 1.80 | 0.57 | 0.80 |
群馬もKAGI、シュート、チャンス構築率、奪取Pは改善方向です。ただし直近5試合のうち4試合は旧監督体制。これを依田監督の効果として扱うことはできません。
熊本は複数の攻撃指標が同時に上がっていますが、前述の通り直近の対戦相手は下位が多め。僕は熊本の上昇は評価するが、上昇幅をそのまま今回の試合へ移さないという扱いにしています。
出典:Football LAB第1~7節データ。
CBPでは熊本が広く優位、群馬はクロスとセーブに特徴
CBPは、パスやクロス、ドリブル、守備など各プレーがチャンスや失点抑制にどれだけ貢献したかを見る指標です。
| CBP | 群馬 | 熊本 |
|---|---|---|
| 攻撃 | 93.79 | 105.40 |
| パス | 73.08 | 88.43 |
| クロス | 11.74 | 6.31 |
| ドリブル | 8.97 | 10.66 |
| シュート | 60.22 | 68.65 |
| ゴール | 19.83 | 17.50 |
| 奪取 | 431.80 | 574.45 |
| 守備 | 101.05 | 108.97 |
| セーブ | 3.56 | 1.95 |
熊本は攻撃、パス、ドリブル、シュート、奪取、守備で群馬を上回っています。特に僕が注目するのはパスと奪取です。
群馬はクロスCBP11.74で熊本6.31を上回ります。つまり群馬側には、サイドから熊本のWB裏を取ってクロスを入れる攻撃ルートがあります。これは熊本本命に対する重要な反証です。
一方で熊本は、パスCBP88.43、奪取CBP574.45。ボールを動かす能力と、失った後に回収する力の両方で優位です。群馬が前から出てくるほど、そのプレスを一度外した後の熊本の前進が怖くなります。
出典:Football LAB、2026年9月22日更新時点。
選手単位で見ると、群馬は小西宏登の移籍が大きい
追加調査では、チーム全体だけでなく選手ごとのCBPも確認しました。
群馬では、小西宏登がシーズン累計の攻撃CBP14.06でチーム1位でした。しかもクロスCBP4.12、ドリブルCBP5.26でも大きな役割を持っていましたが、9月15日に宮崎へ完全移籍しています。
現在の群馬では、大畑隆也9.84、神垣陸8.43、モハマド・ファルザン佐名7.41、瀬畠義成6.64、藤村怜5.14などに攻撃CBPが分散しています。
得点では百田真登が2得点。中島大嘉はシュート8本で0得点、イクサン・ファンディは8本で1得点、中村涼は3試合で1得点でした。
| 群馬の主な選手データ | 数値 |
|---|---|
| 小西宏登 攻撃CBP | 14.06 ※移籍済み |
| 大畑隆也 攻撃CBP | 9.84 |
| 神垣陸 攻撃CBP | 8.43 |
| 神垣陸 奪取P | 69.28 |
| 大畑隆也 奪取P | 56.37 |
| 大畑隆也 守備P | 15.98 |
| 百田真登 | 14シュート・2得点 |
僕が重要だと思うのは、小西の離脱を「一人抜けた」とだけ考えないことです。右サイドの前進、クロス、ドリブルという複数機能が同時に消えています。新体制でそこを誰がどう埋めるかは、まだ十分に見えていません。
熊本は逆に、機能が一人へ集中していません。
| 熊本の主な選手データ | 数値 |
|---|---|
| 那須健一 攻撃CBP | 12.94 |
| 藤井皓也 攻撃CBP | 12.76 |
| 小林慶太 攻撃CBP | 8.79 |
| 李泰河 攻撃CBP | 8.74 |
| 藤井皓也 | 15シュート・ラストパス11 |
| 三品直哉 | 11シュート・ラストパス9 |
| 那須健一 奪取P | 115.54 |
| 李泰河 奪取P | 77.45 |
| 小林慶太 奪取P | 67.98 |
| 李泰河 守備P | 19.49 |
| 薬師田澪 守備P | 17.47 |
藤井だけを止めれば終わるわけではなく、三品、那須、小林、李、WBへ逃げ道があります。この「機能の分散」は、僕が熊本の再現性を高く見た理由の一つです。
出典:Football LAB選手ランキング、追加再検証時点。
この試合で勝敗を分けそうな最大の論点:群馬5-2-3プレス vs 熊本3バック
依田監督の初戦で群馬は3-4-2-1を使い、守備時は5-2-3。前線3枚で相手の後方からの組み立てへ圧力をかけました。
高知戦では保持率41.7%ながら13本のシュート、xG2.234。ボールを長く持つより、奪った後に短く攻める形が機能したと見られます。
熊本は3-4-2-1と3-1-4-2を使い分けるチームです。平均保持率は51.5%。後方の3枚から中盤、WB、内側の攻撃役へつなぐ構造を持っています。
ここで最大の勝負になります。
群馬の前3枚が熊本の3CBを同数気味に追い、中盤の出口まで塞げれば、熊本はロングボールや苦しい縦パスを増やします。そこで群馬が高い位置で奪えれば、熊本のWBが上がった背後を短い距離で狙えます。
逆に熊本がその最初の圧力を外せば、群馬は中央が2枚しかいません。熊本のWBが幅を取り、藤井や三品が内側に入ると、群馬の中央2枚は横方向へ引っ張られます。その瞬間、2センター脇やCB前が空きやすくなります。
僕が今回「熊本の内側創出 × 群馬5-2-3の中央2枚」を最大ミスマッチと見たのはこのためです。
熊本本命の一番大きな戦術根拠は、群馬のプレスを外した後の配置優位。
群馬側の一番大きな反証は、そのプレスを外させず高い位置で奪い切ること。
この一つの攻防が、試合の方向を大きく変えると思います。
熊本のシステム選択が「0」と「2」を分ける
熊本は今季、システムによって得失点傾向がかなり違います。
| 熊本のシステム | 試合数 | 得点 | 失点 |
|---|---|---|---|
| 3-1-4-2 | 4 | 0 | 1 |
| 3-4-2-1 | 3 | 6 | 3 |
3-1-4-2では4試合で0得点1失点。極端に低得点です。3-4-2-1では3試合で6得点3失点と、一気に試合が動いています。
この差は今回の予想でかなり重要です。
熊本が安全性重視の3-1-4-2を選べば、僕の30%としている引き分けが強まりやすい。3-4-2-1で藤井・三品らの攻撃人数を前に出せば、熊本勝ちの48%側が強まりやすくなります。
群馬戦専用の最新予想XIと採用システムは、今回の情報確認時点で確定できませんでした。だからこそ信頼度はCにしています。
ホーム・アウェー成績は熊本寄り。ただし小標本
| 条件 | 群馬ホーム | 熊本アウェー |
|---|---|---|
| 試合数 | 4 | 3 |
| 勝 | 1 | 2 |
| 分 | 0 | 1 |
| 敗 | 3 | 0 |
| 得点 | 5 | 4 |
| 失点 | 10 | 1 |
| シュート/試合 | 12.75 | 11.33 |
群馬はホーム4試合で10失点、熊本はアウェー3試合で1失点。結果だけならかなり熊本寄りです。
ただし4試合と3試合しかありません。僕はこの数字を本命決定の中心にはせず、守備内容や戦術相性を補強する材料として扱いました。
出典:Football LAB、Jリーグ公式。
対戦相手の強さも補正して見る
直近5試合の順位背景を見ると、群馬のほうが比較的上位との対戦を多く含んでいます。
| 群馬の直近5相手 | 順位 | 結果 |
|---|---|---|
| 滋賀 | 5位 | 2-3● |
| 長野 | 7位 | 2-1○ |
| 福島 | 19位 | 1-3● |
| 山口 | 4位 | 0-2● |
| 高知 | 18位 | 1-0○ |
群馬の対戦相手平均順位は10.6位。
| 熊本の直近5相手 | 順位 | 結果 |
|---|---|---|
| 長野 | 7位 | 0-1● |
| 高知 | 18位 | 2-0○ |
| 奈良 | 8位 | 2-2△ |
| 福島 | 19位 | 2-1○ |
| 松本 | 17位 | 0-0△ |
熊本は平均13.8位で、下位相手が多めでした。
つまり熊本の直近5試合で攻撃指標が伸びているのは事実ですが、その伸びを無条件で高評価にはしていません。
一方、群馬の新体制初戦も18位高知が相手です。こちらも1試合の好内容だけで完全復活とは見ない。両方に補正が必要です。
GKは「群馬のセーブ値」と「熊本の固定度」の見方が違う
| GK項目 | 群馬 | 熊本 |
|---|---|---|
| 起用 | 岡田慎司4先発、近藤壱成3先発 | 佐藤史騎7試合全先発 |
| 直近先発 | 岡田慎司 | 佐藤史騎 |
| Save系CBP | 3.56 | 1.95 |
| 起用固定度 | 低め | 高い |
Save系CBPだけなら群馬が上です。岡田2.04、近藤1.52で、チーム計3.56。熊本はチーム1.95でした。
ただし僕は、これを「群馬のGKのほうが上」と単純には扱っていません。群馬は被シュートが多く、GKが働く場面も多い。熊本はそもそも被機会を抑え、佐藤史騎を固定して守備ユニットを形成しています。
今回重要なのは、熊本はGKだけでなく3バック+中盤と一体で守れていることです。
Goals Prevented、High Claims、統一条件のセーブ率などは今回確認できなかったため、それ以上は推測しません。
出典:Football LAB。
セットプレーと空中戦は、群馬のCB人員に注意
群馬ではキム・グニルが右膝前十字靱帯損傷、シルヴァン・デランドが左長内転筋損傷。大型CBの選択肢が減っています。
群馬の第5節までの参考スナップショットでは、6得点のうちセットプレー由来2、クロス2。これは第6・7節を含まないため最新合計ではありませんが、群馬がクロスやセットプレーを得点経路として使ってきた参考にはなります。
高知戦ではCK5、直接FK11、間接FK1。決勝点自体は流れの中でした。
熊本の6得点の内訳として確認できたのは、PK1、直接セットプレー1、クロス1、ショートパス2、こぼれ球1。4失点はセットプレー1、クロス1、スルーパス1、ショートパス1です。
熊本には李泰河ら高さのある選手がいて、チーム空中戦51.6%という参考値も確認されています。
僕はセットプレーだけで熊本本命を押したわけではありません。ただ、群馬が大型CB2人を欠く状況は、守備時の高さと交代後の選択肢に影響する可能性があります。
出典:Football LAB、Jリーグ公式、クラブ公式。群馬のセットプレー得点内訳は第5節までの参考値。
予想スタメンはまだ不確実。無理に11人を断定しない
この試合は、スタメン不確実性がかなり大きいです。
Fomelaboの群馬対熊本ページ自体は確認できましたが、取得できた内容が古く、旧監督の沖田優、小西宏登が群馬側に残っている状態でした。9月26日の最新予想XIとしては採用できません。
群馬は依田体制がまだ1試合。高知戦は前節から3人変更で、実績上の先発継続率は8/11=72.7%でした。GKも岡田4先発、近藤3先発で固定されていません。
熊本は直近松本戦で前節福島戦から先発変更なし。実績継続率は11/11=100%。GK佐藤史騎は7試合すべて先発です。
熊本の現在期間の予想表示では、佐藤史騎、小林慶太、李泰河、薬師田澪、小澤秀充、飯星明良、那須健一、大本祐槻、藤井皓也、三品直哉、石原央羅による3-4-2-1型を確認できました。ただし群馬戦専用の最終予想ではないため、僕はこれを「確定予想スタメン」とは扱っていません。
| メンバー面 | 群馬 | 熊本 |
|---|---|---|
| 直近先発継続 | 8/11=72.7% | 11/11=100% |
| GK | 岡田/近藤 | 佐藤が7試合全先発 |
| 監督体制 | 依田体制1試合 | 片野坂体制継続 |
| 主な変化 | 小西移籍、CB負傷 | 骨格継続 |
| 最新XI確定度 | 低い | 群馬より高いが未確定 |
ここは試合直前の正式XIで最も見直したいポイントです。
日程・移動・天候
群馬は9月19日の高知戦から中6日で、今回もホーム。長距離移動はありません。
熊本は9月18日の松本戦から中7日なので、試合前の休養は1日長いです。ただし熊本から群馬への長距離遠征があります。さらに9月29日にはルヴァンカップで川崎フロンターレ戦があり、群馬戦から中2日です。
群馬戦で主力を温存するという公式情報は確認できていないため、「カップ戦があるから熊本は落とす」とは言えません。ただし起用や交代時間に影響する可能性は残ります。
天候は9月24日23:25時点の前橋予報で、9月26日は一時的な雨、最高19℃、最低16℃。14時70%、15時63%、16時56%、17時49%と、キックオフ前に雨が残る可能性があります。
雨後のピッチならボールスピード、クロス、GK処理、セカンドボールに影響する可能性がありますが、公式ピッチ状態はまだ出ていません。だから僕は天候をどちらかの勝ちへ直接加点していません。
3つの試合世界線
このカードは、先制するチームによってかなり景色が変わりそうです。
| 世界線 | 起こりやすい構造 | 強まりやすい結果 |
|---|---|---|
| 0-0が長く続く | 熊本が持つが得点化できず、群馬も熊本3CBを崩し切れない | 0 |
| 群馬が先制 | 高位置奪回→熊本WB背後、以後は群馬5バックで耐える | 1 / 0 |
| 熊本が先制 | 熊本3バック+中盤回収が生き、群馬が前掛かり | 2 |
0-0が続くなら
熊本は7試合4分け、無失点4、無得点4。直近松本戦も0-0でした。
熊本が押し込んでも、その優位が得点にならなければ、試合は長く均衡します。3-1-4-2を選べばさらにその傾向が強まる可能性があります。
群馬が先制するなら
最も自然なのは、高い位置で奪って短く攻める形です。
新体制初戦の高知戦も前半0-0から70分に先制し、そのまま1-0で逃げ切りました。ただし依田体制では1試合しかなく、リード時の再現性はまだ分かりません。
熊本が先制するなら
僕の本命が最も強くなるのはこの世界線です。
熊本は守備ユニットの固定度が高く、セカンドボール回収も強い。群馬が追うためにWBや前線を上げれば、その背後を熊本が使いやすくなります。
なぜ引き分けを30%まで残したのか
totoでは熊本人気が約60%ありますが、僕の熊本勝ち確率は48%です。その差の多くは引き分けへ回しています。
理由は単純です。熊本は「負けにくい」が「勝ち切れない」試合も多いからです。
7試合2勝4分1敗。無失点4試合に対して、無得点も4試合。守備が良い一方で、攻撃が止まる試合も多い。
僕はこのカードを、熊本優勢だから「2」だけを見るのではなく、熊本優勢なのにスコアが動かず0へ流れるリスクがかなりある試合と見ています。
群馬もxGを得点へ変換し切れていないため、両チームの「機会→得点」の弱さが同時に出れば0-0、1-1の可能性が上がります。
一方で群馬は今季7試合で引き分け0。守備が崩れると複数失点化する傾向もあるため、0を1位にはしませんでした。
toto投票率と僕の予想のズレ
市場1X2、Asian Handicap、Over/Underは、今回の情報確認時点では同一時点の信頼できる価格を取得できませんでした。そのため市場確率との比較はしていません。
一方、toto投票率は2026年9月23日20:50時点で確認できました。
| 結果 | 僕の予想 | toto投票率 | 僕の予想-toto投票率 |
|---|---|---|---|
| 1 群馬勝ち | 22.00% | 18.54% | +3.46パーセントポイント |
| 0 引き分け | 30.00% | 21.11% | +8.89パーセントポイント |
| 2 熊本勝ち | 48.00% | 60.35% | -12.35パーセントポイント |
※差は「僕の予想確率-toto投票率」。
一般人気は熊本へかなり寄っています。僕も本命は熊本ですが、60%までは上げませんでした。
最大の違いは0です。totoでは21.11%ですが、僕は30%。一般人気より引き分けを約8.89パーセントポイント高く見ています。
僕がこの試合でtoto人気から最も警戒しているのは、熊本が優位に進めながらも0-0、あるいは1-1で終わる形です。
出典:スポーツくじ公式。最新取得成功値は2026年9月23日20:50。
この予想が外れるなら
僕の本命は熊本ですが、外れるとすれば一番分かりやすいのは群馬のプレスが想定以上に機能するケースです。
群馬の前3枚が熊本の3CBへ連動して出て、中盤の出口まで切る。熊本が苦しいパスを入れたところを神垣や大畑周辺で回収し、熊本のWBが戻る前に百田や田中ら前線へ届ける。この形で先制されると、試合は僕の想定から大きく外れます。
もう一つは熊本の次戦事情です。群馬戦3日後に川崎とのルヴァンカップがあります。大幅な温存を示す公式情報はありませんが、実際の先発や交代設計が通常と違えば、熊本のユニット継続性という本命根拠が弱まります。
そして本命が「2」から「0」に外れるなら、熊本のいつもの課題が出る形です。ボールを持ち、シュートも打つ。しかし決め切れない。群馬も熊本の3CBを崩せない。そのまま0-0が長く続く展開です。
開始15分で確認したいこと
僕が最初に見るのは、群馬の守備時の前3枚と熊本の3CBの位置関係です。
群馬が高い位置から同数気味に追えているか。熊本がGKも使ってそのプレスを外せているか。そして群馬の中央2枚の脇に藤井や三品が立てているか。
ここが最初の15分で見えれば、この試合が「熊本が押し込む試合」なのか、「群馬の高位置奪回が効く試合」なのか、かなり判断しやすくなります。
もう一つは熊本のシステムです。3-1-4-2なのか3-4-2-1なのか。前者なら0の世界線、後者なら2を中心に試合が動く世界線が強まりやすいと僕は見ています。
僕が一番見たいところ
僕が一番見たいのは、群馬が前半の途中でも5-2-3プレスを維持できるかです。
高知戦で機能したのは分かりました。ただ、依田体制はまだ1試合。走行距離や高強度走行の統一データも確認できていません。
最初の15分だけ激しく行けても、30分以降に前線の圧力が落ちるなら、熊本の3バック+中盤は時間とともに前進しやすくなるはずです。
逆に前半を通して群馬が熊本の出口を消し続けられるなら、僕の48%という熊本評価は高すぎた可能性があります。
試合後に答え合わせしたい仮説は、**「熊本が勝つなら、群馬の最初のプレスを外した後に藤井・三品が中央2枚の脇で前向きに受ける場面が繰り返し出る」**です。
データを1つだけ見るなら「熊本の守備」と「得点不足」をセットで見る
この試合は、熊本の守備だけ見ればかなり強く「2」へ寄せたくなります。
被xG約0.946、7試合4失点、無失点4。守備CBP108.97、奪取CBP574.45。アウェー3試合でも1失点です。
でも同時に、熊本は無得点4試合で、xG約0.992、平均得点0.86。ここを無視すると引き分けを過小評価します。
だから僕は「熊本は守れる」だけではなく、**「熊本は守れるが、勝ち切るための1点を取れない試合も多い」**までセットで見ています。
それが今回の48%と30%の差につながっています。
主な参照元
今回の記事は、試合前分析で取得済みの以下の情報を基準にしています。
- Jリーグ公式:試合情報、順位、試合プレビュー
- Football LAB:xG、AGI・KAGI、シュート、チャンス構築率、保持率、CBP、選手ランキング、試合レポート
- ザスパ群馬公式:監督交代、負傷、移籍、直前スケジュール
- ロアッソ熊本公式:選手情報、直前スケジュール、次戦日程
- Fomelabo:予想フォーメーション確認
- totoONE、スポーツナビ:対象試合情報の補助確認
- Soccer D.B.:選手出場情報の補助確認
- スポーツくじ公式:toto投票率
- 天気予報:前橋市の9月26日予報
予想スタメン、市場1X2・Asian Handicap・Over/Underなど、最新値を確定できなかった項目は推測で補っていません。
最終予想
最後にもう一度まとめます。
| 結果 | 最終確率 |
|---|---|
| 1 群馬勝ち | 22% |
| 0 引き分け | 30% |
| 2 熊本勝ち | 48% |
本命は熊本勝ち。信頼度はCです。
最大の根拠は、熊本の守備ユニット、中盤の回収力、内側の創出が群馬の現在構造と噛み合いやすいこと。
最大の反証は、依田体制で始まった群馬の5-2-3プレスが熊本の3バックを高い位置で封じる可能性です。
そして最も重要な観戦ポイントは、群馬の前線プレスを熊本が外せるか。その後、藤井・三品が群馬の中央2枚の脇で前向きに受けられるか。
僕は「2」を最上位に置きますが、toto人気ほど熊本一本には寄せず、0を30%残しておきたい試合です。





