第1654回totoのNo.10は、モンテディオ山形対カターレ富山です。試合は2026年9月19日(土)19:00、NDソフトスタジアム山形で開催されます。2026/27明治安田J2リーグ第7節の一戦で、totoのネット決済締切は同日17:50です。
この記事に書く予想スタメン、欠場・出場可否、GK、日程、天候、市場オッズ、toto投票率など時間で変わる情報は、2026年9月18日2時26分時点で確認した内容です。正式スタメンはまだ発表前なので、試合直前まで情報が変わる可能性があります。
僕の最終予想は、富山勝ちをわずかに本命としました。ただし、これは富山を強く固定できる試合ではありません。山形勝ち35%、引き分け27%、富山勝ち38%で、1位と2位の差はわずか3パーセントポイントです。
| 結果 | 僕の予想確率 |
|---|---|
| 山形勝ち「1」 | 35% |
| 引き分け「0」 | 27% |
| 富山勝ち「2」 | 38% |
本命:富山勝ち「2」
確率順位:2 > 1 > 0
信頼度:C
この試合で勝敗を分けそうな最大の論点は、富山の3-4-2-1が作るWB+2シャドーの攻撃に対して、山形の4-2-1-3がどこまでサイドを守りながら、逆にWBの背後を突けるかです。
数字だけを見ると富山の攻撃量が目立ちます。ただ、山形にはホームの強さ、高橋潤哉という得点源、少ない攻撃回数からシュートまで持っていく効率、そして富山WBの背後を狙えるカウンターがあります。だから僕は富山を38%までしか上げていません。
- まず両チームの現在地を全部並べる
- 攻撃データは富山がかなり強い
- 守備は両チームとも数字以上に失点を抑えている
- xGと実得点のズレも両チームにある
- 得点経路は山形と富山でかなり違う
- CBPを見ると、山形は分散型、富山はチョン・ウヨンが大きい
- この試合最大の論点は「山形のサイドが守るか、出るか」
- プレスとビルドアップは数字が揃っていないぶん、構造で見る
- 予想スタメンは両チームとも前節から11人継続予想
- 欠場・移籍・代表招集は富山側に気になる材料が多い
- GKは佐藤瑠星と平尾駿輝の継続予想
- 日程と疲労は大差なし。ただし富山は控え層が少し削られた
- 天候は大きな変数になりにくそう
- 3つの試合世界線で考える
- 引き分け27%を残した理由
- 市場オッズとtoto人気が真逆なのが面白い
- toto投票率の時間変化も山形人気が続いている
- 直接対戦は今回は強く使っていない
- データで一つだけ見るなら、富山の「攻撃量」と「決め切れなさ」の両方
- この予想が外れるなら、山形が富山WBの背後を取ったとき
- 開始15分で確認したいこと
- 僕が一番見たいところ
- 最終予想
まず両チームの現在地を全部並べる
山形はJ2の10位で、6試合3勝0分3敗、勝点9。8得点4失点で、1試合平均では1.3得点・0.7失点です。ホームでは2勝0分1敗、平均1.7得点・0.7失点。横内昭展監督の下、4-2-1-3を今季6試合続けています。
直近5試合は、湘南に0-1、横浜FCに2-0、今治に3-0、甲府に1-2、新潟に0-1。直近2試合は連敗ですが、どちらも1点差です。今季6試合では一度も引き分けがなく、勝つか負けるかがはっきりしています。
富山は6位で、3勝1分2敗、勝点10。11得点5失点で、1試合平均1.8得点・0.8失点。アウェーでは2勝0分1敗、平均1.7得点・0.7失点です。安達亮監督が続投し、3-4-2-1を今季6試合続けています。
直近5試合は、秋田に4-0、今治に4-0、藤枝に2-3、磐田に1-0、栃木Cに0-0。直近5試合は3勝1分1敗で、直近2試合は連続無失点です。
| 項目 | 山形 | 富山 |
|---|---|---|
| 順位 | 10位 | 6位 |
| 成績 | 3勝0分3敗 | 3勝1分2敗 |
| 勝点 | 9 | 10 |
| 得失点 | 8-4 | 11-5 |
| 平均得点 | 1.3 | 1.8 |
| 平均失点 | 0.7 | 0.8 |
| 該当H/A | ホーム2勝0分1敗 | アウェー2勝0分1敗 |
| 該当H/A平均得点 | 1.7 | 1.7 |
| 該当H/A平均失点 | 0.7 | 0.7 |
| 基本システム | 4-2-1-3 | 3-4-2-1 |
| 監督 | 横内昭展 | 安達亮 |
| 直近2試合 | 2連敗 | 1勝1分・2戦無失点 |
中長期の立ち位置を見ると、山形は2025年J2で10位、2024年は4位。J2の中位から上位を経験してきたチームです。一方の富山は2025年J2で17位、2024年はJ3で3位。長い目で見たJ2での地力は山形側を上に見ています。
ただし、今季序盤の状態は富山が上です。富山は安達体制を継続しつつ、GK原田岳、コ・ボンジョ、寺門陸、DF岡本將成、安光将作、MFチョン・ウヨン、布施谷翔、谷本駿介、FWキム・テウォン、古川真人、中島裕希、坪井清志郎らを補強しています。山形も2026年夏に杉井颯、森岡陸、川名連介、森海渡らを加えており、百年構想リーグ時から骨格の一部が変わりました。
山形の主要構成は、GK佐藤瑠星、DF杉井颯、森岡陸、坂本稀吏也、川井歩、中盤の中村亮太朗、土居聖真、寺山翼、前線の高橋潤哉、氣田亮真、榎本啓吾、ディサロ燦シルヴァーノなど。前線には森海渡、川名連介もいて、人数そのものは揃っています。
富山はFWに吉平翼、松田力、キム・テウォン、小川慶治朗、坪井清志郎、中島裕希、古川真人。中盤に瀬良俊太、亀田歩夢、松岡大智、谷本駿介、チョン・ウヨン、布施谷翔、髙橋馨希、國武勇斗らがいて、GKも平尾駿輝、寺門陸、コ・ボンジョ、原田岳と複数候補を抱えています。
攻撃データは富山がかなり強い
今回もっとも目を引いたのが、富山の攻撃量です。
| 指標 | 山形 | 富山 |
|---|---|---|
| xG/試合 | 1.493(8位) | 1.824(2位) |
| AGI | 53.9(7位) | 62.9(1位) |
| 攻撃回数 | 104.5(20位) | 125.2(1位) |
| シュート | 16.7(4位) | 22.0(1位) |
| チャンス構築率 | 16.0%(2位) | 17.6%(1位) |
| シュート成功率 | 8.0%(13位) | 7.6%(17位) |
富山はxGが1.824で2位、AGIが62.9で1位、攻撃回数125.2で1位、シュート22.0で1位、チャンス構築率17.6%で1位です。複数の指標が同じ方向を示しているので、「たまたま11得点しているだけ」とは見にくいです。
実際、秋田戦では37本、藤枝戦では29本、栃木C戦では27本のシュートを記録しています。追加確認したJリーグ公式のプレビューでも、富山が前節栃木C戦で27本のシュートを放ちながら0得点だったことが取り上げられていました。
ただし、ここには大きな注意点があります。富山のシュート成功率は7.6%で17位。大量にシュートを打てても、それがそのまま大量得点になるとは限りません。前節の栃木C戦はまさにその典型で、xGも1.86前後まで積み上げながら0-0でした。
山形も似た問題を抱えています。前節新潟戦は20本のシュート、チャンス構築率18.3%、保持率54.8%を記録しながら0得点。甲府戦では保持率68.1%まで持ちましたが1-2で敗れています。
面白いのは、山形の攻撃回数が104.5で20位なのに、シュート数は16.7で4位、チャンス構築率は16.0%で2位なことです。つまり山形は、攻撃回数そのものは多くないのに、いったん前へ出るとシュートまで行く割合が高い。富山とは違う形で「効率よくシュートまで行くチーム」です。
山形の平均パス数は508.7、平均保持率は53.3%。保持する力はあります。だからこの試合は、単純な「富山がボールを持って、山形が守る」一辺倒ではなく、山形がボールを握る時間も出てくると見ています。
富山の保持率は、八戸戦65.8%、秋田戦65.7%、今治戦48.5%、藤枝戦54.9%、磐田戦47.1%、栃木C戦51.6%。相手によって50%を切っても構わないし、60%台まで持つこともある。保持率そのものより、攻撃回数を増やしてシュートまで行くことが特徴です。
参考値として、別提供元では山形のホームxG1.87、富山のアウェーxG2.06という表示も確認しました。ただしFootball LABと定義や更新タイミングを完全に揃えられなかったので、これは正式な比較には使わず参考にとどめています。
守備は両チームとも数字以上に失点を抑えている
守備側を見ると、山形と富山の差は攻撃ほど大きくありません。
| 指標 | 山形 | 富山 |
|---|---|---|
| 被xG/試合 | 1.154(9位) | 1.116(6位) |
| KAGI | 52.5(5位) | 53.8(3位) |
| 被シュート | 14.7(14位) | 12.2(6位) |
| 被チャンス構築率 | 14.2%(19位) | 10.0%(4位) |
| 実失点/試合 | 0.7 | 0.8 |
| 被シュート成功率 | 4.6%(1位) | 6.9%(5位) |
富山は被シュート12.2、被チャンス構築率10.0%で、相手にシュートまで持っていかせない数字が山形より良いです。
一方で山形は、実失点が0.7しかありません。被xG1.154に対して実失点0.7なので、約0.45点ぶん実失点が少ない計算です。富山も被xG1.116に対して実失点0.8で、約0.29点ぶん少ない。両チームとも、現時点では「内容上の被失点期待値より実際の失点が少ない」状態です。
山形は6試合で4失点、3試合が無失点。富山は6試合5失点で、秋田、今治、磐田、栃木Cの4試合を無失点にしています。富山は藤枝戦だけ3失点しており、試合がオープンになったときに崩れる可能性は残っています。
山形の敗戦3試合はいずれも1点差です。勝った3試合はすべて無失点。これは試合展開を考えるうえでかなり大事です。山形が先に点を取れば守備を保ったまま終えられる可能性がある一方、先に失点した試合を引き分けまで戻せていません。
なお、GK個人のGoals Prevented、Save系CBP、High Claimsなどの2026/27公開値は確認できませんでした。だから「GKが数字を何点ぶん救っている」とまでは断定していません。
xGと実得点のズレも両チームにある
xGと実得点を並べると、山形はxG1.493に対して実得点1.3で、1試合あたり約-0.16。富山はxG1.824に対して実得点1.7で、約-0.15です。両チームとも、作った期待値に比べて得点は少し下回っています。
山形の8得点のうちPKは1。富山の11得点にはPKがありません。
一方の守備は、先ほど書いた通り両チームとも実失点が被xGを下回っています。攻撃では少し取り切れていない、守備では少し抑えすぎている。今季6試合という小標本なので、このズレがそのまま続くとは見ていません。
この「攻撃は取り切れない、守備は抑えすぎている」という両チーム共通の構造が、引き分け27%を残した理由の一つです。
得点経路は山形と富山でかなり違う
得点パターンを並べると、両チームの攻撃の色がはっきり違います。
| 得点パターン | 山形 | 富山 |
|---|---|---|
| セットプレー直接 | 0 | 0 |
| セットプレーから | 1(12.5%) | 3(27.3%) |
| クロスから | 1(12.5%) | 4(36.4%) |
| スルーパスから | 1(12.5%) | 2(18.2%) |
| 30m未満パスから | 3(37.5%) | 0 |
| 30m以上パスから | 0 | 1(9.1%) |
| PK | 1 | 0 |
山形は30m未満のパスから3得点で37.5%。短いパスの連続からゴールへ近づく形が目立ちます。
富山はクロスから4得点で36.4%、セットプレーから3得点で27.3%。外からのボールと、流れが止まった場面から点を取る比率が高い。今回の山形4バックに対して、富山WBが高い位置を取ってクロスを増やせるかは大きな見どころです。
ただし富山は守る側でも、5失点のうち2失点がセットプレーからで40%、1失点がクロスからで20%。自分たちの武器と同じ領域に守備の弱点もあります。山形にとっては流れの中で崩し切れなくても、CKやFKで試合を動かす余地があります。
Set Piece xG、主要キッカー、主要ターゲットの統一定量値は確認できていません。そこは数字を作らず、実際に確認できた得点パターンだけで判断しています。
CBPを見ると、山形は分散型、富山はチョン・ウヨンが大きい
山形の攻撃CBP上位は、氣田亮真12.59、中村亮太朗12.15、杉井颯11.41、土居聖真8.67。川井歩も上位に入り、前線、中盤、SB・DFへ比較的分散しています。杉井は2アシストも記録しています。
得点では高橋潤哉が4得点で明確な中心。ディサロ燦シルヴァーノも2得点です。高橋が主砲なのは間違いありませんが、前進やボール運びまで一人に集中しているわけではありません。
富山はチョン・ウヨンの攻撃CBP23.96が突出しています。続いて髙橋馨希16.64で1得点1アシスト、布施谷翔15.24で1アシスト、谷本駿介14.27、キム・テウォン12.54で2得点です。古川真人は2得点1アシスト、吉平翼も2得点。得点者はかなり分散しています。
直近5試合の攻撃CBPでも、布施谷13.77、髙橋10.84、亀田10.24、深澤9.82、谷本9.15、チョン・ウヨン8.68と複数選手に分かれていました。累積ではチョン・ウヨンの存在感が大きい一方、「チョン・ウヨンさえ止めれば富山が止まる」とまでは言えません。
CBP上位1人、上位3人の集中度は、チーム総CBPの母数を同一定義で揃えられなかったので正式計算はしていません。
この試合最大の論点は「山形のサイドが守るか、出るか」
山形は4-2-1-3、富山は3-4-2-1です。
富山がボールを持つと、WBが幅を取り、2シャドーが山形SBの内側やボランチ脇に入ってきます。山形のWGが守備に戻れば、富山WBの前進は止めやすくなりますが、そのぶん山形は奪った後のカウンター枚数が減ります。
逆に山形WGが前に残れば、山形SBが富山WBとシャドーを同時に見る1対2に近い状況を作られる可能性があります。
僕がこの試合で一番重要だと思うのは、この二択です。
富山WBが高い位置を取る → 山形WGが戻る → 山形のカウンター開始位置が低くなる。
ただし逆もあります。
富山WBが高く出る → その背後が空く → 山形WGがそこへ走る → 富山の外側CBがサイドへ引き出される → 中央の高橋潤哉周辺にスペースができる。
山形が富山の攻撃量をまともに受け続ければ富山寄り。山形が富山の前進を利用して背後を取れれば一気に互角化します。
プレスとビルドアップは数字が揃っていないぶん、構造で見る
PPDA、高位置奪回、Final Third奪回、Final Third Entries、Field Tilt、PA内タッチ、ラインブレイクの2026/27統一値は公開更新が揃わず、確認できませんでした。Football LABのTeam Styleも新シーズン値は未更新です。
だから、ここは確認できた攻撃回数、保持率、シュート量、CBP、フォーメーションで読みます。
山形は保持率53%前後でボールを持てますが、攻撃回数は20位。それでもシュートは4位。富山は攻撃回数1位で、保持率が50%を切る試合でも前進を続けられます。
富山が3CB+中盤+WBで山形の前線プレス1列目を外せれば、2シャドーが山形ボランチ脇で前を向く形が出やすい。一方、山形が高い位置で奪えれば、富山3バックが広がった直後を短い距離で攻められます。
富山の「奪取P」は今治戦110.10、磐田戦145.00、栃木C戦107.18という値も確認しています。ただしこれはPPDAや高位置奪回と同じ指標ではないため、プレス強度として直接置き換えてはいません。
予想スタメンは両チームとも前節から11人継続予想
予想スタメンはFomelaboを基準に確認しました。双方とも前節の先発11人から11/11一致の予想です。つまり、少なくとも現時点では大幅なターンオーバーより、直近の形をそのままぶつける可能性が高いです。
| ポジション | 山形 4-2-1-3 | 富山 3-4-2-1 |
|---|---|---|
| GK | 佐藤瑠星 | 平尾駿輝 |
| DF | 杉井颯、坂本稀吏也、森岡陸、川井歩 | カン・ミヌ、岡本將成、深澤壯太 |
| 中盤 | 中村亮太朗、野嶽寛也、土居聖真 | 布施谷翔、チョン・ウヨン、谷本駿介、髙橋馨希 |
| 前線 | 榎本啓吾、高橋潤哉、氣田亮真 | 國武勇斗、小川慶治朗、古川真人 |
山形はGK+最終ライン、中盤3枚、前線3枚すべて継続予想。富山もGK+3CB、中盤・WB、2シャドー+CFをすべて継続予想です。
totoONEとスポーツナビでは、今回の確認時点でFomelaboと同等の予想XIを確実に照合できませんでした。ただし、未公表・未取得だけを理由にこの予想XIの信頼を下げてはいません。
Football LAB側では、今回の追加確認時点でも「見どころ」「予想フォーメーション」は後日更新予定の状態でした。
欠場・移籍・代表招集は富山側に気になる材料が多い
山形では、西村慧祐が6月8日に左膝前十字靭帯断裂とクラブから発表されており、長期離脱です。今回の予想XIには入っていません。
山田拓巳はFootball LABの欠場情報欄に名前がありました。ただし最新のクラブ公式で新しい診断や復帰情報を確認できなかったので、状態は断定していません。こちらも予想XI外です。
富山では9月17日に亀田歩夢の負傷が公式発表されました。9月13日のトレーニングマッチで受傷し、右膝前十字靭帯断裂、内側側副靱帯損傷、外側半月板損傷。全治は約10か月です。予想先発ではありませんが、中盤の控え、交代カード、負荷分散という意味では明確なマイナスです。
安光将作は9月16日に期限付き移籍期間終了が発表され、富山を離れて北九州へ期限付き移籍。これも先発予想には入っていませんが、DF層と守備の交代選択肢を減らします。
さらに重要なのが、キム・テウォンとカン・ミヌのU-21韓国代表選出です。9月15日に公式発表されましたが、クラブは代表チームへの合流日などをKFAと調整中としていました。
カン・ミヌは予想先発の3CB要員です。もし不在なら、富山3バックの中央人数、高橋潤哉への対応、空中戦、セットプレー、WB背後を外側CBがカバーする構造に影響します。
キム・テウォンは予想先発ではありませんが今季2得点。前線の交代カードとして重要です。
主要予想先発に新たな出場停止情報は確認していません。
GKは佐藤瑠星と平尾駿輝の継続予想
山形の予想GKは佐藤瑠星。190cmで、前節新潟戦も先発しています。富山は平尾駿輝で186cm、前節栃木C戦も先発し、終盤の枠内シュートをセーブしています。
両者ともGK変更を示す新情報はありません。
今回、佐藤には富山のクロスとセットプレーへのハイボール処理、平尾には山形の短いパスからの侵入と高橋潤哉周辺の近距離フィニッシュ対応が重要になります。
ただし先ほど触れた通り、Save系CBP、Goals Prevented、High Claimsの2026/27公開値は確認できていません。配球、足元、背後処理を含め、GK個人の優劣を数字で断定する材料は不足しています。
日程と疲労は大差なし。ただし富山は控え層が少し削られた
山形は9月9日にルヴァンカップ栃木SC戦、9月13日にリーグ新潟戦、そして9月19日に富山戦。前節からは6日あります。新潟アウェーから山形へ戻り、9月16日は一般・メディア公開練習、17日と18日は非公開練習でした。
富山は9月12日にリーグ栃木C戦、13日に新潟医療福祉大学とのトレーニングマッチ、19日に山形戦。前節からは7日です。17日、18日はトップチーム非公開練習で、今回は山形へのアウェー移動があります。
山形は新潟戦で高橋、氣田、土居らを途中交代。富山は栃木C戦でカン・ミヌ、谷本らを終盤に交代し、前線も複数交代しています。
休養は富山が1日多い一方、山形はホーム。ここは大差をつけていません。ただし富山は亀田の長期離脱と安光の退団で、控えからの負荷分散や守備の代替選択肢が少し減りました。
走行距離、スプリント、高強度走行の個別公開値は確認できていません。
天候は大きな変数になりにくそう
9月19日の天童市は曇り予報で、最高24℃前後、最低19℃前後。
KO周辺の降水確率は、17時20%、18時16%、19時7%、20時7%、21時7%でした。19時のキックオフ時点で、極端な暑さや強雨を想定する状況ではありません。
現時点では、雨でボールが極端に走る、クロスやGK処理が大きく難しくなる、暑さでプレス強度が大きく落ちる、といった補正はしていません。
風速と正式なピッチ状態はまだ固定できていません。主審も確認時点では公式ページに記載されていませんでした。
3つの試合世界線で考える
僕はこの試合を「山形先制」「0-0継続」「富山先制」の3つに分けて考えています。
| 世界線 | 起こりやすい構造 | 強まりやすい結果 |
|---|---|---|
| 山形先制 | 富山WBがさらに高くなり、山形のカウンター余地が増える | 1 |
| 0-0継続 | 富山は攻撃量を積み、山形はWB背後を待つ | 0・2 |
| 富山先制 | 富山が5バック化しやすく、山形を外回りにできる | 2 |
山形先制なら、山形にかなり有利です。今季の山形は勝った3試合がすべて無失点。先に点を取って富山を前掛かりにさせれば、氣田や榎本がWBの背後を使う余地が増えます。
0-0が長く続くなら、引き分けが残ります。両チームとも失点が少なく、直近2試合の得点はともに1。富山は前節大量シュートでも0-0、山形も新潟戦20本で0得点です。
ただし時間が経つほど、富山はクロスやセットプレーを積み上げられます。山形も富山が前に出るほどカウンターが生まれるので、「0-0のまま静かに終わる」だけではなく、後半に一気に動く可能性もあります。
富山先制は、僕が富山本命にした大きな理由です。富山は3CB+WBを下げると5バック化しやすく、山形にボールを持たせながら中央を閉じられます。山形は今季、ビハインドから引き分けまで戻せていません。
引き分け27%を残した理由
山形は今季引き分け0、富山は1。表面だけを見ると「0」は低く見えます。
それでも僕は27%残しました。
理由は、両チームとも実失点が1試合1未満で、実失点が被xGを下回っていること。山形も富山も直近2試合で1得点しかしていないこと。そして両チームとも、シュート量を得点へ変え切れなかった直近試合があることです。
一方で0を30%以上まで上げなかったのは、富山の攻撃回数、シュート、xGが高く、クロスとセットプレーという均衡を壊す手段があるから。山形も今季3得点した試合があり、ゲームが動いたときにそのまま勝敗まで進む可能性があります。
市場のOver/Underも、極端なロースコア前提ではありません。
市場オッズとtoto人気が真逆なのが面白い
今回かなり面白いのが、外部市場とtoto投票率の方向が逆なことです。
市場確率は、各オッズの逆数を取り、3結果の合計が100%になるよう調整した比較用の確率です。
| 結果 | 僕の予想 | 市場確率 | toto投票率 |
|---|---|---|---|
| 山形勝ち | 35% | 約34.2% | 48.63% |
| 引き分け | 27% | 約26.1% | 24.63% |
| 富山勝ち | 38% | 約39.6% | 26.74% |
僕の予想確率-toto投票率で見ると、山形は**-13.63パーセントポイント**、引き分けは**+2.37パーセントポイント**、富山は**+11.26パーセントポイント**です。
つまりtotoでは山形がかなり人気ですが、外部市場と僕の分析は富山をわずかに上に置いています。
基準時点の1X2平均オッズは山形2.67、引き分け3.39、富山2.29で、正規化すると約33.9%、26.7%、39.5%。最新のBest Oddsスナップショットは山形2.75、引き分け3.60、富山2.375で、正規化すると約34.2%、26.1%、39.6%です。
ただし基準値は平均オッズ、最新値はBest Oddsで取得方式が違うため、「富山が何ポイント買われた」と厳密に読むことはできません。方向として、最初から最後まで富山が小幅に低オッズだった、と見るのが安全です。
Asian Handicapは基準時点で山形+0.25が1.75、富山-0.25が2.01の例を確認。別スナップショットでは0、いわゆるDNB付近で富山側の価格が短い例もありました。これも「富山が明確に上」ではなく、「わずかに富山寄り」という水準です。
Over/Underは2.5~3.0付近。基準ではO/U2.5のOver1.60~1.65、Under2.15前後、Asian Total2.75でOver1.79、Under1.95、3.0でOver1.97前後、Under1.77前後の例を確認しました。最新では2.5のOver約1.61、Under約2.12で、大きな変化はありません。
主参照市場の直接取得が安定しなかったため、一部は比較サイトの代替スナップショットを使っています。市場変動の理由も、同一ソースの時系列が足りないため断定していません。
toto投票率の時間変化も山形人気が続いている
通常totoの基準値は、山形48.75%、引き分け24.73%、富山26.52%。最新では山形48.63%、引き分け24.63%、富山26.74%です。
変化は山形-0.12、引き分け-0.10、富山+0.22パーセントポイントで、急変はありません。
さらに早い時点の参考として、9月13日20:02のmini toto-B組では山形44.78%、引き分け28.01%、富山27.21%でした。通常totoとは商品が違うので厳密な時系列比較はできませんが、参考としては山形人気が早期より強まった形です。
別保存値では48.75%、24.65%、26.60%という時点もあり、全体として山形人気が大きく崩れた形はありません。
直接対戦は今回は強く使っていない
今回、直近の直接対戦について、現在の監督、主力、システムまで十分に一致する材料を正式に揃えられませんでした。
山形は横内体制で4-2-1-3、富山は安達体制の3-4-2-1ですが、富山は2026/27に複数の補強をしており、山形も選手構成が一部変わっています。
そのため、過去の対戦結果をそのまま今回へ持ち込まず、直接対戦の参考度は低く設定しています。今回は今季のチーム構造と現在のメンバーを優先して見ています。
データで一つだけ見るなら、富山の「攻撃量」と「決め切れなさ」の両方
富山の数字は強いです。xG2位、AGI1位、攻撃回数1位、シュート1位、チャンス構築率1位。
でも、シュート成功率は17位。前節は27本打って0得点。
この二つを同時に見る必要があります。
攻撃量だけなら富山をもっと高く評価できます。逆に決定率だけ見て「富山は決められない」と切るのも危険です。27本打てるチームは、同じ試合の中で何度もゴールへ近づけるからです。
僕はその両方を合わせて、富山38%、山形35%、引き分け27%というかなり平らな分布にしました。
この予想が外れるなら、山形が富山WBの背後を取ったとき
僕が富山を本命にしている以上、外れる形もはっきり書いておきます。
一番ありそうなのは、山形が富山の前進を逆手に取る展開です。
富山WBが高く出る。山形が奪う。氣田や榎本が背後へ走る。外側CBがサイドへ引き出される。高橋潤哉の周りに中央のスペースができる。
この流れで山形が先制すると、僕の富山寄り評価はかなり崩れます。
もう一つは、富山のシュート数だけが増えて得点が入らない展開です。富山が20本以上打っても決め切れず、山形がセットプレーや一度のカウンターで先に取る。これは前節の富山、前節の山形の「量と得点化のズレ」がそのまま勝敗に出る世界線です。
さらにカン・ミヌが不在だった場合は、富山3CBのカバー範囲と空中戦、セットプレーの強度が変わります。ここは正式スタメンで必ず見たいポイントです。
開始15分で確認したいこと
開始15分で僕が見たいのは3つです。
まず、富山のWBがどこまで高い位置を取るか。山形WGが守備に引き込まれるなら、富山が狙い通りに陣地を取れているサインです。
次に、山形がボールを奪った瞬間にWGへ縦パスが入るか。富山WBの背後へ1本でも2本でも良い形で出られるなら、山形の反撃ルートは機能しています。
そして、チョン・ウヨンが山形の前線プレスを受けても前向きにボールを運べるか。ここを山形が止められるなら、富山の攻撃回数そのものを減らせる可能性があります。
僕が一番見たいところ
僕が一番見たいのは、富山が数字通りにシュート数を積み上げるのか、それとも山形が「シュートを打たせても決めさせない」守備とWB背後のカウンターで、その攻撃量を無効化するのかです。
試合後に答え合わせしたい仮説は明確です。
富山のxG、AGI、攻撃回数、シュート、構築率の高さは、実戦でも山形を押し込む形として再現するのか。富山WB+2シャドーは山形SB・ボランチ周辺で優位を作るのか。山形はその背後を取れるのか。富山の「大量シュートと決定力のズレ」はまた出るのか。そしてカン・ミヌらの出場可否が、3CBや交代策へ実際に影響するのか。
この5点が、予想の当たり外れだけでなく、今回使ったデータが本当に試合を説明できたかを見るポイントです。
なお、今回の調査ではNPxG、Open Play xG、Set Piece xG、PPDA、高位置奪回、Final Third奪回、Final Third Entries、Field Tilt、PA内タッチ、Big Chancesの統一値、走行距離、スプリント、高強度走行、GKのGoals Prevented・High Claims、2026/27のFootball LAB Team Style、正式主審、正式ピッチ状態などは、同一条件で安定して取得できませんでした。これらは推測で埋めず、確認できたデータだけで予想しています。
最終予想
最後にもう一度まとめます。
| 項目 | 結論 |
|---|---|
| 本命 | 富山勝ち「2」 |
| 山形勝ち | 35% |
| 引き分け | 27% |
| 富山勝ち | 38% |
| 確率順位 | 2 > 1 > 0 |
| 信頼度 | C |
| 最大の本命根拠 | 富山の攻撃生成量と3-4-2-1の相性 |
| 最大の反証 | 山形ホーム+富山WB背後へのカウンター |
| 最大の直前不確実性 | カン・ミヌらU-21韓国代表組の合流日と正式XI |
| 最大の観戦ポイント | 富山の攻撃量を山形がカウンターへ変換できるか |
僕は富山を本命にしますが、38%しかありません。山形35%との差は3パーセントポイント、引き分けも27%あります。
「富山の攻撃量が本当にスコアへ変わるのか」。そして「山形が富山の前進を、逆に自分たちのカウンターへ変えられるのか」。
この2つが、この試合の答えだと見ています。





