2026年9月26日(土)17:00、鳴門・大塚スポーツパーク ポカリスエットスタジアムで行われる徳島ヴォルティス対栃木シティを予想します。
この記事では、ここまでの事前分析で取得できたデータをできるだけ省かず、基礎戦力、xG、AGI・KAGI、シュート、CBP、ホーム/アウェー成績、セットプレー、GK、予想スタメン、日程、ゲームステート、市場、toto投票率までまとめます。
時間で変わる情報は2026年9月24日19:35時点を基本にし、追加検証まで含めた最終確率は9月24日19:44時点で再確認しています。正式スタメン、当日のピッチ状態、主審などはまだ確定前です。
まず結論から。
| 結果 | 最終確率 |
|---|---|
| 1 徳島勝利 | 35% |
| 0 引き分け | 27% |
| 2 栃木C勝利 | 38% |
本命は2=栃木シティ勝利。信頼度はC。順位は2>1>0です。
ただし1位と2位の差はわずか3ポイント。強く一本に寄せるカードではありません。
この試合で勝敗を分けそうな最大の論点は、栃木Cの圧倒的に多い攻撃機会を、徳島のホーム守備とGK北村海チディがどこまで止められるかです。
- 両チームの現在地
- 直近5試合の結果
- xG・シュート・チャンス構築率は栃木Cが大幅優位
- AGI・KAGIでも攻撃面の差が出ている
- 直近5試合とシーズン平均の変化
- 得点とxGの差を見る
- 守備は徳島が優位、ただし「完全に抑えている」わけではない
- ホーム徳島とアウェー栃木Cの成績
- CBPを全部見ると栃木Cは攻撃、徳島はセーブが目立つ
- 中心選手への依存度は栃木Cの方が高い
- 主要得点者を見る
- 徳島の得点はセットプレー比重が高い
- GKは両チームとも強いが、徳島の依存度が高い
- 直近で確認できたxGの試合例
- 予想スタメンは両チームとも前節から11人継続
- 欠場・代役候補
- ローテーション傾向
- 9月23日の天皇杯では両チームとも大幅ターンオーバー
- 天候は雨リスクあり
- 戦術の最大ポイントは栃木Cの前線3枚 vs 徳島3CB
- 岩尾憲 vs ペドロ・IHは重要マッチアップ
- ルーカス・バルセロス vs ヨニッチ/照山
- 徳島WB vs 栃木CのWG+SB
- 西谷を止めても栃木Cは別ルートがある
- 0-0が続いた時の世界線
- 徳島が先制した世界線
- 栃木Cが先制した世界線
- 引き分け27%の考え方
- 市場は徳島、僕は栃木C
- O/Uは2.5、極端な低得点市場ではない
- toto投票率は市場よりさらに徳島寄り
- 追加検証をしても確率を変えなかった理由
- この予想が外れるなら
- 開始15分で見たいポイント
- データ面で今回まだ分からない部分
- 僕が一番見たいところ
- 最終予想
両チームの現在地
まず成績とチームの背景です。
| 項目 | 徳島 | 栃木C |
|---|---|---|
| 2026/27 J2順位 | 10位 | 8位 |
| 勝点 | 10 | 10 |
| 成績 | 3勝1分3敗 | 3勝1分3敗 |
| 得点 | 5 | 14 |
| 失点 | 8 | 10 |
| 基本システム | 3-4-2-1 | 4-1-2-3 |
| 監督 | 吉本岳史 | 今矢直城 |
| 体制 | 新体制 | 長期継続 |
| Elo型レーティング | 1502.07 | 1501.63 |
徳島は2025年J2で4位、2026年百年構想リーグで3位。J2での中長期実績なら徳島が上です。2025年J2では42試合24失点で、守備の安定感が大きな特徴でした。
一方の栃木Cは2025年J3優勝。23勝8分7敗、69得点37失点、勝点77で昇格しています。2026年百年構想リーグでは苦戦したものの、今季J2では7試合で14得点。昇格直後でも攻撃面ではかなり存在感があります。
Elo型レーティングは徳島1502.07、栃木C1501.63。差は0.44しかなく、ここだけ見ればほぼ互角です。
大きな違いは監督・戦術の継続性です。
徳島は今季から吉本岳史監督となり、百年構想リーグで中心だった3-1-4-2から3-4-2-1へ整理し直しています。
栃木Cは今矢直城監督が2021年11月から継続。4-1-2-3を7試合中6試合で使用しており、戦術原則の継続性では栃木Cが上です。
直近5試合の結果
結果だけでなく、どちらのチームが今どんな振れ方をしているかも確認します。
徳島の直近5試合
| 対戦相手 | 結果 |
|---|---|
| 磐田 | 1-2 ● |
| 大分 | 1-0 ○ |
| いわき | 1-0 ○ |
| 秋田 | 1-4 ● |
| 甲府 | 1-0 ○ |
徳島は3勝2敗。ただし3勝はいずれも1-0で、敗戦は1-2、1-4です。
勝つ時は守り切る、崩れる時は複数失点する。
今の徳島をかなり分かりやすく表している並びです。
栃木Cの直近5試合
| 対戦相手 | 結果 |
|---|---|
| 鳥栖 | 3-1 ○ |
| 磐田 | 1-3 ● |
| 札幌 | 4-1 ○ |
| 富山 | 0-0 △ |
| 仙台 | 1-3 ● |
栃木Cは2勝1分2敗。
3点、4点を取る試合がある一方、1-3負けも2回。徳島以上に試合が大きく動きやすいチームです。
xG・シュート・チャンス構築率は栃木Cが大幅優位
このカードで最も差が大きいのが攻撃データです。
2026/27 J2の7試合を同条件で比較すると、次のようになります。
| 指標 | 徳島 | 栃木C |
|---|---|---|
| xG/試合 | 0.610(20位) | 1.653(5位) |
| 推定累計xG | 4.27 | 11.57 |
| 実得点 | 5 | 14 |
| 得点/試合 | 0.7 | 2.0 |
| シュート/試合 | 7.14 | 14.86 |
| チャンス構築率 | 6.57% | 12.40% |
| 平均保持率 | 52.31% | 50.10% |
| 攻撃CBP/試合 | 12.30 | 14.25 |
| パスCBP/試合 | 10.30 | 11.01 |
出典:Football LABを中心に、2026/27 J2第7節終了時点の取得データ。
栃木Cはシュートが徳島のほぼ2倍。チャンス構築率も約2倍です。
一方で保持率は徳島52.31%、栃木C50.10%で大差がありません。
ここが大事です。
徳島はボールを持てないから攻撃できていないわけではありません。持ったボールをシュートや高質な機会へ変える部分で苦しんでいます。
逆に栃木Cは50%程度の保持率でも、前へ出た時にシュートまで持っていく回数が多い。
この「保持率ではなく、保持を攻撃へ変換する効率」の差が、僕が栃木Cを本命にした中心材料です。
AGI・KAGIでも攻撃面の差が出ている
Football LABのAGI・KAGIも見ます。
| 指標 | 徳島 | 栃木C |
|---|---|---|
| AGI・7試合平均 | 29.57 | 48.71 |
| AGI・直近5 | 25.00 | 46.00 |
| KAGI・7試合平均 | 44.00 | 41.00 |
| KAGI・直近5 | 41.20 | 39.60 |
AGIは栃木Cが大きく上。直近5でも46.00を維持しています。
ただし栃木Cも開幕から完全に上向いているわけではありません。AGIは48.71から46.00へ、シュートは14.86本から12.80本へ、チャンス構築率は12.40%から11.04%へ低下しています。
徳島はシュート7.14本から7.20本、チャンス構築率6.57%から6.62%でほぼ横ばい。
つまり、
栃木Cは少し攻撃量が落ちているが、それでも徳島よりかなり多い。徳島は低い攻撃量が改善しているとはまだ言いにくい。
という状態です。
直近5試合とシーズン平均の変化
取得できた同一定義データをまとめるとこうなります。
| 指標 | 徳島 シーズン | 徳島 直近5 | 栃木C シーズン | 栃木C 直近5 |
|---|---|---|---|---|
| AGI | 29.57 | 25.00 | 48.71 | 46.00 |
| KAGI | 44.00 | 41.20 | 41.00 | 39.60 |
| シュート | 7.14 | 7.20 | 14.86 | 12.80 |
| チャンス構築率 | 6.57% | 6.62% | 12.40% | 11.04% |
| 保持率 | 52.31% | 53.02% | 50.10% | 50.50% |
| 攻撃CBP | 12.30 | 12.26 | 14.25 | 13.87 |
| パスCBP | 10.30 | 10.78 | 11.01 | 11.12 |
| 奪取P | 75.99 | 72.69 | 77.53 | 73.05 |
| 守備P | 15.02 | 15.65 | 16.42 | 16.44 |
栃木Cの攻撃量はやや低下していますが、絶対値はまだ高い。徳島はパスCBPが少し上がっている一方、シュートへつながる量は増えていません。
このため「最近の栃木Cは落ちているから徳島が上」とまでは見ません。
ただし栃木Cの直近攻撃量低下は、本命2を38%までに抑えた反証の一つです。
得点とxGの差を見る
実得点とxGの関係も重要です。
| 指標 | 徳島 | 栃木C |
|---|---|---|
| 実得点 | 5 | 14 |
| 推定累計xG | 4.27 | 11.57 |
| 得点-xG | +0.73 | +2.43 |
| 得点/xG | 1.17 | 1.21 |
両チームとも実得点がxGを上回っています。
栃木Cは+2.43。今の14得点すべてがそのまま長期的に続くとは限りません。
ただし重要なのは、栃木Cは上振れだけで得点しているわけではないことです。
xG自体が11.57相当あり、シュートも多い。決定力が平均へ戻っても、徳島より多くチャンスを作っている部分は残ります。
守備は徳島が優位、ただし「完全に抑えている」わけではない
守備側のデータです。
| 指標 | 徳島 | 栃木C |
|---|---|---|
| 被xG/試合 | 1.398 | 1.789 |
| 推定累計被xG | 9.79 | 12.52 |
| 実失点 | 8 | 10 |
| 失点-被xG | -1.79 | -2.52 |
| 失点/被xG | 0.82 | 0.80 |
| Save系CBP | 6.26(1位) | 4.36(3位) |
両チームとも、実失点は被xGより少なくなっています。
つまり両チームとも現時点では「受けた機会の割に失点を抑えている」側です。
ただ、被xGそのものは徳島1.398、栃木C1.789。
栃木Cは攻撃だけでなく、相手にもかなり機会を与えています。
一方の徳島も被xG1.398なので、「ほぼ何もさせていない守備」とまでは言えません。最後のところでGKや最終ラインが抑えている面が大きい。
だから今回の徳島守備は、
守備で完全に相手を封じ込めるというより、ある程度攻められても最後で失点を抑える
というイメージで見ています。
ホーム徳島とアウェー栃木Cの成績
今回と同じホーム/アウェー条件です。
| 条件 | 勝敗 | 得点 | 失点 |
|---|---|---|---|
| 徳島 HOME | 2勝1分0敗 | 2 | 0 |
| 徳島 AWAY | 1勝0分3敗 | 3 | 8 |
| 栃木C HOME | 1勝0分2敗 | 7 | 6 |
| 栃木C AWAY | 2勝1分1敗 | 7 | 4 |
ここはかなり重要です。
徳島はホーム3試合無敗、しかも無失点。
一方で栃木Cもアウェー4試合で2勝1分1敗、7得点4失点です。
つまり今回の条件は、
ホームで失点しない徳島 vs アウェーでも得点できる栃木C
というぶつかり方です。
どちらも試合数が少ないので過信は禁物ですが、本命2を強くしすぎない理由として徳島ホーム0失点はかなり大きいです。
CBPを全部見ると栃木Cは攻撃、徳島はセーブが目立つ
Football LABのチームCBP累計です。
| CBP | 徳島 | 栃木C |
|---|---|---|
| 攻撃 | 86.07(15位) | 99.77(9位) |
| パス | 72.14(13位) | 77.05(9位) |
| クロス | 6.28(19位) | 10.30(13位) |
| ドリブル | 7.66(12位) | 12.42(3位) |
| シュート | 28.38(20位) | 70.97(4位) |
| ゴール | 16.92(16位) | 42.35(1位) |
| 奪取 | 531.93(16位) | 542.72(13位) |
| 守備 | 105.16(8位) | 114.95(3位) |
| セーブ | 6.26(1位) | 4.36(3位) |
特に差が大きいのはシュートCBPとゴールCBPです。
徳島はシュートCBP20位、栃木C4位。ゴールCBPは徳島16位、栃木C1位。
一方、徳島はセーブCBP1位。
今回の最大論点である、
栃木Cの攻撃量 vs 徳島の失点抑制
が、CBPにもそのまま出ています。
中心選手への依存度は栃木Cの方が高い
攻撃CBP上位選手と集中度です。
徳島
| 選手 | 攻撃CBP |
|---|---|
| 田中隼人 | 8.57 |
| ルーカス・バルセロス | 8.30 |
| 児玉駿斗 | 7.26 |
- 上位1人依存度:9.96%
- 上位3人集中度:28.04%
栃木C
| 選手 | 攻撃CBP |
|---|---|
| 西谷和希 | 15.53 |
| 吉田篤志 | 9.63 |
| 小池裕太 | 9.05 |
- 上位1人依存度:15.57%
- 上位3人集中度:34.29%
栃木Cは徳島より上位選手への機能集中が高く、特に西谷の比重が大きいです。
ただし、西谷だけを消せば終わりではありません。
吉田、小池が続き、後方でもヨニッチ、佐藤、ペドロ、照山がパスに関与。ドリブルでは吉田、小池、西谷が上位です。
このため徳島が西谷を止めることは重要ですが、西谷封鎖=栃木Cの攻撃停止とは見ていません。
主要得点者を見る
徳島の5得点は、確認できた範囲で山越康平、渡大生、高木友也、ルーカス・バルセロス、トニー・アンデルソンが各1得点。
極端に一人へ偏ってはいませんが、そもそもの得点総数が5点と少ないです。
栃木Cは、
- 小池裕太 3得点
- 西谷和希 2得点
- トクマック・グェン 2得点
- 吉田篤志 1得点
- その他にも複数得点者
と、得点経路が分散しています。
吉田は取得時点でxG2.445に対して1得点。今の得点数だけを見ると物足りませんが、フィニッシュ機会自体は作れています。
この「一人が止まっても別の選手がいる」という構造は、栃木Cを評価する材料です。
徳島の得点はセットプレー比重が高い
得点パターンです。
| 得点経路 | 徳島 | 栃木C |
|---|---|---|
| セットプレーから | 3/5=60.0% | 3/14=21.4% |
| クロスから | 0 | 3=21.4% |
| スルーパスから | 0 | 1=7.1% |
| 30m未満パスから | 0 | 2=14.3% |
| 30m以上パスから | 1=20.0% | 0 |
| こぼれ球から | 1=20.0% | 2=14.3% |
| PK | 0 | 0 |
徳島は5得点中3点がセットプレー由来。
3得点という小標本なので「徳島はセットプレー最強」とまでは言えませんが、Open Playでの攻撃量が少ない以上、相対的な重要度は高いです。
キッカー候補は岩尾憲、児玉駿斗、柳澤亘、杉本太郎。
ターゲット候補は山田奈央、山越康平、ルーカス・バルセロスらです。
栃木Cにもヨニッチ、照山、鈴木武蔵、山下敬大と高さがあります。セットプレーだけなら徳島が明確に上とは断定できません。
それでも徳島が通常の攻撃量差を一発で消す最も現実的な方法がセットプレーという見方は変わりません。
GKは両チームとも強いが、徳島の依存度が高い
徳島の予想GKは北村海チディ。
チームSave系CBPは6.26でリーグ1位。実失点8に対して推定被xGは9.79です。
栃木Cの予想GKはキム・ジンヒョン。
Save系CBPは4.36でリーグ3位。実失点10に対して推定被xG12.52。
両チームともGKを含めて失点を抑えています。
ただ、今回の試合では徳島の方がGKへの依存度が高くなりやすいと見ています。
栃木Cの方がシュート数を作る可能性が高いからです。
もし試合後に「栃木Cがシュート15本前後、徳島が7本前後」なのにスコアが0-0や1-0徳島なら、北村を含む徳島守備が事前の反証どおり機能した可能性が高いです。
直近で確認できたxGの試合例
全5試合を同条件で揃えられたわけではありませんが、取得できた試合のxGも載せておきます。
| 試合 | チームxG | 被xG |
|---|---|---|
| 徳島 vs 大分 | 0.655 | – |
| 秋田 vs 徳島 | 0.344 | 1.133 |
| 甲府 vs 徳島 | 0.373 | 0.566 |
| 鳥栖 vs 栃木C | 1.867 | 2.060 |
| 栃木C vs 磐田 | 0.697 | 1.453 |
| 富山 vs 栃木C | 1.145 | 2.105 |
ここでも徳島は勝った甲府戦でxG0.373。少ない機会を1点に変えて守り切っています。
栃木Cは鳥栖戦で3-1勝利ながら被xG2.060、富山戦0-0でも被xG2.105。攻撃力がある一方で、相手にもかなり機会を許す試合があります。
結果だけを見るより、この中身が今回の予想には重要です。
予想スタメンは両チームとも前節から11人継続
9月24日時点のFomelabo予想です。
徳島予想 3-4-2-1
| 位置 | 選手 |
|---|---|
| GK | 北村 海 チディ |
| DF | 田中 隼人 |
| DF | 山田 奈央 |
| DF | 山越 康平 |
| WB | 高木 友也 |
| MF | 岩尾 憲 |
| MF | 稲見 哲行 |
| WB | 柳澤 亘 |
| AM/FW | 児玉 駿斗 |
| FW | ルーカス・バルセロス |
| FW | 渡 大生 |
栃木C予想 4-1-2-3
| 位置 | 選手 |
|---|---|
| GK | キム・ジンヒョン |
| DF | 佐藤 喜生 |
| DF | 照山 颯人 |
| DF | マテイ・ヨニッチ |
| DF | シモンズ・エイデン |
| MF | ペドロ・アウグスト |
| MF | 西谷 和希 |
| MF | 森 俊貴 |
| FW | 小池 裕太 |
| FW | 吉田 篤志 |
| FW | バスケス・バイロン |
両チームとも直近リーグ第7節の先発と11/11一致予想です。
これは大きいです。
徳島は北村、3CB、岩尾、ルーカスと、今回の守備・前進で重要な役割がすべて残る予想。
栃木Cもキム、ヨニッチ、照山、ペドロ、西谷、小池、吉田と、攻守の中核がそろう予想です。
追加検証でもこの予想XIは変わらず、予想の確認度は両チームとも高いと判断しています。
欠場・代役候補
徳島では青木駿人、尾上瑠聖の欠場情報を確認しています。
ただし両選手とも今回のFomelabo予想XIには入っていないため、現時点で予想スタメンの主要骨格を直接崩す欠場とは見ていません。
栃木Cでは今回予想XIの主力について、新規の確定離脱は確認できていません。
代役候補も整理しておきます。
徳島
- GK:長谷川徹、三井大輝
- DF:カイケ、モヨ マルコム強志、山口竜弥
- MF:鹿沼直生、重廣卓也、杉本太郎
- 前線:トニー・アンデルソン、宮崎純真、梶谷政仁、ローレンス・デイビッド
栃木C
- GK:原田欽庸
- DF:奥井諒、小西慶太郎、知念哲矢、乾貴哉、鈴木裕斗
- MF:加藤丈、岡庭裕貴、加藤大、大嶌貴
- 前線:鈴木武蔵、山下敬大、トクマック・グェン、升掛友護
栃木Cは特に前線の選択肢が多く、途中から鈴木武蔵、山下、トクマックらを使えるのは終盤の強みです。
実際、八戸戦では途中出場の山下が83分に得点、仙台戦では鈴木武蔵が90+5分に得点しています。
ローテーション傾向
追加検証では先発変更人数も見ました。
徳島は直近5リーグ戦で、前節からの先発変更人数が3、3、0、0、3。平均1.8人。
今回予想は前節から0人変更です。
栃木Cは同一定義ですべて揃えられませんでしたが、確認できた直近3試合では1、2、2人変更。平均1.67人。
今回はこちらも0人変更予想。
つまり両チームとも完全固定型ではありませんが、今回は直近リーグ戦の骨格をそのまま使う見込みです。
9月23日の天皇杯では両チームとも大幅ターンオーバー
試合は9月26日。両チームとも9月23日に天皇杯を戦っているので、中2日です。
普通なら疲労をかなり警戒したくなる日程ですが、今回は少し事情が違います。
徳島
9月23日 G大阪戦の先発:
長谷川徹、カイケ、宮崎純真、山口竜弥、モヨ、鹿沼、杉本、髙田優、重廣、梶谷、髙田颯也。
今回予想XIとの先発重複は0/11。
途中出場で今回予想XIから山田、稲見、児玉、渡が出ています。
栃木C
9月23日 町田戦の先発:
原田、奥井、小西、知念、乾、加藤丈、岡庭、加藤大、鈴木武蔵、山下、トクマック。
今回予想XIとの先発重複は0/11。
途中出場は小池、吉田、森。
つまり両チームとも天皇杯でリーグ主力をほぼ全面的に先発から外しています。
そのため「中2日だから主力が消耗している」と単純には見ません。
ただし栃木Cには町田から徳島への連続アウェー移動があります。徳島も吹田から戻りますが、今回の試合はホーム。
環境・負荷では徳島をわずかに上と評価しています。
天候は雨リスクあり
9月24日19:32時点の鳴門市予報では、9月26日は主に後半ににわか雨の可能性。
最高気温は約24℃、最低約21℃。
極端な暑さではありませんが、雨が強くなれば、
- ボールスピード
- トラップ
- クロス
- GKのキャッチ
- スリップ
- セカンドボール
に影響します。
徳島はセットプレーとGK守備、栃木Cはクロス・サイド攻撃を使うため、どちらにも作用し得ます。
ここは一方向に有利とは置かず、「試合の偶発性を上げる要因」として扱っています。
戦術の最大ポイントは栃木Cの前線3枚 vs 徳島3CB
ここから戦術です。
徳島は3-4-2-1。栃木Cは4-1-2-3。
栃木Cの前線3枚は、徳島の3CBに対して人数が噛み合いやすい。
徳島が後方からつなぐ時、栃木Cが3枚でCBへ出て、ペドロやIHが岩尾への縦パスを消せれば、徳島は前進が難しくなります。
徳島の出口は主に、
- 岩尾が前向きに受ける
- WBへ逃がす
- ルーカスへ長く当てる
- 児玉が間で受ける
といった形です。
ここを複数同時に止められると、徳島の攻撃量の少なさがさらに強調されます。
岩尾憲 vs ペドロ・IHは重要マッチアップ
僕が個別対面で最も重要だと見ているのが、岩尾憲と栃木C中盤の関係です。
岩尾は徳島のテンポと配球の基準点。
栃木Cはペドロ・アウグストとIH、前線の守備で岩尾へのパスコースを制限できます。
岩尾が前を向ければ、徳島はWB、児玉、ルーカスへ展開できます。
逆に岩尾が後ろ向きのまま、あるいは受ける回数自体を減らされれば、徳島はロングボール比率が上がりやすい。
そこで待つのがヨニッチ、照山です。
このため栃木Cが、
3CBへ圧力 → 岩尾を消す → ルーカスへの長いボールをCBが処理
までつなげられるかは、開始15分から見たいポイントです。
ルーカス・バルセロス vs ヨニッチ/照山
徳島がプレスを外す出口としてルーカスは非常に重要です。
ルーカスが収められれば、WBや2列目が前を向けます。
逆にヨニッチ、照山が正面から潰せれば、徳島は押し上げる時間を作れません。
同一定義の空中戦勝率までは取得できなかったため「高さで必ず栃木C」とまでは言えませんが、栃木Cの中央守備はJ2でもかなり経験値があります。
この局面は栃木Cがやや優位と見ています。
徳島WB vs 栃木CのWG+SB
もう一つ重要なのがサイドです。
徳島の高木友也、柳澤亘が高い位置へ出られれば、徳島は幅を使えます。
しかし栃木CがWG+SBで2対1を作り、徳島WBを押し下げれば、徳島は5バックに近い形になり、前線との距離が広がります。
逆に栃木CのSBが高く出るほど、その背後は徳島のカウンター経路です。
つまりこのサイド対面は、
栃木Cが押し込めば2方向、徳島が背後を取れれば1方向
へ大きく動きます。
西谷を止めても栃木Cは別ルートがある
栃木Cの中心は西谷和希です。
攻撃CBP15.53でチームトップ。現時点で2得点1アシスト。
徳島としては、西谷を前向きにさせないのが最優先です。
ただし栃木Cの強みは、西谷以外にも経路があること。
小池は3得点。吉田はxGが高く、バスケス、トクマック、鈴木武蔵、山下とタイプの違う前線を持っています。
栃木Cの攻撃CBP上位1人依存度は15.57%、上位3人集中度34.29%。
集中度は徳島より高いですが、「一人だけ止めれば終わる」というほどではありません。
0-0が続いた時の世界線
徳島は今季0-0が1試合、栃木Cも1試合。
徳島は前半0-0が3/7=42.9%。
0-0が長く続けば、徳島は無理に前へ出なくてよくなります。低い位置で5バックを作り、栃木Cに持たせながら中央を閉じる展開です。
栃木Cは攻撃量で押し込み続けるでしょう。
この場合の勝負は、栃木Cがシュート数を得点へ変えられるか。
富山戦では15本シュートを打ちながら0-0という試合もあり、押し込み=得点ではありません。
だから0は27%残しています。
徳島が先制した世界線
徳島は今季先制した3試合をすべて勝っています。
先制時:
- 3勝0分0敗
- 1点差リード維持3/3
この小標本はかなり分かりやすいです。
徳島が先に取れば、5バック化して中央を締め、北村を含む守備力を最大限使えます。
第3工程で栃木Cにあった「前線プレスで徳島のビルドアップを詰まらせる」という優位も少し価値が下がります。徳島はもう無理にボールを持つ必要がなくなるからです。
僕の2本命が最も危険になるのはこの世界線です。
栃木Cが先制した世界線
栃木Cは今季先制した2試合を2勝。
しかも八戸戦5-0、札幌戦4-1と、先制後に追加点を重ねています。
徳島は先制された3試合のうち2試合で一度は同点へ戻していますが、逆転勝ちはありません。
栃木Cが先に取れば、徳島はWBを高く出して追う必要があります。
すると3CB脇とWB背後が開き、栃木Cのスピードある前線が使いやすくなる。
2が最も強くなるのはこの世界線です。
引き分け27%の考え方
僕の内部評価では引き分け構造は「中」です。
0を上げる材料:
- 徳島の低得点
- 徳島ホーム無失点
- GK北村
- 0-0が各1試合
- 栃木Cが押し込んでも得点化できない試合がある
0を下げる材料:
- 栃木Cの14得点
- xG1.653
- 栃木Cの高被xGで徳島にも得点機会が生まれやすい
- 両チームとも今季1-1は0回
- 先制した試合で両チームとも引き分け0
- 栃木C先制後は追加点へ広がる
僕の整理は、
「0-0は十分ある。ただし一度先制点が入ると、0から離れやすい」
です。
市場は徳島、僕は栃木C
今回のもう一つの大きな論点です。
9月24日19:35時点で保存した1X2市場は、
- 徳島 2.50
- 引分 3.40
- 栃木C 2.70
正規化するとこうなります。
| 評価 | 1 徳島 | 0 | 2 栃木C |
|---|---|---|---|
| 市場 | 37.58% | 27.63% | 34.79% |
| 僕の予想 | 35% | 27% | 38% |
市場は徳島をわずかに上。
僕は栃木Cを上にしています。
Asian Handicapも0ラインで徳島側がやや低価格でした。
つまり内部分析と市場の優勢方向が逆です。
ここは信頼度Cにした大きな理由です。
なお市場の主参照先で完全な同時点値を揃えられなかったため、1X2は代替ソースを使用しています。AH・O/Uも複数代替ソースでライン方向を確認した形です。
O/Uは2.5、極端な低得点市場ではない
O/Uは2.5ライン。
基準値ではOver 1.81、Under 1.94。別の取得可能市場でもOver側が少し低い価格でした。
つまり市場も「徳島が低得点だからUnder一辺倒」とは見ていません。
これは、
- 徳島は低得点
- 栃木Cは高得点
- 栃木Cは高被xG
- 先制後は試合が開きやすい
という内部分析と大きく矛盾しません。
toto投票率は市場よりさらに徳島寄り
スポーツくじ公式で取得できた投票率です。
9月22日8:25頃
- 1 徳島:40.04%
- 0:23.06%
- 2 栃木C:36.90%
9月23日20:50
- 1 徳島:41.61%
- 0:22.97%
- 2 栃木C:35.42%
変化は、
- 1:+1.57pt
- 0:-0.09pt
- 2:-1.48pt
です。
つまり投票が進む中で徳島支持が少し増え、栃木C支持が少し減っています。
市場確率と比較すると、
| 結果 | 市場 | toto | 差 |
|---|---|---|---|
| 1 | 37.58% | 41.61% | +4.03pt |
| 0 | 27.63% | 22.97% | -4.66pt |
| 2 | 34.79% | 35.42% | +0.63pt |
toto参加者は市場より徳島を高く、引き分けを低く見ています。
僕は市場より栃木C寄りで、0は市場に近い。
この三者のズレはかなり興味深いです。
追加検証をしても確率を変えなかった理由
この試合は最大確率38%、信頼度C、1位と2位の差3ptだったので、追加検証も行いました。
そこで確認した主な内容は、
- 両チームの予想XI強度
- 攻撃CBP上位選手
- ローテーション変動
- 主力依存
- 代役差
- 詳細ゲームステート
- 独立外部予測の有無
です。
結果として、
栃木Cの攻撃CBP上位3人である西谷15.53、吉田9.63、小池9.05が全員予想先発。
これは2を補強します。
一方で徳島も、
- 北村
- 田中
- 山田
- 岩尾
- ルーカス
- 児玉
と守備・前進の主要役がそろう予想。
こちらは1・0を補強します。
両チームとも前節から11/11継続予想なので、片側だけを上げる新情報ではありませんでした。
さらに追加データの多くは、すでに「栃木C攻撃優位」「徳島守備反証」として評価していたものと同じ因果です。
二重に加点すべきではないため、最終確率は35-27-38のままにしています。
この予想が外れるなら
本命2が外れるなら、僕が最も警戒しているのは次の形です。
栃木Cが押し込む → 徳島が低い位置で耐える → 北村が止める → 徳島がセットプレーかカウンターで先制 → 5バックで逃げ切る。
これは事前データ上、かなり現実的です。
徳島はホーム3試合無失点。
先制3試合は3勝。
セットプレーは5得点中3点。
そして栃木Cは被xG1.789。
この4つが同じ試合で重なれば、攻撃量では栃木Cが上でも結果は1になり得ます。
もう一つは0-0です。
栃木Cが押し込んでも、シュートの質が上がらず、徳島の守備ブロックとGKが最後まで耐えれば0が残ります。
だから僕は2を1位にしながらも、1を35%、0を27%まで残しています。
開始15分で見たいポイント
僕なら開始15分で次を見ます。
1. 岩尾が前向きに受けられているか
ここを栃木Cが消せていれば、事前の戦術相性どおり。岩尾が自由なら徳島が想定以上に前進できます。
2. 徳島WBが高い位置を取れているか
高木、柳澤が相手陣まで出られていれば徳島に出口あり。自陣深くへ押し込まれていれば栃木C優勢。
3. 栃木Cがシュートまで行けているか
保持率ではなく、PA周辺への進入とシュート数を見ます。
4. 西谷がどこでボールを受けているか
徳島が前向きにさせずに済んでいるか。それでも小池や吉田から攻撃が出るか。
5. ルーカスがヨニッチ/照山に対して収められるか
ここで徳島が時間を作れないと、守備時間が長くなります。
データ面で今回まだ分からない部分
今回かなり多くのデータを集めましたが、すべて揃ったわけではありません。
同一期間・同一定義で比較できなかったため、予想へ無理に入れなかったのは、
- NPxG
- Open Play xG
- Set Piece xG/被xG
- H/A別xG・被xG
- Big Chances
- PPDA
- Field Tilt
- Final Third Entries
- PA内タッチのシーズン平均
- GK Goals Prevented
- High Claims
- チーム走行距離
- スプリント
- 高強度走行
- 空中戦勝率
などです。
古い更新値と最新値を混ぜて見栄えだけ整えるより、取れなかったものは取れなかったままにしています。
この欠損も信頼度を上げきれない理由の一つです。
僕が一番見たいところ
僕が一番見たいのは、栃木Cの「攻撃量」が、徳島の「失点抑制」を本当に上回れるかです。
今回の事前分析では、
- xG
- シュート
- AGI
- チャンス構築率
- 攻撃CBP
- シュートCBP
- ゴールCBP
まで、攻撃側の複数データが栃木Cを支持しました。
それに対して徳島は、
- ホーム3試合無失点
- Save系CBP1位
- 先制時3戦3勝
- 低ブロック
- セットプレー比重
で対抗します。
試合後に答え合わせするなら、結果だけではなく、
栃木Cのシュート数・xG・PA侵入に対して、徳島が何本をブロックし、北村が何本止め、徳島がセットプレーやカウンターでどれだけ高質な機会を作ったか
まで見たいです。
僕の仮説は、
「栃木Cが徳島より多くのチャンスを作る。ただし徳島のホーム守備とGKによって、内容ほどスコア差は開かない」
です。
これが再現すれば、2を1位にしつつ38%までしか上げなかった今回の予想とも一致します。
最終予想
最後にまとめます。
| 項目 | 最終評価 |
|---|---|
| 1 徳島勝利 | 35% |
| 0 引き分け | 27% |
| 2 栃木C勝利 | 38% |
| 本命 | 2 栃木シティ勝利 |
| 確率順位 | 2 > 1 > 0 |
| 信頼度 | C |
最大の本命根拠
栃木CのxG1.653、シュート14.86本、チャンス構築率12.40%という攻撃機会量と、4-1-2-3が徳島の3CB・WBへ圧力を掛けやすい戦術相性。
最大の反証
徳島ホーム3試合無失点、Save系CBP1位、先制時3戦3勝、そして市場・totoが僕の予想とは逆に徳島寄りであること。
最も重要な観戦ポイント
栃木Cが岩尾を消して徳島WBを押し下げ、事前データどおりシュート数の差を作れるか。それとも徳島が低い位置で耐え、セットプレーやカウンターの少数機会を先制点へ変えるか。
本命は栃木Cですが、1位と2位は3ポイント差。データを全部並べても「2で固い」とはならないカードです。むしろ、攻撃量では栃木C、守備・ホーム条件では徳島、市場人気では徳島という三つの軸がぶつかるからこそ、要警戒の一戦だと見ています。
主な確認元:Jリーグ公式、Football LAB、Fomelabo、スポーツくじ公式、徳島ヴォルティス公式、栃木シティ公式。市場データは取得可能な代替ソースを含みます。





