totoの予想記事を書くなら、当たった試合だけを並べるより、外れた試合をどう外したのかまで振り返る方が大事だと僕は考えています。
第1663回は、本命が13試合中8試合的中しました。事前確率の1位か2位までに実結果が入ったのは10/13。1X2の確率予測を評価するBrierスコアは平均 0.568823 でした。
一方、僕が実際にまとめた27通りの買い目では、各試合単位で見ると 9/13 が買い目内。固定した10試合は 6/10、広げた3試合は 3/3 でした。
数字だけ見れば、予想そのものはそこまで悪くありません。
ただ、1等の13試合すべてをつなぐには足りなかった。
外した4試合は、どれも事前に25~32%を残していた結果でした。つまり今回も、「ほとんど起きない結果」に負けたわけではありません。それなりの確率を持つ2番手・3番手を切ったところが実現した、という負け方でした。
ここが今回の一番大きなテーマです。
まずは第1663回の結果一覧
1はホーム勝ち、0は引き分け、2はアウェー勝ちです。
| No. | カード | 事前予想 1/0/2 | 本命 | 結果 | スコア | 結果の事前順位 | Brier |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 清水 vs G大阪 | 42.57 / 25.15 / 32.28 | 1 | 0 | 2-2 | 3位 | 0.851973 |
| 2 | 千葉 vs 横浜FM | 31.81 / 26.11 / 42.07 | 2 | 0 | 0-0 | 3位 | 0.829262 |
| 3 | 東京V vs FC東京 | 21.60 / 24.92 / 53.48 | 2 | 2 | 0-4 | 1位 | 0.325410 |
| 4 | C大阪 vs 川崎F | 26.34 / 23.31 / 50.35 | 2 | 2 | 2-4 | 1位 | 0.371216 |
| 5 | 鹿島 vs 長崎 | 49.10 / 24.69 / 26.21 | 1 | 1 | 2-0 | 1位 | 0.388571 |
| 6 | 広島 vs 京都 | 63.41 / 20.75 / 15.85 | 1 | 1 | 3-0 | 1位 | 0.201812 |
| 7 | 水戸 vs 浦和 | 34.01 / 25.75 / 40.25 | 2 | 2 | 0-1 | 1位 | 0.537900 |
| 8 | 岡山 vs 神戸 | 36.75 / 30.17 / 33.08 | 1 | 2 | 0-3 | 2位 | 0.675697 |
| 9 | 町田 vs 福岡 | 42.89 / 26.05 / 31.05 | 1 | 1 | 3-0 | 1位 | 0.490452 |
| 10 | 柏 vs 名古屋 | 42.90 / 24.83 / 32.28 | 1 | 2 | 1-3 | 2位 | 0.778764 |
| 11 | 札幌 vs 秋田 | 37.59 / 27.50 / 34.91 | 1 | 1 | 1-0 | 1位 | 0.585762 |
| 12 | 大分 vs 新潟 | 37.67 / 27.69 / 34.64 | 1 | 1 | 5-1 | 1位 | 0.583648 |
| 13 | 今治 vs 八戸 | 41.23 / 24.43 / 34.33 | 1 | 0 | 3-3 | 3位 | 0.773741 |
結果列は、
0-0-2-2-1-1-2-2-1-2-1-1-0
でした。
全体成績
- 本命的中:8/13 = 61.5%
- 事前予測2位が実現:2/13
- 事前予測3位が実現:3/13
- 事前予測Top2内:10/13 = 76.9%
- 平均Brier:0.568823
- 実結果:1が5試合 / 0が3試合 / 2が5試合
Brierスコアは、確率予測のズレを測る指標です。小さいほど良いと考えます。
前回の第1660回は、本命7/13、Top2が11/13、平均Brierが0.570107でした。
今回は本命数が7から8へ増え、Brierもわずかに改善。一方でTop2は11から10へ減りました。
単純に「前回より良かった」「悪かった」と言うより、本命は少し当たったが、外したときに3番手まで落ちた試合が増えたと見る方が実態に近いです。
買い目は9/13。外した4試合が今回の核心
今回のまとめ買いは、
- No.8 岡山 vs 神戸
- No.11 札幌 vs 秋田
- No.12 大分 vs 新潟
の3試合を1・0・2すべて押さえ、残り10試合を本命で固定する27通りでした。
結果は、
- 各試合の買い目内:9/13
- 固定:6/10
- 広げた3試合:3/3
- 2番手救済:No.8 神戸
- 3番手でしか救えなかった試合:0
でした。
外したのは、
- No.1 清水 vs G大阪 → 0=約25%
- No.2 千葉 vs 横浜FM → 0=約26%
- No.10 柏 vs 名古屋 → 2=約32%
- No.13 今治 vs 八戸 → 0=約25%
の4試合です。
全部、事前に20%以上あった結果です。
ここはかなり重要です。
今回の外れは、「予想できない大番狂わせが4試合起きた」のではありません。
25~32%くらい残っていた結果を、組み合わせを絞るために切った。その切った側が4つ来た。
これが正確な振り返りです。
40%台の本命は、今回も簡単ではなかった
今回、最大確率が40~45%だった試合は6試合ありました。
- No.1 清水
- No.2 横浜FM
- No.7 浦和
- No.9 町田
- No.10 柏
- No.13 今治
この6試合の本命的中は、
2/6
でした。
当たったのは浦和と町田。
清水、横浜FM、柏、今治は外れています。
前回の検証でも、40~45%程度の本命は苦戦していました。今回も同じ傾向が出ています。
ただし、だからといって「40%台なら全部広げればいい」とは考えていません。
40%台の本命は、
一番高い結果ではある。でも、その試合を固定していいほど抜けているとは限らない。
この違いを今後も見ていく必要があります。
1位と2位が近い試合はどうだったか
1位と2位の差が8ポイント以下だったのは、
- 水戸 vs 浦和
- 岡山 vs 神戸
- 札幌 vs 秋田
- 大分 vs 新潟
- 今治 vs 八戸
の5試合。
結果は、
- 本命的中:3/5
- 事前Top2内:4/5
でした。
特に岡山対神戸は、岡山37%、神戸33%という僅差。僕は岡山を1位にしましたが、結果は神戸の0-3勝利でした。
ここは事前に広げていたので、買い目としては救えています。
逆に今治対八戸は、今治41%、八戸34%、引き分け24%。結果は3番手だった引き分けでした。
僅差カードでは2番手までの重要性はかなり高い。ただ、引き分けまで含めて全部を広げるべきかは別問題。
この線引きが難しいところです。
3番手が25%前後ある試合では、実際に3番手が2回来た
3番手が25%以上あった試合は7試合。
そのうち3番手が実現したのは、
- No.1 清水 vs G大阪 → 0
- No.2 千葉 vs 横浜FM → 0
の2試合でした。
どちらも買い目では固定していたため、ここで外れています。
今回のNo.13も引き分けが実現していますが、未丸め確率では約24.43%なので、この「25%以上」のグループには入りません。
僕はこの結果からも、25%前後の3番手を「ほぼない」と扱うのは危険だと感じています。
ただし全部を3通りにすると組み合わせはすぐ増える。
だから次に考えるべきなのは、
3番手が25%あるかどうかだけではなく、その25%がどんな理由で残っているのか
です。
引き分け予測はかなり整合した
13試合の事前平均引き分け確率は、
25.49%
でした。
実際の引き分けは、
3/13=23.08%
です。
かなり近い数字になりました。
前回は事前平均25.11%に対して実際の引き分けが15.38%だったため、引き分けを高く見すぎている可能性も考えていました。
今回はほぼ一致。
この2開催だけを見ると、一律に引き分け確率を下げるような調整をする必要はなさそうです。
大事なのは、開催回ごとに結果が振れるからといって、その都度モデルを動かさないことだと思っています。
得点予測は今回は逆に低かった
各試合の得点分布から出した事前の平均期待総得点は、
2.660点
でした。
実際の平均総得点は、
3.308点
です。
今回は実際の方がかなり多くなりました。
前回は逆で、期待2.704点に対して実際は2.000点。
つまり、
- 前回:実得点が予測より低い
- 今回:実得点が予測より高い
と振れています。
これを見ると、単純に「モデルは得点を高く見積もりすぎる」とも「低く見積もりすぎる」ともまだ言えません。
ここはもう少し開催回を重ねて確認したい部分です。
スコア予想は今回は苦戦した
僕は1X2だけでなく、事前の得点分布から確率の高いスコア上位5つも保存していました。
今回、実際のスコアがその上位5つに入ったのは、
4/13
でした。
事前に上位5スコアへ割り当てていた確率の平均は 48.64%。期待される的中数は約 6.32試合 です。
それに対して実際は4試合。
前回は10/13入っていたので、今回は大きく落ちました。
さらに、
- 単一で最も確率が高かったスコアの完全一致:0/13
- その最頻スコアが示す勝敗方向だけの的中:5/13
でした。
これはかなり分かりやすい結果です。
スコア上位5の情報は、試合の形を考える材料にはなる。でも、1X2の予想そのものを置き換えるほど安定してはいない。
前回10/13という数字が出たので期待したくなりますが、今回4/13まで落ちたことで、むしろ冷静に扱いやすくなりました。
先発予想は23/26チームで比較できた
試合前に構造化して保存できていた予想先発と、実際の先発を比較しました。
比較できたのは、
23/26チーム
です。
一致人数は合計、
199/253=78.7%
1チーム平均では、
8.65/11人
でした。
比較できなかったのは、
- 岡山 vs 神戸の両チーム
- 大分 vs 新潟の新潟側
です。
特に一致が低かったのは、
- 鹿島:4/11
- 水戸:5/11
- 今治:7/11
- 八戸:7/11
でした。
ここで面白いのは、鹿島です。
予想先発は4/11しか一致していませんでしたが、鹿島勝ちの本命自体は的中しました。
つまり、
先発が外れた=勝敗予想も外れる
ではありません。
ただ、先発情報の精度が低ければ、試合展開や選手役割の説明は不安定になります。
勝敗予想の的中とは分けて、先発予想の精度も継続して検証したいです。
市場予想との比較
複数のオッズをまとめた市場の見方も、事前予想とは別に保存していました。
比較した13試合では、市場の本命的中は、
8/13
でした。
市場の平均Brierは、
0.555912
僕の事前予測は、
0.568823
なので、今回は市場の方がBrierでは少し良い結果です。
データの確認状態が特に揃っていた10試合だけを見ると、
- 市場本命:6/10
- 平均Brier:0.535526
でした。
ただし、この結果だけで市場へそのまま合わせるつもりはありません。
今回、象徴的だったのが岡山対神戸です。
僕の事前予測は、
- 岡山 36.75%
- 引き分け 30.17%
- 神戸 33.08%
で岡山を1位。
一方、市場は神戸を上に見ていました。
結果は神戸の0-3勝利。
この試合については、市場の方向が正しかった。
ただ、柏対名古屋では市場も柏を強く支持していましたが、結果は名古屋の1-3勝利です。
市場が正しい試合もあれば、外れる試合もある。
僕はこれからも、市場を答えとして使うのではなく、自分の予想とズレたカードを見つける材料として使います。
toto投票率との比較
一般のtoto投票で最も支持された目が的中したのは、
7/13
でした。
投票率を確率のように扱って参考計算したBrierは、
0.563838
です。
今回の13試合では、
- 僕の事前予測:本命8/13、Brier 0.568823
- 市場:本命8/13、Brier 0.555912
- toto人気:本命7/13、Brier 0.563838
という結果でした。
大差ではありません。
そしてtoto人気は、かなり偏る試合があります。
例えば町田対福岡は町田に強く票が集まっていました。町田は実際に3-0で勝ちました。
一方で今治対八戸も今治人気がかなり強かったものの、結果は3-3の引き分け。
人気が集中していることと、その結果の確率が極端に高いことは同じではない。
ここは改めて確認できました。
13試合を1試合ずつ振り返る
ここからは、数字だけではなく試合の経過も含めて見ていきます。
No.1 清水 2-2 G大阪
事前予想は、
- 清水 42.57%
- 引き分け 25.15%
- G大阪 32.28%
本命は清水。
結果は3番手だった引き分けです。
清水は42分までに2-0とリードしました。ここまでは本命方向の試合です。
ところがG大阪が84分、そして90+5分に得点して2-2。
予想が外れたというより、一度は本命方向へ大きく傾いた試合が終盤にひっくり返された形でした。
実スコア2-2の事前確率は高くなく、上位5スコアにも入っていません。
この試合では事前に、G大阪が終盤に反撃する可能性や、清水の固定が危険になる条件を残していました。その反証がそのまま実現しています。
僕としては、「清水本命が完全に間違いだった」とは評価しません。
ただし、25%ある引き分けを切ったリスクは確実に現実化しました。
No.2 千葉 0-0 横浜FM
事前予想は、
- 千葉 31.81%
- 引き分け 26.11%
- 横浜FM 42.07%
本命は横浜FM。
結果は3番手だった引き分け。
0-0でした。
僕は横浜FMの攻撃優位を一番上にしましたが、結果として得点は生まれませんでした。
この試合も引き分けは26%ありました。
本命が42%なら、残り58%は別結果です。
今回のような0-0は、その残り側が実現した試合として受け止める必要があります。
市場も横浜FM寄り、toto投票も横浜FMへかなり集まっていましたが、結果は0。
人気と市場が同じ方向でも外れる。
その意味でも分かりやすい検証カードでした。
No.3 東京V 0-4 FC東京
事前予想は、
- 東京V 21.60%
- 引き分け 24.92%
- FC東京 53.48%
FC東京本命。
結果は的中です。
東京Vは18分に退場者を出し、FC東京が41分に先制。その後4-0まで広がりました。
勝敗方向は事前の見立てと一致しています。
ただし0-4というスコア自体は事前の上位5スコア外。
ここは、
1X2は当たったが、スコア分布としてはかなり尾の結果だった
と分けて評価します。
18分の退場も、試合前には予測できない大きな事象です。
勝敗的中だけを見て「4-0まで読めていた」とは言いません。
No.4 C大阪 2-4 川崎F
事前予想は、
- C大阪 26.34%
- 引き分け 23.31%
- 川崎F 50.35%
川崎F本命で的中。
アウェーで4得点しました。
C大阪も2得点しており、試合はかなりオープンになりました。
ここも勝敗方向は正しかった一方、2-4という最終スコアは上位スコア帯より外側です。
川崎Fを上に見たことと、6得点ゲームまで予測できていたことは別。
この分離は大事にしたいです。
No.5 鹿島 2-0 長崎
事前予想は、
- 鹿島 49.10%
- 引き分け 24.69%
- 長崎 26.21%
鹿島本命で的中。
しかも開始2分、5分に鹿島が連続得点。
かなり早い段階で鹿島勝ちの世界に入りました。
一方、先発予想の一致は鹿島が4/11とかなり低め。
これは反省点です。
勝敗は当たりましたが、メンバー構成を十分に捉えられていなかった。
結果が当たったから準備も全部正しかった、とはしない。
今回の検証で僕が大事にしたいところです。
No.6 広島 3-0 京都
事前予想は、
- 広島 63.41%
- 引き分け 20.75%
- 京都 15.85%
今回もっとも強く見ていた広島が3-0で勝利。
前半は0-0でしたが、48分に先制。その後78分、82分にも追加点を取りました。
事前に広島優勢と見ていた方向が、後半にそのまま得点差へ出た形です。
13試合の中では、予想と試合内容がかなりきれいに重なったカードでした。
No.7 水戸 0-1 浦和
事前予想は、
- 水戸 34.01%
- 引き分け 25.75%
- 浦和 40.25%
浦和本命で的中。
ただし決勝点は90+4分。
40%本命らしい、かなり危ない当たり方でした。
「浦和が一番高い」は正しかった。
でも「浦和が堅い」とまで言える試合ではなかった。
今回、40%台本命をどう扱うかというテーマを象徴する試合の一つです。
No.8 岡山 0-3 神戸
事前予想は、
- 岡山 36.75%
- 引き分け 30.17%
- 神戸 33.08%
僕は岡山をわずかに1位。
結果は神戸の0-3勝利でした。
前半は0-0。
ところが神戸が49分、56分、64分と立て続けに得点しました。
この試合は今回の最重要検証カードです。
事前の数字は完全な三つ巴。
そして僕の勝敗確率では岡山が1位だった一方、試合内容の定性的な見方、市場、toto人気は神戸方向を強く示していました。
結果も神戸。
このズレは無視できません。
ただし、ここで市場に合わせて予想を作り直すのではなく、
なぜ僕の数値モデルだけ岡山を上にしたのか
を考える必要があります。
ホーム/アウェー別のサンプル数、先発情報の不足など、入力側の不確実性は次回以降も重点的に確認したいです。
なお買い目ではこの試合を広げていたため、神戸2は押さえられていました。
No.9 町田 3-0 福岡
事前予想は、
- 町田 42.89%
- 引き分け 26.05%
- 福岡 31.05%
町田本命で的中。
22分、73分、76分に得点して3-0でした。
事前記事では、僕も町田を一番上にしながら、一般人気ほど一方的とは見ていませんでした。
結果だけ見れば町田の完勝です。
この試合では市場とtoto人気の方向も町田で一致し、その方向が正しかった。
一方で42.9%という事前確率を、結果を見た後から「もっと高くすべきだった」と簡単には言いません。
一試合の結果だけで確率の良し悪しは決められないからです。
No.10 柏 1-3 名古屋
事前予想は、
- 柏 42.90%
- 引き分け 24.83%
- 名古屋 32.28%
本命は柏。
結果は2番手の名古屋でした。
名古屋が6分に先制。柏は23分に追いつきましたが、36分、79分に失点して1-3。
さらに柏は13分にGKが負傷交代しています。
これは試合前には読めない大きな変化です。
ただ、名古屋勝ちは事前に32%ありました。
つまり「GK負傷があったから完全に予測不能」だけで終わらせるのも違います。
予測不能な試合内イベントがあった上で、もともと32%あった対抗側が実現した。
そう整理するのが妥当だと思います。
市場もtoto人気も柏支持が強かったため、外部の見方も今回は外れています。
No.11 札幌 1-0 秋田
事前予想は、
- 札幌 37.59%
- 引き分け 27.50%
- 秋田 34.91%
札幌をほんの少し上に置いた試合。
結果は札幌1-0でした。
50分の1点を守って勝利。
事前にも三つ巴に近い評価で、低得点寄りの試合を想定していました。
市場は札幌寄り、toto人気では秋田寄りと見方が割れていたカードです。
1点差決着になったことも含めて、拮抗カードとしての見立てはかなり近かったと思っています。
No.12 大分 5-1 新潟
事前予想は、
- 大分 37.67%
- 引き分け 27.69%
- 新潟 34.64%
大分をわずかに本命。
結果方向は的中しました。
ただし5-1です。
21分、41分に大分が先行。新潟が44分に1点返した後、大分が後半さらに3得点しました。
事前にはかなり拮抗した試合と見ており、ここまで大差になるスコアは中心ではありませんでした。
この試合も、
勝敗方向は当たり、スコア分布は大きく外れた
カードです。
また、新潟側は試合前の予想先発11人を十分な形で比較できませんでした。
結果とは別に、データ準備の課題として残します。
No.13 今治 3-3 八戸
事前予想は、
- 今治 41.23%
- 引き分け 24.43%
- 八戸 34.33%
今治本命。
結果は3番手の引き分けでした。
今治が19分に先制。
その後、八戸が45+1分、52分、59分に得点して1-3まで逆転。
そこから今治が69分、そして90+4分に追いついて3-3です。
かなり激しい往復戦でした。
toto投票は今治に強く集まっていましたが、結果は0。
僕の予想でも引き分けは約24%。
これも「ほぼない結果」が来たわけではありません。
最終的に買い目では切っていた24%が来た。
No.1、No.2と同じく、中確率の引き分けをどう扱うかという課題が残りました。
今回の予想で良かったところ
僕が今回、結果とは別に「良かった」と考えているのは3点です。
まず、広島、FC東京、川崎F、鹿島、浦和、町田、札幌、大分と、本命8試合を取れたこと。
次に、事前にもっとも危険と見た岡山対神戸、札幌対秋田、大分対新潟を広げ、3試合とも買い目内に入れられたこと。
そして、外れた試合を「想定外」で片づけず、事前確率が残っていたことをそのまま確認できたことです。
予想検証で一番避けたいのは、
当たった試合は実力、外れた試合は不運
という振り返りです。
それでは何も改善できません。
今回の予想で悪かったところ
一番大きいのは、40%台の本命を固定したときの弱さです。
40~45%本命は2/6。
そして買い目外4試合のうち、
- 清水43%
- 横浜FM42%
- 柏43%
- 今治41%
と、すべてこの近辺でした。
もう一つは、中確率の切り方です。
外した目は25%、26%、32%、25%。
このくらいの確率は、13試合あれば複数回実現しても不思議ではありません。
ただ、すべてを拾えばいいわけでもない。
だから次回は、
「本命が40%台だから広げる」のではなく、2番手・3番手が高い理由まで見て、広げる試合の優先順位をもっと厳密にする
必要があります。
前回の第1660回と比べてどうだったか
前回は、
- 本命:7/13
- Top2:11/13
- 平均Brier:0.570107
- スコアTop5:10/13
- 買い目内:9/13
今回、第1663回は、
- 本命:8/13
- Top2:10/13
- 平均Brier:0.568823
- スコアTop5:4/13
- 買い目内:9/13
でした。
本命とBrierは少し改善。
買い目内は同じ。
一方でスコアTop5は10/13から4/13へ大きく低下しました。
この比較から僕が一番感じるのは、
一開催回だけで「新しい指標が効いた」と決めるのは危険
ということです。
前回、スコアTop5はかなり良かった。
でも今回は普通に外れた。
こういう揺れを何回も見た上で、初めて本当に使えるものが分かってくると思っています。
今回の結論
第1663回は、本命8/13。
確率予想そのものは前回より少し良くなりました。
ただ、totoとしては13試合をつなげられませんでした。
僕が一番重く見ているのは、外した4試合がすべて25~32%の範囲だったことです。
つまり今回の課題は、
本命を当てる能力そのものより、中確率の対抗・引き分けをどこで残すか
にあります。
そして岡山対神戸では、僕の数値予想と、試合内容の見方・市場・一般人気が逆方向になり、外部側が正解しました。
ここも次回に持ち越したい重要な論点です。
一方、スコア上位5の的中は4/13まで落ちました。
前回の10/13を見て過信せず、あくまで試合像を補う材料として扱う。この判断も変えません。
僕は予想を当てたいですが、それ以上に、当たった理由と外れた理由を同じ温度で残したいと思っています。
次回も、結果を見てから説明を変えるのではなく、試合前に置いた数字と仮説をそのまま使って答え合わせしていきます。
今回の数字まとめ
| 項目 | 第1663回 |
|---|---|
| 本命的中 | 8/13(61.5%) |
| 事前Top2内 | 10/13(76.9%) |
| 平均Brier | 0.568823 |
| 買い目内 | 9/13 |
| 固定的中 | 6/10 |
| 広げた3試合 | 3/3 |
| 40~45%本命 | 2/6 |
| 1位-2位差8pt以下 | 本命3/5、Top2 4/5 |
| 3番手25%以上 | 3番手実現2/7 |
| 平均引き分け予測 | 25.49% |
| 実引き分け率 | 23.08% |
| 事前平均期待総得点 | 2.660 |
| 実平均総得点 | 3.308 |
| スコアTop5入り | 4/13 |
| スコアTop5事前質量平均 | 48.64% |
| Top5期待的中数 | 6.32試合 |
| 単一最頻スコア完全一致 | 0/13 |
| 単一最頻スコア方向的中 | 5/13 |
| 予想先発比較可能 | 23/26チーム |
| 予想先発一致 | 199/253(78.7%) |
| 1チーム平均先発一致 | 8.65/11 |
| 市場本命的中 | 8/13 |
| 市場平均Brier | 0.555912 |
| toto人気1位的中 | 7/13 |
| toto人気Brier参考 | 0.563838 |
次回に持ち越す3つのテーマ
僕が次回も特に確認したいのは、この3つです。
- 40~45%本命を固定したときの成績
- 25~32%程度残っている2番手・3番手をどこで拾うか
- 僕の予想と市場・一般人気が逆方向になった試合の再現性
今回だけで買い方を全部変えるつもりはありません。
一回の結果に合わせてルールを動かすと、次の回で逆に振られます。
ただ、同じ弱点が何度も出るなら話は別です。
次回も同じ基準で検証して、偶然なのか、本当に改善すべき癖なのかを見極めていきます。





