第1654回totoは、本命7/13、買い目内10/13という結果でした。
今回の買い目は5ダブル・0トリプルの32通り、3,200円。固定は8試合で、そのうち6試合が的中。ダブルではNo.11、No.12、No.13の3試合を救うことができました。
一方で、No.4岡山vs京都、No.6長崎vsC大阪、No.8町田vs柏の3試合は買い目の外。最高でも10/13となり、当せんには届きませんでした。
ただし、3試合とも同じ「外れ」として扱うべきではありません。
退場で試合構造が大きく変わった試合、事前に26%与えていた引き分けが実現した試合、そして事前に危険な固定だと分かっていながら固定してしまった試合。それぞれ原因が違います。
今回は、結果だけを見るのではなく、予想そのもの、買い目の組み方、予測困難な出来事を分けて振り返ります。
第1654回totoの結果
今回の結果は以下の通りです。
- 本命的中:7/13(53.85%)
- 買い目内:10/13(76.92%)
- 固定:6/8(75.0%)
- ダブル救済:3試合
- トリプル:0
- 購入:32通り・3,200円
- 当せん:なし
- 未カバー:No.4・No.6・No.8
- 平均Brier Score:0.5655
前回の第1653回は本命5/13、買い目内8/13だったので、数字だけを見ると今回は改善しました。
ただ、当せんには届いていません。
そのため「前回より当たった」で終わらせず、どの判断が良く、どこに改善余地があったのかを確認していきます。
全13試合の予想と結果一覧
| No. | カード | 事前本命 | 買い目 | 実結果 | 本命 | 買い目内 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 福岡 vs 広島 | 2 | 2 | 2 | ○ | ○ |
| 2 | 浦和 vs 東京V | 1 | 1 | 1 | ○ | ○ |
| 3 | 清水 vs 千葉 | 1 | 1 | 1 | ○ | ○ |
| 4 | 岡山 vs 京都 | 1 | 1 | 2 | × | × |
| 5 | FC東京 vs 名古屋 | 1 | 1 | 1 | ○ | ○ |
| 6 | 長崎 vs C大阪 | 1 | 1・2 | 0 | × | × |
| 7 | 横浜FM vs 水戸 | 1 | 1 | 1 | ○ | ○ |
| 8 | 町田 vs 柏 | 1 | 1 | 2 | × | × |
| 9 | G大阪 vs 神戸 | 2 | 2 | 2 | ○ | ○ |
| 10 | 山形 vs 富山 | 2 | 1・2 | 2 | ○ | ○ |
| 11 | 藤枝 vs 大宮 | 2 | 0・2 | 0 | × | ○ |
| 12 | 新潟 vs 磐田 | 2 | 1・2 | 1 | × | ○ |
| 13 | 甲府 vs 徳島 | 1 | 1・2 | 2 | × | ○ |
※1=ホーム勝ち、0=引き分け、2=アウェー勝ち。
本命だけなら7試合的中ですが、ダブルを使ったことでNo.11・12・13を追加で拾い、買い目内は10試合まで伸ばせました。
逆に見ると、今回の結果を左右したのは未カバーだった3試合です。
今回うまくいった予想
No.3 清水 vs 千葉|クロスと高さの狙いが再現
清水は1固定で、結果も2-1で的中しました。
事前に重視していたのは、清水の攻撃生成量と、クロス・高さを使った得点経路です。
実際の決勝点は、藤井智也のクロスからオ・セフンのヘディング。
単に結果が当たっただけでなく、試合前に想定していた勝ち筋が実際の得点場面に表れたという点で、今回の中でも予想過程が良かった試合でした。
No.5 FC東京 vs 名古屋|今回最も信頼した固定が的中
FC東京は今回13試合の中で最も高い58%を付け、1固定にしました。
結果は1-0でFC東京勝ち。
FC東京は試合途中に退場者を出しましたが、その後もリードを守り切りました。
今回最も信頼していた固定がそのまま的中したことは、13試合全体の買い目を組むうえでも大きかったです。
No.9 G大阪 vs 神戸|疲労を警戒しながらも神戸を残せた
神戸は中3日とタイ遠征という明確な不安材料がありました。
それでも、基礎戦力、選手層、守備力、試合終盤の交代カードまで考えて神戸を52%の本命としました。
結果は0-1。
90分に決勝点が生まれた試合で、まさに選手層や終盤の余力が結果に出た形です。
海外遠征や中3日は無視できませんが、今後も疲労だけを理由に基礎戦力を大きく下げすぎないことは意識したいところです。
No.10 山形 vs 富山|38%本命でも方向は正しかった
富山は38%で本命。
かなり低い本命確率でしたが、xG、AGI、シュート量など、攻撃を作る力を評価して2を最上位にしました。
結果は0-2で富山勝ち。
30%台の本命は危険ですが、今回のように1位と2位の差が小さい場合は、本命方向は残しながらダブルで守るという使い方が有効でした。
ダブルで救えた3試合
No.11 藤枝 vs 大宮|0・2で引き分けを拾えた
本命は大宮40%。
ただし、引き分けにも31%を付けていました。
事前から大宮はシュート数を作れている一方で、なかなか得点に変えられていないという問題がありました。
実際の試合でも大宮は20本のシュートを放ちながら、結果は1-1。
本命は外れましたが、「大宮が押しても勝ち切れない」という事前の反証を0の買い目として残せていたため、ダブルで救うことができました。
No.12 新潟 vs 磐田|ホーム新潟を切らなかったのが正解
本命は磐田39%、新潟は32%。
内容指標では磐田を上に見ていましたが、新潟はホームでの結果が非常に良く、その点を強い反証として残していました。
結果は新潟2-1。
本命は外れましたが、新潟の1をダブルに入れていたため買い目内に残りました。
こういう試合を見ると、内容指標とホーム・アウェー実績をどちらか一方だけで決めないことの大切さが分かります。
No.13 甲府 vs 徳島|三つ巴をダブルで救済
事前確率は甲府37%、引き分け31%、徳島32%。
今回13試合の中でも最も三つ巴に近いカードでした。
本命は甲府にしましたが、市場は徳島方向。引き分けも31%あり、かなり難しい試合です。
最終的に1・2のダブルとして、結果は徳島勝ち。
ここは本命を当てたというより、確率差が小さいことを買い目に反映できたことが良かった試合です。
今回外した3試合
No.4 岡山 vs 京都|退場で試合構造が変わった
事前は岡山54%、京都21%。
結果は京都の2-1勝ちでした。
この試合で大きかったのは、1-1で迎えた57分に岡山が退場者を出したことです。
その後、京都が90+2分に決勝点。
退場という大きな変化があったため、この結果だけで「岡山54%が完全に間違っていた」とは判断しません。
一方で、京都の海外遠征と中3日を岡山側へのプラス材料として強めに見ていたことは、今後も確認する必要があります。
京都は厳しい日程でも終盤に決勝点を取っています。
日程負荷をどこまで勝敗確率へ反映するかは、今回新たに残った検証テーマです。
No.6 長崎 vs C大阪|26%の引き分けを切った
事前確率は長崎38%、引き分け26%、C大阪36%。
1位と2位の差はわずか2ポイント。
そのため1・2ダブルにしましたが、実際は1-1の引き分けでした。
これは「引き分けを予想できなかった」という試合ではありません。
0にも26%を与えており、十分起こり得る結果として認識していました。
問題は、限られた予算の中で26%の0を切ったことです。
つまり、この試合は予想そのものより、買い目配分で切ったリスクが実現したと考える方が自然です。
結果を見てからなら0を入れたくなりますが、それでは検証になりません。
今後も、1位と2位を買うのか、本命+引き分けにするのかを、事前確率と試合構造から比較していきます。
No.8 町田 vs 柏|今回いちばん反省すべき試合
今回、最も改善余地があったのはこの試合だと考えています。
事前確率は町田45%、引き分け27%、柏28%。
町田を本命にしましたが、柏と引き分けを合わせると55%。
しかも買い目を組む時点で、**「今回最も危険な固定」**と認識していました。
それでも町田1を固定。
結果は柏が4-2で勝ちました。
町田には途中で退場者も出ていますが、柏はその退場が起きる前にすでに逆転しています。
そのため、今回の外れを退場だけで説明することはできません。
事前に柏はAGI、シュート数、チャンス構築率、攻撃・パスCBPなどで強い数字がありました。
その反証を把握していたにもかかわらず、最終確率では町田45%、柏28%まで差を付け、さらに固定にした。
ここは情報がなかったのではなく、持っていた反証を最終判断へ十分反映できなかった可能性があると見ています。
今回の検証で最も重要な反省点です。
外れた理由を同じにしない
結果検証で大事なのは、外れた試合をすべて「予想失敗」でまとめないことです。
今回なら、大きく3つに分けられます。
通常の確率変動
No.6、No.11、No.12、No.13のように、事前に26~32%程度を与えていた2番手や3番手が実現したケースです。
30%前後の結果は普通に起こります。
1試合外れたからといって、すぐに確率順位を逆転させるような修正はしません。
買い目配分の問題
No.6とNo.8です。
No.6は0=26%を認識しながら切りました。
No.8は危険な固定だと認識しながら柏28%を買いませんでした。
この2試合は、予想確率とは別にどこへ予算を使うかという問題があります。
予測しにくい出来事
No.1福岡vs広島、No.4岡山vs京都、No.5FC東京vs名古屋では退場者が出ました。
特に退場が試合展開を大きく変えた場合、退場後のシュート数や支配率をそのまま事前予想の正しさの証拠にはできません。
こうした出来事と、試合前から読み取れた材料は分けて検証していきます。
信頼度別に見るとかなり差が出た
今回の信頼度別本命成績は、
- B:5/5
- C:2/7
- D:0/1
でした。
第1653回と合わせた累積では、
- B:8/9(88.89%)
- C:4/16(25.00%)
- D:0/1
です。
今のところBとCでかなり大きな差が出ています。
ただし、まだ対象は26試合。
ここで「Bなら必ず固定」「Cなら必ずダブル」とルール化するのは早いと考えています。
今後も同じ差が続くのかを確認します。
30%台の本命は今回も難しかった
これも前回から継続して見ているテーマです。
第1653回と第1654回を合わせると、
- 30%台本命:1/8(12.5%)
- 40%台本命:5/10(50.0%)
- 50%台本命:5/7(71.43%)
- 60%台本命:1/1
となっています。
第1654回の30%台本命は4試合あり、本命的中はNo.10富山だけでした。
ただし今回は4試合すべてを固定せずダブルにしており、No.10、No.12、No.13の3試合は買い目内に残せました。
前回から続いて、30%台トップを固定する危険性はかなり気になる数字になっています。
それでも、まだ8試合だけです。
「30%台は固定禁止」とはせず、もう少し開催回を重ねて確認します。
予想スタメンはどこまで当てられているのか
今回、新しく気になったのが予想XIです。
試合前には前節から大きく変わらないと見ていたチームでも、実際には複数人の先発変更がありました。
代表的なところでは、
- 浦和:5人変更
- 清水:3人変更
- FC東京:3人変更
- G大阪:4人変更
- 新潟:5人変更
- 磐田:3人変更
などです。
だからといって、予想スタメン情報を使わないという話ではありません。
むしろ次回からは、木曜・金曜時点の予想XIが実際に11人中何人一致したのかを記録していきます。
予想情報を感覚的に「当たっている」「外れている」と見るのではなく、実績として蓄積していく予定です。
今回役に立ったデータを振り返る
| データ | 今回の評価 | 理由 |
|---|---|---|
| xG・被xG・シュート生成 | ○ | 富山や柏など、試合内容の方向説明に有効 |
| H/A実績 | ○ | 新潟ホーム評価が重要な反証として機能 |
| セットプレー・クロス | ○ | 清水、京都など実際の得点経路にも表れた |
| 基礎戦力・選手層 | ○ | 広島、神戸などで有効 |
| 市場 | ○ | 徳島方向など内部評価への重要な反証になった |
| 日程・海外遠征 | △ | 京都・神戸がともに勝利。単独で強く減点しすぎない |
| 予想XI | 要監視 | 実際の先発との変更人数が複数カードで大きかった |
ここでも「当たった試合で使ったから有効」「外れた試合で使ったから不要」とは考えません。
データごとに、予想を補強したのか、反証になったのか、不確実性を把握するために役立ったのかを見ていきます。
Brier Scoreでも前回より改善
今回の平均Brier Scoreは0.5655でした。
前回第1653回は0.6196。
2開催回累積では0.5925です。
Brier Scoreは、本命が当たったかだけではなく、1・0・2すべてに付けた確率が実際の結果にどれだけ近かったかを見る指標です。
低いほど良いため、今回は前回より改善しました。
ただし、No.4岡山vs京都は京都に21%しか与えておらず、この試合のBrier Scoreは0.9782と今回最も悪い数字でした。
結果だけでなく、確率の付け方そのものも今後継続して確認します。
第1653回と第1654回の累積成績
現在の累積成績は以下です。
| 指標 | 累積 |
|---|---|
| 対象 | 26試合 |
| 本命的中 | 12/26(46.15%) |
| 買い目内 | 18/26(69.23%) |
| 固定 | 11/18(61.11%) |
| ダブル救済 | 3 |
| トリプル救済 | 3 |
| 平均Brier | 0.5925 |
| 購入額 | 5,900円 |
| 当せん額 | 0円 |
まだ2開催回、26試合です。
この段階で結果に合わせてルールを頻繁に変えると、過去の結果にだけ合う予想方法になってしまいます。
そのため、今は気になる傾向を記録し、同じ現象が次回以降も続くかを見る段階です。
次回に向けて確認すること
今回の結果から、特に次の点を継続して確認します。
- 30%台トップを固定した場合のリスク
- C信頼度のアウェー本命39~45%帯
- 予想XIと実際のXIが何人一致するか
- 「危険な固定」と判断した試合をどこまでダブルへ回すか
- 海外遠征・中3日をどこまで減点するか
- 引き分け25~30%台を切る場合の買い目効率
今のところ、予想方法を大きく変える予定はありません。
第1653回と第1654回で同じ傾向が見え始めた項目はありますが、まだデータ量が少ないからです。
今後も1回の結果だけに合わせるのではなく、複数回で再現するかを見ながら修正していきます。
まとめ
第1654回totoは、本命7/13、買い目内10/13でした。
No.11藤枝vs大宮、No.12新潟vs磐田、No.13甲府vs徳島ではダブルが機能し、本命外れを救うことができました。
一方で、No.4岡山vs京都、No.6長崎vsC大阪、No.8町田vs柏の3試合が未カバー。
中でも最大の反省点はNo.8町田vs柏です。
事前から柏の攻撃生成力を確認し、「最も危険な固定」と認識していたにもかかわらず町田を固定したため、ここは次回以降の買い目設計で重点的に確認します。
ただ、今回の結果だけでルールを大きく変えることはしません。
当たったから正しい、外れたから間違いではなく、事前に何を想定していたか、その材料が実際の試合でどう表れたかを開催回ごとに積み重ねることを続けます。





