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第1656回toto 大分トリニータ vs 藤枝MYFC|本命は大分、最大論点はセットプレー

試合別予測

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第1656回totoのNo.10は、大分トリニータ vs 藤枝MYFC。2026年9月26日(土)17:00、クラサスドーム大分で行われます。

僕の最終予想は、1=大分勝ち35%、0=引き分け33%、2=藤枝勝ち32%。本命は大分ですが、1位から3位までわずか3パーセントポイントしかない、かなり難しいカードです。信頼度もDとしています。

時間で変わる情報は、2026年9月24日23:31時点までに確認した事前情報を基準にしています。予想確率の確定時刻は9月24日23:37です。正式スタメン、当日のピッチ状態、雨の強さなどはまだ変わる可能性があります。

結果僕の予想確率
1 大分勝ち35%
0 引き分け33%
2 藤枝勝ち32%

この試合で勝敗を分けそうな最大の論点は、藤枝のセットプレー攻撃を、大分が止められるかです。

藤枝はここまで11得点のうち6得点がセットプレー。一方、大分は5失点のうち3失点がセットプレーです。つまり、藤枝の最大の得点経路が、大分の最も目立つ失点経路へそのままぶつかります。

ただし、それだけで藤枝を本命にはしませんでした。大分は守備内容、直近の内容改善、予想メンバーの安定、休養日数でプラス材料があります。さらに市場も大分・引き分け・藤枝のほぼ三つ巴で、toto投票率ほど藤枝一辺倒ではありません。

僕はこの試合を、**「藤枝のセットプレー優位」対「大分の低失点・安定した試合運び」**のぶつかり合いと見ています。

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まずは両チームの現在地

第7節終了時点の基本成績から見ると、表面的には藤枝が上です。

項目大分藤枝
順位16位7位
勝点711
試合数77
勝-分-敗1-4-23-2-2
得点611
失点58
得失点差+1+3
直近5試合1勝3分1敗1勝2分2敗

出典:Jリーグ公式、Football LAB。順位・成績は第7節終了時点。

藤枝は7試合で11得点。大分の6得点に対してかなり多く、順位も藤枝が上です。2025年J2では大分16位、藤枝15位と近い位置でしたが、2026/27シーズン序盤は藤枝が先行しています。

ただし、最近の流れだけを見ると単純ではありません。

大分は直近3試合が、今治戦1-1、大宮戦0-0、札幌戦1-1。3試合連続引き分けです。勝ち切れてはいませんが、同時に大崩れもしていません。

藤枝は開幕序盤に仙台2-0、いわき3-1、富山3-2と勝利した一方、9月に入ってからは八戸0-0、宮崎2-3、大宮1-1とリーグ3試合勝ちなし。開幕時の勢いは少し落ち着いています。

僕は順位だけなら藤枝優位ですが、現在の内容まで含めると差はかなり縮まっていると見ました。

xGを見ると、実際の攻撃力の差は得点数ほど大きくない

ここはかなり重要です。

1試合平均大分藤枝
xG1.0671.070
実得点0.86約1.43
xGA1.1631.156
実失点0.71約1.14

出典:Football LAB。実得点・実失点はFootball LAB定義でオウンゴール除外を含むため、順位表の総得失点とは定義が異なります。

xGは大分1.067、藤枝1.070。ほとんど同じです。xGAも大分1.163、藤枝1.156で、こちらもほぼ同水準です。

つまり、得点11対6という見た目ほど、両チームのチャンス生成量には差がないということです。

差が出ているのは「決め切ったか」「失点を防いだか」です。

大分はxG1.067に対して実得点0.86で、期待値より約0.21点少ない。一方、xGA1.163に対して実失点0.71で、期待値より約0.45点少なく抑えています。

藤枝はxG約1.07に対して実得点約1.4。得点効率がかなり高い状態です。

この試合は、藤枝の高い決定効率が続くのか、それとも大分の失点抑制が勝つのかが大きなテーマになります。

シュート数では大分、決定率では藤枝

攻撃・守備の基本データを並べると、特徴がさらに分かりやすくなります。

指標大分藤枝
攻撃回数116.3115.9
シュート10.79.7
チャンス構築率9.2%8.4%
シュート成功率8.0%14.7%
被攻撃回数115.7115.0
被シュート13.614.0
被チャンス構築率11.7%12.2%
被シュート成功率5.3%8.2%

出典:Football LAB、第7節終了時点。

シュート数は大分10.7本、藤枝9.7本。チャンス構築率も大分9.2%、藤枝8.4%で、量だけなら大分がやや上です。

それでも得点数は藤枝が大きく上回っています。理由の一つがシュート成功率で、大分8.0%に対して藤枝14.7%。藤枝は少ない機会を高い確率で得点へ変えてきました。

逆に守備では、大分の被シュート成功率が5.3%。13.6本のシュートを受けながら、実失点は0.71に抑えています。

藤枝の「決め切る力」と大分の「決めさせない結果」が真正面からぶつかる形です。

ただし両方とも7試合時点の数字です。藤枝の14.7%がこのままずっと続く保証はありませんし、大分の5.3%も同様です。僕はこの平均回帰の可能性も含めて、藤枝の得点数だけをそのまま強さとして評価しませんでした。

AGI・KAGIでは「藤枝の攻撃、大分の守備」がくっきり

Football LABのAGI・KAGIも対照的です。

指標大分藤枝
AGI45.1(17位)48.1(12位)
KAGI51.9(7位)46.1(17位)

AGIは攻撃、KAGIは守備の内容を見るための指標です。

藤枝はAGIで大分を上回る一方、大分はKAGIで藤枝を上回っています。このカードを「藤枝の攻撃力 vs 大分の守備力」と見る根拠の一つです。

ただし大分の攻撃がずっと悪いままというわけでもありません。直近5試合の変化を見ると、むしろ改善が目立ちます。

大分は直近5試合で内容が上向いている

7試合平均と直近5試合平均を比較します。

大分7試合平均直近5差
AGI45.1451.00+5.86
KAGI51.8655.40+3.54
チャンス構築率9.20%10.32%+1.12パーセントポイント
シュート10.7112.00+1.29
保持率47.64%44.68%-2.96パーセントポイント
攻撃CBP12.7013.57+0.87
パスCBP10.4210.94+0.52
奪取P85.3589.03+3.68

出典:Football LABの各試合レポートを同一定義で集計。

面白いのは、保持率が下がっているのに、AGI、シュート、チャンス構築率、攻撃CBP、奪取Pが上がっていることです。

つまり大分は、ボールを長く持つこと自体より、奪ってからの前進や、必要な局面で攻撃を作る効率が上がっている可能性があります。

一方の藤枝はこうです。

藤枝7試合平均直近5差
AGI48.1447.20-0.94
KAGI46.0043.40-2.60
チャンス構築率8.37%8.76%+0.39パーセントポイント
シュート9.7110.20+0.49
保持率47.54%50.38%+2.84パーセントポイント
攻撃CBP11.6212.06+0.44
パスCBP9.199.38+0.19
奪取P70.1168.99-1.12

藤枝は保持率が上がっていますが、AGIとKAGIは低下。さらに各試合のシュート成功率を同じ方法で比較すると、7試合平均14.83%から直近5では11.04%まで下がっています。

保持する時間は増えても、それがそのまま攻守の質の上昇にはつながっていません。

この直近変化は、僕が大分を35%でわずかに1位へ置いた大きな理由の一つです。

ホーム大分とアウェー藤枝、ここも一筋縄ではいかない

ホーム・アウェー別の結果です。

条件勝敗平均得点平均失点
大分HOME1勝1分1敗1.71.0
大分AWAY0勝3分1敗0.30.5
藤枝HOME2勝2分0敗1.50.5
藤枝AWAY1勝0分2敗1.72.0

今回に関係するのは、大分HOMEと藤枝AWAYです。

大分はホーム3試合で1勝1分1敗。藤枝はアウェー3試合で1勝2敗、平均1.7得点に対して2.0失点です。

大分のホーム得点1.7はシーズン全体の0.86より高く、藤枝のアウェー失点2.0も気になります。

ただし、どちらも3試合だけです。ここは強く使いすぎると危険なので、僕は補助材料に留めています。

対戦相手の強さまで見ると、藤枝の成績は少し割り引きにくい

直近の対戦相手の現在順位を簡易的な日程強度として見ると、藤枝の方が強い相手を多く含んでいました。

項目大分藤枝
第1~7節の対戦相手平均順位10.7位8.0位
直近5試合の対戦相手平均順位13.4位8.2位

大分は直近5で今治20位、札幌19位など下位チームも含みます。藤枝は新潟1位、富山3位、大宮5位など上位勢を多く含んでいます。

この数字はH/Aや試合当時の状態を補正していない粗い指標なので、正式な強度補正モデルではありません。ただ、藤枝の直近成績低下を「そのまま不調」と断定しない理由にはなります。

つまり、大分の直近改善は評価したい一方、藤枝の直近未勝利を過度にマイナス視するのも危険です。

Eloでは藤枝がわずかに上

J2第1~7節の結果だけを使ったElo型相対レーティングでは、

項目大分藤枝
Elo1491.51506.6
直近5試合でのElo増減+1.4-10.0

藤枝が15.1上です。

ただし、まだ7試合しかありません。僕はこの差を「藤枝が明確に上」とまでは見ず、基礎戦力・現在状態のブロックで藤枝を小幅優勢とする程度に使いました。

この試合最大の論点はセットプレー

この試合でデータが最もきれいに噛み合っているのがここです。

得点・失点経路大分藤枝
セットプレー得点3/6=50.0%6/11=54.5%
クロス得点2/6=33.3%2/11=18.2%
ドリブル得点02/11=18.2%
PK01/11=9.1%
セットプレー失点3/5=60.0%最新7試合同一定義は未確認

大分もセットプレーから3得点しているので、セットプレー自体は大分の武器でもあります。

しかし守備側を見ると、大分の5失点中3失点がセットプレーです。そこへ、藤枝の11得点中6得点という最大の攻撃経路がぶつかります。

藤枝には松田佳大、森侑里、真鍋隼虎など高さやフィニッシュに関われる選手がいます。大分にも三竿雄斗、ペレイラ、宮川歩己ら高さのある選手はいるため、単純に「大分は高さがない」という話ではありません。

僕が気にしているのは、CKやFKの最初の競り合いだけではなく、セカンドボール、マークの受け渡し、GK周辺の処理まで含めたセットプレー守備全体です。

逆に言えば、大分がここを抑えられれば、藤枝のOpen PlayでのxGやシュート数は突出していないため、試合はかなり大分の望む低得点帯へ寄りやすくなります。

大分のビルドアップを藤枝の前向きプレスが止められるか

両チームとも3バック系が基本です。

大分は四方田修平監督の下で3-4-2-1を使い、後方の三竿、宮川、ペレイラから中盤やWBへつないで前進します。

藤枝は槙野智章監督が、ボール保持、背後攻略、前からのプレス、即時奪回、攻守切替を明確に打ち出しています。

そこで注目したいのが、大分の攻撃CBPです。

大分 攻撃CBP上位CBP
三竿雄斗11.47
宇津元伸弥10.52
林田滉也8.91
宮川歩己8.35
ペレイラ7.00

大分ではDFの三竿が攻撃CBP首位です。つまり、後方からの前進で三竿の役割が大きい。

藤枝が前から圧力を掛けるなら、三竿や林田の受けどころを消し、大分の前進を外側や長いボールへ誘導できるかが一つのポイントになります。

ただし、大分は直近5試合で保持率が44.68%まで下がりながら攻撃指標が改善しています。必ずしも短いパスで真正面から藤枝のプレスを外し続ける必要はありません。

僕が開始15分で見たいのは、藤枝が三竿にどれだけ自由を与えるか、そして大分がプレスを受けたときにWBの宇津元・小田へ早く逃がせるかです。

藤枝はボールを持てば有利、とは限らない

シーズン平均の保持率は、大分47.64%、藤枝47.54%でほぼ同じです。

ただし直近5では、大分44.68%、藤枝50.38%。藤枝の方がボールを持つ時間が増えています。

一方で、藤枝の直近5AGIは47.20でシーズン平均48.14を下回っています。つまり、保持率が上がったからといって、攻撃の質まで上がったわけではありません。

八戸戦では61%保持、12本シュート、xG1.22でも0-0でした。ボールを持ちながら相手を押し込んでも、最後を崩し切れない試合があります。

大分にとっては、ボール保持率で負けること自体が問題ではありません。むしろ、自陣で耐えてセットプレーだけを与えず、奪った後に宇津元や前線へ進めるなら、大分の今のスタイルには合います。

この試合は「藤枝が持っているから藤枝優勢」と単純には見ない方がいいと思います。

攻撃CBPの集中度は両チームとも極端ではない

攻撃CBPの上位集中度も確認しています。

指標大分藤枝
上位1人依存度12.9%12.7%
上位3人集中度34.8%32.7%

藤枝の上位は菊井悠介10.36、長尾優斗9.35、上畑佑平士6.90。大分と同じく、1人だけに極端に依存しているわけではありません。

大分は三竿、宇津元、林田と、後方・サイド・中盤に機能が分散。藤枝も菊井、長尾、上畑へ分散しています。

そのため、「この1人を止めれば全部止まる」という試合ではなさそうです。

ただし大分は三竿がDFながら攻撃CBP首位なので、ビルドアップ開始地点を狙われたときの影響は藤枝より少し大きいと考えています。

予想スタメンは両チーム3-4-2-1

9月24日時点で確認した予想スタメンです。

大分ポジション藤枝
ムン・キョンゴンGK吉田舜
三竿雄斗DF鈴木翔太
ペレイラDF松田佳大
宮川歩己DF森侑里
宇津元伸弥WB/MF近藤優成
西村恭史MF島野怜
林田滉也MF上畑佑平士
小田逸稀WB/MF岡本拓也
木本真翔前線菊井悠介
マテウス・レイリア前線川本梨誉
有馬幸太郎前線真鍋隼虎

確認元:Fomelabo。追加確認ではFotMobでも同じ11人の予想を確認。

大分は直近リーグ戦の札幌戦と11人全員一致予想。その前の大宮戦から札幌戦も10/11が共通で、GK、3CB、中盤、WBの骨格がかなり安定しています。

大分の予想スタメン確認度はAとしています。

藤枝も、直近リーグ戦の大宮戦と今回予想は11/11一致です。ただし、真正の直近公式戦は9月23日の天皇杯京都戦。その試合ではリーグ前節から6人を入れ替えました。

今回予想XIと京都戦XIの共通は吉田、鈴木、森、上畑、菊井の5人。5/11一致、6人変更予想です。

ただし、これは藤枝のチームが不安定というより、カップ戦で明確にローテーションを行ったと見るべきです。FomelaboとFotMobはともに、リーグ主力型へ戻す予想で一致しています。

それでも正式スタメン前なので、藤枝は大分より不確実性を高く残しました。

藤枝の中2日、実際には「全員疲労」ではない

日程差も大きなポイントです。

大分は9月19日の札幌戦から9月26日まで7日。通常の週1日程です。

藤枝は、
9月19日 大宮戦
9月23日 天皇杯京都戦
9月26日 大分戦

という8日間3試合です。京都戦から大分戦は中2日で、京都から大分への移動もあります。

ただし、天皇杯で6人を入れ替えています。ここは重要です。僕は「藤枝は中2日だから全員疲れている」とは見ていません。

今回予想XIの直近7日のおおよその出場時間はこうです。

藤枝予想選手9/19大宮9/23京都直近7日概算
吉田舜90分90分180分
鈴木翔太90分90分180分
松田佳大90分0分90分
森侑里90分90分180分
近藤優成69分22分91分
島野怜90分0分90分
上畑佑平士45分45分90分
岡本拓也90分0分90分
菊井悠介約90分45分約135分
川本梨誉86分45分131分
真鍋隼虎61分22分83分

出場時間は公式の交代時刻からの概算で、アディショナルタイムは簡略化しています。

前線やWB、中盤の一部はしっかり休ませています。だから藤枝の前向きプレスや攻守切替が完全に落ちるとは考えていません。

一方で、吉田、鈴木、森は180分。GK+後方の一部に負荷が集中しています。

終盤のクロス対応、広いスペースのカバー、セットプレー守備でこの負荷が出るのか。それとも問題なく乗り切るのか。ここは試合後にも検証したいポイントです。

欠場・新加入・選手層も確認しておきたい

大分では、マテウス・レイリアが9月15日に水戸から完全移籍で加入し、9月19日の札幌戦で先発67分。今回も先発予想です。

前線には有馬、木本、宇津元に加えて、木許太賀、有働夢叶、古川大悟、相澤デイビッドなどの選択肢があります。

藤枝は行友祐翔が左第5中足骨骨折で約3か月見込み、三木仁太が右大腿二頭筋損傷で約8週見込み。中村優斗、杉田真彦も事前に欠場情報があり、最新復帰可否は完全には確認できていません。

一方で9月9日に島野怜が柏から育成型期限付き移籍で加入。9月19日の大宮戦で90分出場しており、今回も先発予想です。

ベンチ候補には金本毅騎、松木駿之介、長尾優斗、中川創、梶川諒太、北原槙、青木俊輔などがいて、天皇杯で実際に出場時間を得ています。

藤枝は先発の不確実性はありますが、代役候補が直近の公式戦で実戦時間を持っている点はプラスです。

GKは大分ムン、藤枝吉田の継続予想

大分はムン・キョンゴン、藤枝は吉田舜が予想GKです。

大分はチーム全体でxGA1.163に対して実失点0.71と、かなり失点を抑えています。ただし、これはGKだけの数字ではありません。守備ブロック、シュート位置、DFのブロックなど複合要因なので、「ムンだけで0.45点止めている」とは見ません。

藤枝の吉田は9月19日、23日とも90分出場。今回も継続予想です。

セーブ率、Goals Prevented、High Claimsなどの高度GK指標は同一定義で揃えられていないため、そこは記事上でも無理に数値化しません。

ただ、このカードはセットプレー比重が高く、雨予報もあるため、クロスやハイボールへのGK処理は普段以上に重要になりそうです。

3つの試合世界線で考える

この試合は、先制順でかなり見え方が変わります。

世界線起こりやすい構造注意点
0-0継続大分が守備ブロックで耐え、藤枝が保持藤枝のセットプレーで均衡が壊れる可能性
大分先制大分が低く構え、藤枝が押し込む藤枝のCK/FK、終盤の圧力
藤枝先制大分が前掛かり、藤枝がプレス・カウンター大分の同点復帰、藤枝の終盤管理

0-0が長く続く展開は、大分にとって悪くありません。実際、大宮戦では20本のシュートを受けながら0-0で終えています。

一方、藤枝は八戸戦で61%保持、12本シュート、xG1.22でも0-0でした。押し込んでも最後をこじ開けられない試合があります。

大分が先制した場合も、安心はできません。札幌戦では先制後、90+5分に追いつかれました。

藤枝も大宮戦で先制しながら90+5分に同点被弾しています。

どちらかが1点を取ればそのまま終わる、というより、終盤まで1点差が不安定なゲームになる可能性があります。

引き分け33%を高く残した理由

僕の予想では0が33%で2番手です。

大分は7試合4分で、引き分け率57.1%。直近3試合はすべて引き分けです。

さらに、
大分の平均得点0.86
平均失点0.71
両チームのxGは約1.07
市場のOver/UnderはUnder 2.5優勢

という材料が揃っています。

だから僕は引き分け構造を「強」と見ました。

ただし、引き分けを本命にはしていません。

理由は、藤枝のセットプレーです。流れの中で0-0が続いても、CKやFK1本で崩れる構造がある。この均衡破壊経路がある以上、0を35%以上まで押し上げるのは避けました。

市場は三つ巴、totoは藤枝人気

9月24日時点の代替市場スナップショットでは、1X2オッズは以下でした。

結果市場オッズ正規化市場確率
大分勝ち2.6835.05%
引き分け3.0530.80%
藤枝勝ち2.7534.16%

市場確率は、各オッズの逆数を取り、1・0・2の合計が100%になるよう調整した比較用確率です。主参照市場で安定取得できなかったため、これは代替市場スナップショットです。

市場は大分35.05%、藤枝34.16%でほぼ互角。引き分けも30.80%あります。

これは僕の35-33-32という予想とかなり近いです。

一方、スポーツくじ公式のtoto投票率は9月24日17:18時点で、

結果僕の予想市場確率toto投票率
1 大分35.00%35.05%28.59%
0 引分33.00%30.80%28.33%
2 藤枝32.00%34.16%43.08%

「僕の予想確率-toto投票率」で見ると、

結果差
1+6.41パーセントポイント
0+4.67パーセントポイント
2-11.08パーセントポイント

「僕の予想確率-市場確率」では、

結果差
1-0.05パーセントポイント
0+2.20パーセントポイント
2-2.16パーセントポイント

市場とはかなり近い一方、toto一般人気は藤枝へ大きく寄っています。

toto投票率は9月22日8:25時点で1=27.48%、0=26.98%、2=45.54%。9月23日20:50では1=27.59%、0=27.53%、2=44.88%。9月24日17:18では1=28.59%、0=28.33%、2=43.08%でした。

つまり販売開始後、藤枝の2は45.54%→43.08%と2.46パーセントポイント低下。逆に1は+1.11、0は+1.35パーセントポイント上昇しています。

藤枝人気はまだ高いですが、少しずつ緩和しています。

僕は市場やtotoだけで予想を決めてはいません。ただ、内部分析で「三つ巴」と見た試合を、市場もほぼ同じように評価している点は確認材料になります。

Over/Underも低得点寄り

代替市場ではOver/Under 2.5が、

市場オッズ
Over 2.5約2.35
Under 2.5約1.57

Under優勢でした。

これは、大分の直近3試合がすべて2得点以下、大分の実失点0.71、両チームxGが約1.07という内部データと整合しています。

もちろんUnder 2.5だから引き分けになるわけではありません。1-0や0-1もUnderです。

それでも、「この試合は大量得点より、1点の重みが大きい」という見立てには外部評価からも支持があります。

この予想が外れるなら

本命は大分ですが、35%しかありません。外れるシナリオはかなり具体的に見えています。

一番怖いのは、大分が流れの中では藤枝を抑えているのに、セットプレー1本で先制される展開です。

藤枝が先制すると、大分は今までより高い位置を取らざるを得ません。すると藤枝の前向きプレスやカウンターが使いやすくなります。

もう一つは、大分の低失点が平均回帰するケースです。xGA1.163に対して実失点0.71なので、今までのように「打たれても入らない」が続かない可能性はあります。

逆に藤枝は、xG約1.07に対して実得点約1.4。こちらも高い決定率が続くとは限りません。

つまりこのカードは、大分の失点抑制と藤枝の決定効率のどちらが先に平均へ戻るかでも大きく変わります。

さらに藤枝の正式スタメンも重要です。FomelaboとFotMobはリーグ主力型への復帰で一致していますが、真正直近の天皇杯からは6人変更予想。中2日でどこまで戻すかは正式発表まで確定しません。

雨予報も無視できない

9月24日23時台に確認した9月26日の大分市予報では、最高約25℃、最低約21℃。にわか雨や雷雨、時間帯によって強い降雨の可能性がありました。

当日の雨量や公式ピッチ状態はまだ確定していません。

雨が強ければ、
パススピード
トラップ
クロス
ハイボール処理
セットプレーのこぼれ球
走行負荷

に影響する可能性があります。

藤枝は中2日なので、もしピッチが重くなれば前向きプレスやWB上下動への負荷が増えるかもしれません。

一方で濡れたボールはクロスやGK処理の難度も上げるため、藤枝のセットプレーという最大ミスマッチをむしろ強める可能性もあります。

天候はどちらか一方への明確な追い風とは決めず、不確実性として残しました。

僕が一番見たいところ

僕が一番見たいのは、藤枝が最初の20分で大分の三竿をどの位置から捕まえに行くかです。

藤枝が前から強く出て、三竿や林田を背中向きで受けさせ、大分のWBへの展開を止められるなら、藤枝の時間が増えると思います。

逆に大分が藤枝の最初のプレスを外し、宇津元や小田へ前向きにボールを渡せれば、藤枝の3バック脇やWBの背後へ進める可能性があります。

そして、その次に見るのがセットプレーです。

試合後に答え合わせしたい仮説は明確です。

「流れの中では大差が出ず、勝敗を決めるならセットプレーか終盤の1プレーになる」

これが今回の僕の中心仮説です。

最終予想

最後にもう一度まとめます。

項目予想
本命1 大分勝ち
135%
033%
232%
順位1 > 0 > 2
信頼度D

最大の本命根拠は、大分の低失点・直近内容改善・メンバー安定・7日休養です。

最大の反証は、藤枝のセットプレー6/11得点と、大分のセットプレー3/5失点が真正面から噛み合っていることです。

最も重要な観戦ポイントは、藤枝のセットプレーが本当に大分の弱点として再現するか、そして大分が藤枝のプレスを三竿・林田・WB経由で外せるか。

本命は大分ですが、35-33-32。固定感のある予想ではなく、最後まで1・0・2のどれも十分に残る一戦です。

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