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【第1670回toto】清水対東京Vを予想|昨季2度の1-0勝利と見逃せない逆転材料

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2026年11月7日(土)13時、清水エスパルスはIAIスタジアム日本平で東京ヴェルディを迎える。明治安田J1リーグ2026/27シーズン第14節、第1670回totoの対象カードだ。日時、会場、ホーム・アウェーの関係は清水の公式試合案内と東京Vの公式日程で確認できる。

この対戦で僕が最も注目しているのは、**「清水は昨季のように東京Vとの接戦をものにできるのか」**という点だ。

2025年J1リーグで両者は2度対戦し、清水がどちらも1-0で勝った。年間の総得点も清水が41点、東京Vが23点。ここまでは清水に追い風がある。しかし、同じ2025年の年間失点は清水51点、東京V41点。さらに2026年のJ1百年構想リーグでは、東京Vが清水より多く勝利している。過去の数字は、すべてが同じ方向を向いているわけではない。

僕の最終予想は本命「1=清水勝利」、対抗「0=引き分け」、第3候補「2=東京V勝利」。ただし本命と対抗の差は大きくない。なぜそう考えるのかを、確認できた数字の対象期間とともに整理したい。

この記事は2026年11月5日23時11分(日本時間)までの情報を基準にした試合前展望です。本文の過去大会の記録は2026/27シーズン第13節終了時の戦績を表すものではありません。

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2025年J1の41得点対23得点――清水の攻撃実績は明確、ただし守備は別の話

まずは、両クラブが同じ2025年J1リーグの全38試合で残した成績を比較したい。

2025年J1リーグ清水東京V
順位14位17位
勝敗11勝11分16敗11勝10分17敗
総得点4123
総失点5141
得失点差-10-18

出典:Jリーグ Digital Data Book・清水のチーム成績/東京Vのチーム成績。同じ大会・同じ38試合の公式記録であり、比較条件はそろっている。

最も大きい差は得点数だ。清水が東京Vを18得点上回った。同じ勝利数が11でありながら、得点総数にここまで開きがあった点は興味深い。清水には相手ゴールへ迫る力を示す実績があった一方、得点の多さが勝利数の増加に直結したわけではなかったとも読める。

逆に、清水は失点が東京Vより10多かった。つまり「清水のほうが昨季の得点は多かった」ことは確認できても、「清水のほうが攻守ともに安定していた」とまでは言えない。東京Vにとっては、相手の守備の隙を突けるかが勝負を変える可能性を残している。

僕はここに、このカードの基本的な構図があると考える。清水が相手を押し込めたとしても、ボールを失った直後の守備や一度の失点が重くなる展開なら、その攻撃面の優位だけでは勝ち切れない。もちろん、これは過去の年間成績から考えた試合の見方であって、11月7日の現在の戦術やコンディションを数字が直接証明しているわけではない。

東京Vに2試合連続1-0勝利――清水が持つ、今回の会場にも通じる材料

同じ2025年J1リーグの直接対決は、清水を本命に置く最大の理由だ。

試合日会場・ホームチーム結果
2025年2月16日国立競技場・東京Vホーム東京V 0-1 清水
2025年10月25日IAIスタジアム日本平・清水ホーム清水 1-0 東京V

出典:J.LEAGUE Data Site・2025年試合結果、清水公式・今回の対戦案内。この2試合は2025年のJ1における記録だ。

東京Vホームでも清水ホームでも、スコアは同じ1-0。特に2025年10月25日の試合は、今回と同じ日本平での対戦だった。今回も清水がホームで戦うという事実は、僕が清水をわずかに上位に置く根拠の一つになる。ただし、昨季同会場で勝ったことだけで、今季のホーム勝率が高いと断定するつもりはない。

むしろ僕が意識したいのは、いずれも1点差だったことだ。清水が2勝した事実と、「差が開いた試合ではなかった」という事実は両立する。先制しても相手に追いつかれる可能性は残るし、無得点のまま時間が進めば引き分けも浮上する。だからこそ、僕の予想では「1」と「0」が接近している。

長い歴史で見れば、話は少し変わる。清水公式が2026年8月7日時点として掲載するJ1通算対戦成績は、清水から見て16勝1分19敗、41得点61失点。歴代のJ1対戦全体では、むしろ東京V側の勝利数が多い。昨季の2勝だけを取り出して「清水は東京Vを常に得意としている」と言い切るのは適切ではない。

また、公式に掲載された2023年の対戦には、J2で清水が2-1、1-0と勝った試合のほか、J1昇格プレーオフ決勝の1-1もある。これらは2025年J1とは大会が異なるので、今年のJ1における引き分け傾向などに無造作に足し合わせない。直接対決は参考になるが、当時の選手や大会条件を越えて未来の結果まで保証する数字ではない。

2026年の別大会は東京Vが10勝、清水が8勝――清水一辺倒にはできない

ここまで清水寄りの材料を挙げたが、2026年J1百年構想リーグの記録を見ると、見方は変わる。

2026年J1百年構想リーグ清水東京V
順位14位10位
勝敗8勝1分11敗10勝1分9敗
総得点2022
総失点2530
得失点差-5-8

出典:Digital Data Book・清水/Digital Data Book・東京V。いずれも全20試合の別大会の実績で、2026/27の通常J1リーグの勝点・順位には合算できない。

この大会では東京Vの勝利数が2多く、得点も2多かった。一方、失点数では清水が5少ない。2025年J1の「清水が得点を多く記録した」という構図が、そのまま翌年の別大会でも続いたわけではない。

僕が東京V勝利の「2」を候補から外さないのは、この反対材料があるからだ。前年の直接対決だけなら清水を強く推したくなるが、異なる時期・異なる大会の成績を重ねると、両クラブの序列は必ずしも一定ではない。東京Vが攻撃の局面をつくり、清水の守備を動かす展開になれば、昨季とは別の結末も考えられる。

ただし、百年構想リーグと今回の2026/27 J1では大会方式も時期も違う。東京Vの10勝をそのまま「直近の東京Vが2勝分強い」という意味には変換できない。過去の実績が互いに逆方向を示していること自体が、強い断定を避ける理由になる。

得点を担った選手の数字から考える、両チームの攻め方の手掛かり

得点数の内訳として、過去大会のクラブ内最多得点選手にも触れたい。

Digital Data Bookの2025年J1記録では、清水の北川航也が37試合10得点、東京Vの染野唯月が37試合5得点。2026年百年構想リーグでは、清水のオ セフンが19試合7得点、東京Vは染野が18試合4得点、吉田泰授が11試合4得点と掲載されている。数字はそれぞれ別大会・別時点の所属クラブ内得点実績であり、今回の先発選手や現在の得点ペースではない。清水の得点記録/東京Vの得点記録。

2025年の清水では北川が10得点を挙げていたことが、41得点というチーム総得点を読み解く手掛かりになる。一方、東京Vはその年のチーム総得点23という制約の中で染野が5点を記録した。2026年の別大会では、東京Vの最多得点欄に染野と吉田が並ぶ。単独の選手だけで決まる話ではなく、得点を生み出す役割がどのように分散するかも注目したい。

ただ、出場可能性については慎重でありたい。東京Vの2026年5月4日付公式発表では、山見大登に左膝前十字靭帯損傷・全治約8か月、吉田泰授に左膝複合靭帯損傷と半月板損傷・全治約1年という、当時の診断と見込みが示された。これは負傷発表時点の情報であり、11月7日の欠場確定や復帰状態を表すものではない。過去の得点記録と負傷発表を組み合わせて、その日の先発や攻撃力を決めつけることはできない。

実際のメンバーが発表された際には、どの選手が得点機会の最後に関わる配置になっているかを見たい。僕にとっては、過去のゴール数そのものより、今回の布陣でその役割を誰が担うのかが重要だ。

開幕戦のシュートとxGは何を示すか――数字はあるが、11月の勢いではない

専門的なデータも確認できている。ただし、ここでは2026/27 J1の開幕1試合だけという制限がとても大きい。

2026/27 J1開幕戦の記録清水(8月8日・名古屋戦、アウェー)東京V(8月9日・川崎F戦、ホーム)
試合結果1-0勝利1-1引き分け
シュート14本15本
枠内シュート6本4本
Football LABのxG(ゴール期待値)1.5202.064
Football LABの被xG1.0371.501

シュート・枠内シュートはFootyStatsの清水/東京Vの各チームページで直接確認できた開幕1試合分。xG・被xGはFootball LABの清水/東京Vの2026年8月10日更新の開幕時記録を用いた。xGはシュート機会がどの程度得点につながりやすいかを表すモデル上の指標で、実際の得点数や次戦の予測スコアではない。両サイトの指標を計算で混ぜてはいない。

清水は14本中6本を枠内に飛ばし、1-0で勝った。一方の東京Vは15本中4本が枠内、1-1という結果だった。Football LABのモデルでは、東京Vの開幕戦xGは清水の開幕戦より大きい。得点数だけでは試合内容のすべてを説明できないことを感じさせる数字だ。

もっとも、相手が名古屋と川崎Fで異なり、ホーム/アウェーも逆。しかも8月の各1試合である。これを根拠に「11月は東京Vのほうが好機を多くつくれる」と断言することはできない。FootyStatsの一部xG表示には総合値と会場別値が整合しない箇所もあったため、そこに掲載されたxGは使っていない。

僕が今回の予想でこの開幕データを使うのは、攻撃を見る視点を得るためにとどめる。実際の試合では、シュートの本数だけでなく、どこから打てているか、相手にどのような形で打たせているかを重視したい。

勝負の分かれ目は「先制点のあと」と「奪われた直後」

数字を試合展開につなげると、僕が注目したい場面は二つある。

まず、清水が先制したあとに、相手をどこまで押し返せるか。2025年の直接対決2試合はともに清水が1-0で勝った。先制点を奪った場合、リードを守るために自陣で耐えるだけになるのか、それとも追加点を狙う局面をつくれるのか。ここには清水の過去の攻撃力と守備面の課題が同時に表れそうだ、と僕は考えている。

次に、東京Vが清水の攻撃を止めた直後、どこにボールを運べるか。2025年は清水のほうが得点を多く、失点も多かった。2026年百年構想リーグでは東京Vが勝利数と総得点で上回った。これだけで具体的なプレスの高さやカウンターの回数を決めることはできないが、東京Vにも攻撃を成立させる余地を残す数字だ。相手陣内に運べずに跳ね返されるのか、それとも清水の守備の背後や空いた場所へ進めるのかで、試合の印象は変わるだろう。

逆に、スコアレスの時間が長くなった場合、清水の昨季2勝という材料はあっても、得点が生まれるとは限らない。清水のホーム勝利だけでなく、引き分けを重く見るのは、この接戦の可能性を無視したくないからだ。

過去の好相性だけで清水を固定できない理由

ここで注意しておきたいのが、今回の2026/27シーズンにおける第13節終了時点の最新順位、ホーム/アウェー別の通算成績、直近の得失点の流れだ。今回採用できた資料では、これらを同じ集計時点の本文から直接確かめられなかった。したがって僕は、11月時点の順位や連勝・連敗を確定した数字としてこの記事に載せない。

これは予想にとって小さな問題ではない。2025年に1-0で2勝したという事実よりも、試合直前のチーム状態が結果を大きく左右する可能性は十分ある。もし清水の得点機会が最近減っていたり、東京Vの守備や攻撃が新しい体制で改善していたりするなら、過去の実績を中心に置いた見方は修正が必要になる。ただし、その具体的な変化を直接検証できていない段階で、現在のチーム像として断言することも避けたい。

東京Vの負傷選手の復帰状況や、直近の監督・布陣の変化についても同様だ。5月の負傷情報や春の戦術的な取材記事は、11月7日のメンバーを確定する資料ではない。清水の1勝を本命に残しつつ、引き分けをかなり近い位置に置く背景には、この現在地の確認不足もある。

僕の最終予想:本命「1」、対抗「0」、第3候補「2」

順位toto記号予想
本命1清水のホーム勝利
対抗0引き分け
第3候補2東京Vのアウェー勝利

本命は「1=清水勝利」。 決め手は、2025年J1の直接対決で清水が2戦2勝、いずれも1-0だったこと。同年の年間総得点も清水41、東京V23と差があった。今回は、その1-0勝利を経験した日本平でのホームゲームでもある。過去の同条件から積み上げられる根拠としては、清水をわずかに上位に置きたい。

対抗は「0=引き分け」。 昨季の2勝がどちらも1点差だったことに加え、清水は2025年の年間失点が51で東京Vの41より多かった。2026年百年構想リーグの実績でも、一方的な清水優位を示すとは言えない。清水がチャンスを生かせない時間が続けば、勝ち点を分け合う試合は十分あり得る。僕はこの対抗を、本命から大きく離してはいない。

第3候補は「2=東京V勝利」。 2026年百年構想リーグの10勝対8勝は東京V側に傾く明確な過去実績だ。清水が攻撃の主導権を握ったとしても守備に隙が生まれ、東京Vがそれを突く展開なら、昨季とは違う結果になり得る。これを最下位候補に置くのは、敗戦を無視できるからではなく、確認済みの2025年J1直接対決と今回のホーム開催をより重視したからだ。

この順位は勝率を計算したモデルの出力ではない。過去に確認できた材料を比較し、その限界も含めて決めた定性的な予想だ。

日本平で僕が確かめたいのは、接戦を動かす一つ目のゴール

試合を観るとき、僕はまず先制点を奪うまでのチャンスの質、そして先制した側が、その後も相手ゴールに迫れるかを見たい。清水が昨季の1-0という形に持ち込むのか。東京Vがその構図を崩すのか。数字の上で清水の攻撃実績が上だった2025年と、東京Vが勝利数で上回った2026年の別大会。その異なる表情のどちらが、今回の90分に近いのかが楽しみだ。

僕の答えは「1 > 0 > 2」。ただし「0」はかなり意識したい。 清水のホームでの再現を本命としながらも、一度の得点や失点が予想全体をひっくり返し得るカードだと考えている。

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